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 そろそろ解体工事です。

アジアンテイストリフォームの現場がそろそろ始まります。
クライアントは現在フィリピンにお住いですので、先日帰国いただいて、工事契約をしていただきました。
昨年暮れに工事見積を提出していただき、その金額と内容調整をした上での工事契約です。
工務店さん、キッチン屋さんとの工事契約のための帰国ではありますが、帰国されたタイミングで、材料を見にいったり、打合せもしています。
テレビ台のカウンターを選ぶために新木場の大蔵木材さんへいってきました。

前もって伝えてたったイメージに近いと思われる材をたくさんの在庫の中から出しておいていただきました。
これ、出すだけでも大変作業ですよね。
右がナラ材で左がカリン。
天然乾燥された素晴らしい材です。仕上がっていないので、木目の美しさを見ることはできませんが、長さ3m、幅60センチほどの板材の迫力は感動的なものです。これだけの大きな一枚板、なんと贅沢なことでしょう。
左のカリンといわれていた木は、もしかしたらローズウッドではないかという話が後から伝わってきました。こんなローズウッド、あるところにはあるものなんですね。

こちらは、アフリカンチーク(アフロモシア)
幅はもっと広かったでしょうか。
さらに、米松やタモ材なども見せたいただきました。

新木場には、民具屋さん、古民家再生を考えている方向けの材料屋さんもあり、大蔵さんに案内していただき、帰りに寄ってきました。
今回は使いませんが、使い方によっては、楽しくなつかしい表情の作れる材料が揃っていました。
 
工事契約の後、すこし打合せ。
タイルなど、まだすこし決め残っているところがあるので、工務店さんの会議室をお借りしました。
工事契約の見積上には載せていないのですが、洗面所やトイレの水周りに、タイルのアクセントを加えようということになり、人工大理石のカウンター材との色合わせなどで、方向性の確認です。次回帰国された時には、揃えたサンプルを見ていただき、決めていく予定です。