明日、内覧会を予定している「茶の間のある家_リフォーム」の現場は、もうクリーニング屋さんもはいって、一部の塗装やシーリング、畳などを残すのみですが、このブログは、少し前現場の様子、壁と天井の仕上げの様子です。
最近は、この仕上げが多いのですが、壁と天井ともに、ドイツ漆喰の薄塗り、塗装屋さんがローラーで濡れる漆喰の仕上げです。
プラネットジャパンという会社のフェザーフィールというものを使っています。
特に小さな住宅では、壁と天井が同じ仕上げでつなっげていくのは、境目がわかりにくく、見た目には広がって見えます効果があります。
この住宅もいわゆる狭小住宅という部類です。
建築面積11坪、1階、2階の床面積を合わせても20坪弱。小さなお子さん二人と住まう4人家族の住宅です。
リフォームですから、空間ボリュームを広げるわけにはいきません。でも、視覚的には広がって見える仕掛けをいろいろとしています。この仕上げの考えもその一つです。
上の写真は、1回目を塗ったところです。
下の写真は、塗ったばかりのところで、まだ乾く前の状態。
塗ったばかりだと、結構ムラがあるように見えますが、乾いてくると1回塗りでも、白くマットな感じの漆喰感が出てきます。
塗装屋さんの仕事になるような薄塗りなのですが、 下地に紙クロスを貼った上に塗るので、割れなども抑えられるようになっています。
薄塗りとはいえ、紙貼りの上に塗った漆喰ですから、抗菌性や調湿性などが期待できます。
フェザーフィールは、色粉を入れることで、何種類か色壁も作ることができます。
ここのお宅では、少しだけ壁の色を変えて、ちょっと楽しいところも作っています。
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17 ドイツ漆喰仕上げ
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