06
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 外壁の左官下地がそろそろ完了します。


現場の工事の進み具合は、天候に左右されるものなので、現場の監督さんは、工程を守って建主さんに予定どおりに引渡すために、よく天気を気にしています。
ちょうど外壁の左官工事が始まったところで、梅雨に入ってしまった「季節を見おろす家」の現場では、引渡の予定を守るために、天気をとても心配していたのですが、とてもありがたいことに、今年の梅雨は、今のところ、あまり雨が多くないみたいです。
おかげで、この一週間でだいたい左官の下地造りは終わってきました。
空梅雨とはいえ、さすがに梅雨ですね。
冬の間はくっきり見えていた富士ですが、かなりかすんでしまっています。

キッチンには、建主が悩み抜いた面材で造ったオーダーキッチンも取り付いていました。ゆっくりだったこの現場も着実に進んでいます。
ちょっと困ったことに、キッチンの一部で、こちらからの指示どおりにできていない部分や、まだ未調整なのか、きれいにまとまっていない部分が見受けられました。
そのあたりの修正点もちゃんと修正をお願いしていかなければなりません。

05
23
 造作家具、面材、石、諸々施主打合でした。


ようやくですが、外壁工事で左官屋さんが入ってきました。
外壁の構造用合板の上に、防水透湿シートを貼り、通気層を作るための縦胴縁、それに直交するようにザラ板を取付けるまでが大工さんの仕事。
そこから、真っ黒な防水紙としてのアスファルトフェルトをはり、モルタルを固定させるためのラスシートを留め付けて、モルタルによる吹付けの下地づくりまでが左官屋さんの仕事(時には吹付け塗装までする左官屋さんもいますが)。
現場は、今、ラスシート取付の最中です。

内部では大工さんが奮闘中ですが、現場打合は造作家具の打合。夕方から建主さんも参加して、仕上げ材のサンプルによる確認、追加見積などの打合。
もう、盛りだくさんの一日でした。

05
9
 久しぶりの好天の現場確認

久しぶりの現場打合にいってきました。

甲府の現場へは、電車で向かう時と車の場合とあるのですが、今回は車。中央高速を勝沼でおり、20号線を甲府へ向かいます。
ここのところ何回かは、天候のすぐれない日が続いていたのですが、今回は好天に恵まれ、20号線で向かうと南アルプスの山並み、現場からは富士山がくっきりと望めました。
桜の頃、雪がかなり減ってきていたのですが、またしっかりと積もったようです。

現場は、今のところスローペースなので、とくに慌ただしく打ち合せる事項もなかったのですが、これからの仕上げ工事にむけて、工程を崩さず進めるための解決事項、多々ある変更点などの確認が主な項目でした。

外部工事は、遅れ気味ですが、今週末からは外壁の左官工事がはじまります。それに先行して、バルコニーの防水工事です。
防水下となる床部分の通気の流れが、1階壁からその床部分、さらに2階の壁へと抜けることの確認もとれました。細かいようですが、こういう部分では、大工さんがうっかりしていて、外壁通気が止まってしまったりする部分です。
この現場では、大工さんが、若いのにしっかりした方なので、話もスムーズで助かります。


天井内や床下への空調配管、循環配管も配管済みで、そろそろ仕上げ工事です。

04
27
 照明の模型作ってみました。

この家のリビングは、勾配天井になっていて、低いところで2.8m、高いところでは4.4m程度とちょっと高めです。
その高い天井にどんな照明器具がふさわしいか、予算も考えながら、いくつかの案を提案しているのですが、なかなか難しいところです。
建主さんも照明器具には関心が高くて、積極的に参加してくださり、いろいろとショールームを廻っています。
何回ものキャッチボールのなかで、 これがいいのではという照明器具がみつかりました。ただ、ちょっとお値段のはる器具です。
ひとつでいいのか、二つ吊るすべきなのか、このヴォリュームの中でどう見えるか、建主さんにも理解していただきたいし、我々も確認したいということで、ざっくり模型を作ってみました。
現場で吊るしてみると、かなり喜んでいただけましたが、ひとつか、ふたつか。
とりあえず、日没のため再検討となりました。(照明なのに)

03
27
 建主さんとの仕上げ材の確認

今週は2度目の現場です。
今日は、予定どおり施主との現場打合。
設計段階でサンプルを見ていただてはいるものの、実際の現場では、感じ方も違ってくるものです。
光の様子や実際の広さを感じていただきながらの確認です。
ベースとなるフローリングは決まっているので、それにあわせて、クロス。
大きな面を作る家具の面材の方向性など、ざっくりとこれまでの復習です。
現場では、まだ急いでという段階ではありませんが、より良いものをと考えようとすると、できるだけ早くから、ゆっくりじっくりです。

03
25
 住宅性能証明の現場検査に立ち会ってきました


先日ご報告した相続税控除割増のための住宅性能証明取得の続きです。
25日、検査員の現場調査の立会に現場へ行ってきました。
現場が始まってからの申請というのははじめてで、図面審査の方と、こまごまと打合を重ね、不足書類の指摘にあわてて用意して、などなど、現場の検査受け入れ態勢もどうにか整ったということで、なんとか現場調査へ漕ぎ着けました。
断熱材の状態や、外壁と屋根通気の確認、ガラス、サッシ性能の確認など、調査員の方はひとつひとつ丁寧にチェックされていかれましたが、どうにか合格です。
検査確認をするために、現場は少し止まっていましたが、これで再開できます。
あまり、検査と関係ないところなので、、、鉄骨階段はついていましたよ。

 

03
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 ちょっと現場止まってます。


最近、うちの事務所では、かなり省エネ性能を意識した住宅造りをしています。
もちろん予算に関わることですので、建主さんの予算配分への意向にもよることですが、断熱性、気密性を省エネ等級4レベルでお勧めしています。
この現場でも、耐震性や省エネレベルは、長期優良住宅で求められる性能に近づけてあります。
そうであれば、ということで、建主さんから、相続税控除の対象住宅になるようにしてもらえないかとの提案がありました。長期優良住宅など税制に有利な話は聞いていても、どうもこの辺りの話に疎いのがいけません。
相続税控除対象となるのは、耐震等級2以上、または、省エネ等級4の住宅ということで、上棟も済んでしまった現場では無理ではないかと思っていたのですが、調べていくと、着工前の審査でなくても良かったり、思ったよりも、審査時間のかからない審査機関も見つかったり、なんとかうまく進みそうだったので、現在申請、審査中になっています。
ただし、断熱材が入った状態での現場検査が必要ということで、ちょうど断熱材のウレタンフォーム吹付けが終わっていた現場では、これ以上すすめられず、ちょっと現場がとまっています。

02
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 煙突まわりがきれいに板金でおさめられました。

 

前回はまだ煙突廻りの屋根板金処理が仮のままでしたが、すっきりときれいに納まっています。
この現場では、ガルバリウム鋼板立て平葺きという屋根板金工事で、
ギルドデザインでは、ガルバリウム鋼板の耐久性が高いこと、軽いということ(地震に安心)、
コストも押えられることなお度から、よくつかいます。
最近は工事の手間を省くために、軒先や棟などの立上がりの端っこ部分に、キャップを付けて納めるのをよくみかけますが、
ちょっとぼてっとした感じになるので、この現場のように、
立上がりの端っこ部分は折り曲げて、地面から見ても軒先がすっきりとするようにしています。

外壁も進んでいます。
一部のサッシがまだ納品されていませんので、その廻りは手つかずですが、
ほぼ、通気層上のザラ板張りまで進んでいます。
上は、2階になる道路側から。下は2段擁壁下の通路側からです、

02
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 外壁工事では通気層の確認をしてきました

ここのところ雪騒ぎやらで、天候が良くなかった甲府現場ですが、今日は快晴!屋根工事の確認に登ってみると、いい富士です。

変更などのために現場納品が遅れているサッシもあり、一気に外壁工事は進んでいませんが、構造用合板の上に透湿防水シート、通気胴縁、左官下地となるザラ板の様子を確認することができました。

一部通気胴縁では、サッシ下などで、通気の流れが止まってしまう部分が見られたので、その部分お是正などを指摘してきました。
外壁の通気層は、外壁材が受けた熱を逃がすだけでなく、構造部材の乾燥を促し、耐久性を高める効果てくれるので、しっかりと造っておきたい部分です。
基礎の立上がり付近の空気取り入れ口には、虫や雨水の跳ね返りなどが入らないように、通気用の部材を取付けています。

また、この現場では、サッシを構造用合板に止めるのではなく、通気胴縁に止めているので、サッシ回りの透湿防水シートの巻き込みと防水テープの付方も確認してきました。サッシ回りは雨漏りのおきやすいところです。現場では気を配ってくれていたようです。

02
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 薪ストーブの煙突がつきました


今週月曜日に、薪ストーブの会社が煙突の取付け工事に入ったことで、
先週まで屋根防水であるアスファルトルーフィングで止まっていた屋根工事が、
板金屋さんが入り、ガルバリウム鋼板の屋根葺き工事がすすんでいます。
軒先やケラバの捨て水切りを廻しながら、屋根葺き材を順次止め始めたところです。
最近多い、安価で施工しやすいキャップ式の立て平葺きではないので、
軒先もかしめて、曲げ返し、シャープにまとめてもらいます。
煙突廻りもまだ仮にかぶせてあるだけですが、来週の現場が楽しみです。
この日は、関東に大雪の予報の出た日。
甲府市はみぞれまじりの雨でした。
滑りそうな屋根板金の上ですが、この勾配くらいなら大丈夫と板金屋さん。
雪こそふってないけれど、寒い中大変です。
ありがとうございます。

02
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 床下、基礎の断熱

季節を見おろす家では、基礎の部分を断熱気密化して、床下環境を外部ではなく、室内側に取込もうとしています。
2階リビングにある薪ストーブの熱エネルギーはとても大きいので、2階のLDKだけでは、まだエネルギーがもったいないくらいです。
とくに、リビングの高い勾配天井には、どうしても暖気がたまってしまうので、その暖気を、送風機によって1階の床下に廻すことで、効率よく、住宅全体を暖めるのに使おうと計画しています。
そのためには屋根や壁に十分な断熱性能と気密性能を与えるころが大切ですが、床下に廻すためにも、基礎廻りの気密化断熱化が必要になります。
今回は現場でその確認をしてきました。
基礎のコンクリート部分へ、外気に接する部分にはウレタンフォーム A-1種を60mm、その他外周部で外気の影響を受ける部分に、20mmの厚みで吹付けてもらっています。中心部分は夏涼しく冬暖かい地熱を活用した断熱化で、冬期の薪ストーブの熱がコンクリートに蓄熱されることを期待しています。

下の写真は浴室廻りの基礎断熱です。
一般の木造住宅で、床下換気をしている場合、お風呂廻りの断熱工事がしっかりできていないことが多く、寒いお風呂になりがちですが、こういうところもしっかりと断熱することで、お風呂が冷える場所でなくなるような環境づくりをしています。

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 中間検査の立会

甲府市には木造2階建ての住宅にも、中間検査の義務づけがあるということで、昨日検査の立会にいってきました、同時に、瑕疵保険の構造金物取付時の検査立会もおこなってきました。確認審査機関からは、地盤調査のデータの提出を求められたので、検査完了証の受取時にお渡しすることで了解いただき、どちらも問題なく終了しました。
そのあと、現場での定例打合せ。
これまでは、現場確認のあと、工務店での打合せでしたが、ここのところ、現場での打合せです。確かに大工さんのいる現場での打合せが必要ですが、日が落ちる頃にはかなり冷え込んできて、こちらはなかなか大変でした。