03
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 引渡と竣工写真撮影+吹抜けハンモック

遅れたご報告となりましたが、「中庭を造る減築リフォーム」の住宅が完成し、お引渡となりました。

工期が、予定以上かかってしまった上に、一部、お引渡後の手直し工事なども残ってしまいましたが、まずは無事にお引渡しでき、ほっとしています。
お住い自体は、とても気に入っていただけたようで、うれしい限りです。
仕上の遅れていた、階段横の壁の厚い部分を利用したCD&文庫本棚も、完成しました。
クライアントのアイデアから生まれたグラデーションです。 とてもかわいくでき上がってるように思います。クライアント共につくってきた家づくりの良い思い出です。

 
お引渡しに前後して、竣工写真の撮影もさせていただきました。


中庭や玄関アプローチ廻りの一部の植栽工事が間に合わず、ちょっと残念な部分も残ってしまいましたが、概ね気持良い感じで撮影してもらえたと思います。

1階は、中庭をぐるりとリビングダイニングキッチンが取り囲む大きなワンルームです。
奥様のキッチンからは中庭の緑。中庭からはキッチンへ明るい陽射しが入ります。リフォーム前の暗く寒いキッチンとは大きく様変わりしました。
ダイニングとリビングの境には、カロリーの大きめな薪ストーブを用意しています。
お子さん3人と炎を楽しむ生活が目に浮かびます。
撮影途中、奥様とお子さん3人がおいでになりました。


2階は寝室フロアーで、真ん中の吹抜には、ハンモックが張られています。
ハンモックと物干パイプは、もくろみ通りの遊び場です。

吹抜けハンモックの下は、キッチンと宿題コーナーですが、子供たちはどんな風につかいこなすのでしょうか、我々の想像以上の使い方をしてくれればうれしいですね。

 
 
 
 

02
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 施主検査

「中庭を造る減築リフォーム」の現場が、施主検査を迎えました。
設計事務所としては、2日ほど前に、事務所検査をおこなっています。
その段階で、仕上がり具合の確認や訂正個所の指摘をしてあり、施主検査時点までに修正できるところは直しておいてもらっていますが、修正の間に合わない個所などは残っています。
そんな部分を含め、仕上がり具合や扉の開閉具合、機器類の可動状況を、簡単に使い勝手などをお話ししながら、施主による完了検査を進めました。

中庭にはアオダモも植えられました。奥様の念願だった明るいキッチンになりました。夏には、アオダモの葉が茂り、強う陽射しを遮ってくれることと思います。

中庭には、小さなベンチもつけました。
気持のよい風の中で、読書でもしてくださるでしょうか。

2階は大きなワンルームで、寝室エリアです。カーテンで簡単に部屋を仕切ります。
これでお引渡の状態です。
本来なら下地のプラスターボードのままです。
予算のこともあったのですが、男の子3人のお子さんが、壁に落書きをいっぱいしたら、クロスかペンキで仕上げましょうという話になっています。

2階の床のない吹抜部分には、ネットも張られました。「吹抜けハンモック」と呼んでいます。このハンモックの下は、ダイニングキッチンです。
ごろんとしているお子さんたちとキッチンのお母さんが、どんな風に話をするのか、どんな使い方になるのか、とても楽しみです。
吹抜ハンモックの廻りのスチールは、働いている奥様が、天気が悪そうな時にささっと干す物干しですが、もはや、鉄棒と呼ばれています。
施主が直にお願いした薪ストーブ工事もはじまりました。
前日に、薪ストーブ下の鉄板や裏の遮熱板の塗装が完了して、この日から、薪ストーブ屋さんの乗込みです。

 
 

検査の後は、工務店さんと残工事や指摘事項の確認をしました。
今回の工事では、残念ながら、お引渡しまでに間に合わない工事が残ってしまいました。施主にも了解をいただき、お引渡後しばらくしてからの工事を予定しています。
 

02
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 内装下地工事のようで実は仕上げです。

先週の山梨の現場確認は、また寒さの厳しいなか。前日には雪が降って、途中の山越えでは、すばらしい雪景色でした。

現場は、内装工事が今月後半のお引渡しに向けて進んでいます。
大工さんが、1階の床フローリングを終わらせて、間仕切りや造作家具との取合い部分の下地組に追われていました。
現場での追加変更でお願いしたリビングのニッチも下地が終わり、既存窓下にベンチ収納も取り付いています。


リビングと中庭の間に出てくる3本の既存鉄骨柱は、茶系のグラデーションで変化を付けました。
クライアントからのグラデーション提案で、とてもかわいらしい色合いになっています。
さらにこの3本の柱は、2.4mの長さのテレビカウンターを取付ける柱にもなっていて、 6cm厚になるロシアンバーチのカウンターを取付けるためのスチールプレートも既についてます。

減築して生まれた中庭のサッシを受ける軽量鉄骨の柱組部分は、ウレタン吹付けによる断熱に頼ると、仕上までに大きなボリュームになってしまい、せっかくの中庭と室内との一体感を損ねかねないので、できるだけ細めにするために、断熱材裏打ちのプラスターボードを使って断熱しています。
断熱材は薄く、一般外壁部分と比べると断熱性能がおちますが、中庭廻りはもともと天井までのガラス(ペア)開口部で、開放感優先の場所と考えています。

ハンモック(ネット)を張る吹抜け部分も、仕上ってきています。

2階は、大きなワンルームで、カーテンで仕切る寝室エリアです。
プラスターボードが貼られ、器具付けも始まりました。

まだ階段手摺家具がついてなく、床も貼られていませんが、壁天井はこれで完成です。今回は、プラスターボード張りのまま仕上です。
大工さんもかなり気を使って、ボードを貼ってくださいました。
床の仕上材はラーチ合板です。こちらもかなりラディカル。
一見すると、今の状態で仕上がりかと思っちゃいますが、これは、既存の床レベルがかなり色々だったのを調整している下地合板です。
2階の間仕切りに使うカーテンレールは、配管用鋼管の直径27.2を使ってつくります。
パイプ用のカーテンリングをカーテン屋さんに用意してもらいました。
一般的に使っているものということですが、アルミの具合がなかなかしっかりして、いい感じのものです。木製のリングも柔らかい感じでいいですが、このアルミリングは、シャープですっきりした優れものです。

 
現場打合が終われば、お待ちかねの山梨のおいしいもの巡りのランチタイム。
ところがこの日は、現場打合がついつい伸びてしまい、お薦めのお店は、ランチタイム終了で間に合いませんでした。
近所で探していると、面白そうなお店があったので、今回はそちらで。


ラーメンのつけ麺のようですが、蕎麦のつけ麺。
「麺は組」という店で、ラー油入りの太めのもちもち蕎麦麺で、なかなかおいしくいただきました。
 
 
 
 
 
 
 

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 外壁の吹付け完了、仕上材の打合完了

甲府の鉄骨造住宅のリノベーション「中庭を造る減築リフォーム」の現場打合は、久々の快晴となりました。
快晴の日は、初狩PAから富士山を見て現場に向かいます。

この現場では、外壁のクラックが大きくて雨漏りの原因になっていた一部の壁は作り替えていますが、基本的にはクラックや窓廻り、既存シーリングの補修の上、吹付け直しまでが外壁工事です。
外壁の吹付け直しが完了したので、吹付けの具合、見落としなどの確認をしてまわったところ、既存の小屋裏換気パイプがそのままついていました。今回の断熱では、屋根スラブの室内側にウレタンを吹付けることで断熱していますから、この換気口は室内に冷気を入れるのと同じことになってしまいます。
既存状態での小屋裏換気にしては、それほど有効なサイズではなさそうな換気口でしたが、塞いでもらうようにお願いしてあったものが、未処理だったようです。
足場解体までに塞ぐ処理をお願いしました。

既存についていた小屋裏換気口。
小さなパイプで防虫網付ですが、これまでの外壁の塗替えなどで目がかなり詰まった状態でした。
外壁吹付けは、きれいに仕上がっています。

既存外壁廻りは、もともとが弾性吹付けタイルでしたので、今回も同じく弾性吹付けタイルの中からクライアントと色の相談をしていきましたが、新設した中庭廻りの外壁は、リビングやダイニングからよく見えるので、少し吹付け状態が穏やかなジョリパットのゆず肌仕上をお願いしています。
仕上の違う中庭の外壁は、左官屋さんが、既存梁との取合い部分をクラック防止のグラスファイバーシートを埋め込みながなの下地づくりの最中でした。

この日もクライアントにきていただいて、残っていた水廻りの仕上材の確認。
水廻りの床には塩ビ系のタイルと長尺シート。クロスも少し変化を付けることでまとまりました。

1階の床仕上は、ナラの無垢フローリングです。低温床暖房対応のものを選んでいます。現場では、大工さんが、床暖房の上に目地巾の調整をしながら、無垢フローリングを貼り始めています。

今回初めて使うのですが、トイレ便器に壁掛け型を使います。
いろいろ各社のコストなども見比べてみて、カタラーノ社の「VELIS」をTOTOのウォシュレットとともに使います。
壁掛け用のフレームが取り付いていました。

室内スチール部分には塗装の下塗りが進んでいます。
2階物干フレームは塗装下塗りが終わり、ハンモックがつく吹抜廻りのスチール部分の塗装も始まったので、この日は吹抜け部分がオープンになっていて、クライアントにも抜けた様子を確認してもらいました。

打合の後は、クライアントからのお薦めのお店「ナチュラリア」で遅めのランチ。
このお店はちょっとかわっていて、いただいたのはワンプレートランチでしたが、ワインもあれば、コスメもあるらしく、実は現場に入れる薪ストーブはこのお店にお願いしています。

お店にはかわいいペレットストーブ「CONCORD」があって、とてもあたたか。

 

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 カーテン打合

「中庭を造る減築リフォーム」の現場へ向かう途中、大月辺りでは雪模様です。天気がよければ、中央に富士山がくっきりと見えているんですが、二週続いてのお隠れです。

現場には、ここのところ毎週のように施主奥様にきていただいての現場打合です。
変更などもありますが、仕上の確認に来ていただいているので、現場で直に確認していただけるので、スムーズに進んでいます。
2階の寝室フロア(ワンルーム)には、お子さんたちの鉄棒遊びの場所になる室内用物干ができました。
物干に2方から囲まれた床は、吹抜けになり、大きなハンモックを取付けます。
ベニヤで養生されていて、まだちょっとイメージしにくいですね。

この日は、カーテン屋さんにも来てもらい、カーテンの相談、下地の確認もしてもらいました。ブラインドかカーテンか、カーテンの生地のグレードのこともありますから、まず寸法取りしてもらい、見積してもらうところからお願いしています。
2階の寝室フロアーは、お子さんたちの勉強の場にもなります。
今はまだ、お母さんの近くですることが多いそうですが、2階には 3人のお子さんのために6mの長さのまっすぐな机が壁から跳ね出しで付きます。
写真は、机の奥にある受け金物の具合です。

1階も工事が進んできました。
トイレや洗面所、パントリーなど水廻りや裏廻り収納の壁下地が組まれてきました。

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 そろそろ断熱工事です。

「中庭を造る減築リフォーム」の現場の工程確認と工事の状況確認とともに、現場打合せに行ってきました。

お隣との隙間がないために起こった問題、補修工事も終わり、こちら側のALC外壁工事の準備もととのって、あと少し、下地金物の先行取付と中庭のサッシが取付けられれば、ウレタン吹付断熱工事にはいれます。
中庭サッシ枠も既に現場には搬入済みで、取付を待っています。

中庭取付けサッシは、天井までの大開口サッシです。
窓の上に壁がないことで、中庭を囲むような間取りのリビングダイニングキッチンは中庭とひとつながりのような場所となることと思います。
2階はカバー構法によりサッシの断熱仕様への変更が完了しています。

カバー構法というのは既存の窓を取り外すことなく窓を取り替える工法で、既存サッシ取り外しのために、外壁の解体をしなくていいので、コストを押え、工程をスムーズに進めながら、気密断熱性のある新しい窓に変えられる工法です。
ただ、既存の枠の上から新規の枠をつけるので、開口部が少し小さくなってしまいます。
写真を見ていただくと、枠が厚くなっている分、開口部分が少し小さくなっているのがおわかりになりますか。
室内には内部仕上用の竪胴縁も打たれて、断熱材の吹付けをまっています。

1階の床は、既存の床を下地にして根太を打ち、根太間にネオマフォームの成形板を入れ込むことで断熱層をつくるようにしています。
床に打たれた根太の様子が、新築とは違ってちょっと不思議な景色です。

中庭の壁となる1面には左官下地の耐水合板が貼られ、中庭のベンチ下地となる金物も埋め込まれています。のこり3面のサッシ取付を待つばかりです。

ブロックが積まれてた井戸のような部分は植栽のための土の部分です。
中庭にデッキが貼られれば、開口部は、このサイズより二廻りは小さくなる計画です。
リノベーションではよくあることですが、解体するといろいろと問題が発生するものです。
この現場でも、構造材の傷みや腐食、雨漏りが問題となり、想定外の外壁の解体や補強工事が必要となり、工程も混乱しましたが、断熱工事が終われば、後は一般的な内装工事。
遅れている工事を取り戻すように、急ピッチでしあげられるよう工程の組み直しをお願いしてきました。

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 金物工事打合

「中庭を造る減築リフォーム」の現場の進行状況の確認と金物工事打合にいってきました。

中央高速で向かう楽しみの1つは、富士山です。この季節は空気も澄み、とてもすばらしい富士山を見ることができます。

隣地との離れが極端にない部分では、こちらの外壁だけでなくお隣の外壁も仕上状態が悪く、雨漏りのために構造体自体をいためていました。
今回こちらの外壁のやり直しに合わせて、お隣の外壁も一部ではありますが補修することとなり、その工事の分だけこちらの工事の段取りが遅れてしまっています。
そのあたりの状況と工程の説明のために、クライアントにも来ていただき説明をさせてもらいました。

こちらの工事では、現状のスケルトン状態のうちに取付けておかないといけない金物の下地の打合を進めました。
薪ストーブの遮熱板の取付け下地、CDや文庫本用の鉄板本棚、6mの長さになるお子さん3人のために勉強机の受け金物、テレビ置きカウンターの下地、中庭のベンチの受け金物、室内物干、吹抜けにつけるハンモックの取付け下地などなど、断熱のウレタン吹付け工程との絡みで検討しなければならない下地の造り方です。
お隣の外壁工事との絡みでの遅れもありますが、こちらの金物下地が遅れるようでは、断熱工事へと進めません。
今回の打合で、現場もスムーズに進んでいくことと思います。

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 着工式

ほぼ築40年となる鉄骨造の住宅のリノベーションが始まります。
延床面積55坪ほどの鉄骨造のお宅です。
数年前に増築されているのですが、そのために暗くなったダイニングキッチンを明るく風通しよくしたい、中庭をつくりたい、家事動線を良くしたい、適材適所の充実した収納を考えたい、そして、お子さんとの時間を楽しみたい、などのご要望を受けて、部屋の一部を中庭にかえる減築型のリノベーションというプロジェクトです。

リノベーションなので、地鎮祭はないのですが、工務店さんの社長の音頭のもと、四方のお清めをして、着工式を執り行いました。
お引っ越しも済んで、後は細かな荷物を運ぶだけです。
そんな荷物の中に、クライアントご夫婦の結納飾りのセットがあったものですから、みせていただきました。
最近は結納をされている方は、どのくらいいらっしゃるんでしょうか。
着工式もそうですが、節目節目を大切にするというのも良いものですよね。気持が新たになります。結納飾りをみせていただきながらそんなことを改めて思いました。

解体前に、リノベーション後にも使うために取り外しておいてもらう物の確認をしました。
再利用する物もあるのですが、使うわけではないのですが、これはとりわけ大切に残したいもの。
3人のお子さんの成長の記録(柱の傷)です。新しくなったキッチン近くに、また取付けます。

着工式、工務店さんとの打合の後、クライアントとの打合。工事金額を押えるために施主施工の工事がいくつかあるのですが、そのための打合でした。
本体工事の工程にあわせて、施主施工工事が入ってきますので、 時間の調整に気を配らなければなりません。

 
 

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 手直し工事の確認

既にお引っ越しされているのですが、「国道沿いの家」では、生活の始まった中、工務店さんに手直し工事を続けてもらっていました。
夏休みで、とっても元気な息子さんの大歓迎を受けました。

奥様から、工事がなんとか終わったことで、やっと生活を楽しめるようになってきたと伺いました。
引渡時点で残工事や手直し部分がけっこう残ってしまったので、生活する中での工事となり、なかなか落ち着けなかったことと思います。
これから、ぜひ、楽しんでいただきたいと思います。

ご主人、奥さんから、素敵なポイントとして、階段からインナーバルコニーを通して見おろす国道の風景が素敵だと伺いました。
こういう風に見えてくるとは、我々も考えていなかったのですが、国道を行き交う車を見おろせる階段2段目くらいのポイントは、たしかに素敵です。
ご主人は、朝、まずここに座られるそうです。
都市の中ならではの風景なのに、緑もたくさん見えて、すばらしいです。


どことなく落ち着けない職人さんの入る生活だったとは思いますが、きれいな生活のシーンが見えてきました。
奥様とともに積み重ねてきたリノベーションデザインが、ようやく形になってきたようです。

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 リビングデザインセンターの工事中確認

この現場は、週に2〜3回、多い時には週5回と、かなり調整、打合のために通っている現場ですが、初めて1週間あけでやってきました。
この日は、リビングデザインセンターOZONEの工事中確認でした。
インスペクターを招き、建主さんにも立ち会っていただき、現時点での現場の進行状況、問題点、今後の進め方などの聞き取り確認が、リビングデザインセンターの確認マニュアルに添っておこなわれました。
そのあと、現場を廻って、下地ボード類によって、ふさがれてしまう前の壁内部の状況を確認して、検査無事終了となりました。
インスペクターの方の話では、この現場だけでなく、どこの現場も工事工程を守るのが厳しい状況で、現場は混乱しているようです。
3月末に向けて多くの現場が内装工事に追われていることと思います。設計事務所としては、工務店さんにお願いするしかないわけですが、 この現場でも、もう少しがんばってもらわないとなりません。

現場では、まだスムーズに工事が進み始めた感じが足りないものの、外壁の下地やサッシやスチールドアが取り付き、電気や設備の配管工事も進み、そろそろ断熱工事のためのウレタン吹付けの準備が整いそうです。

4階部屋風の子供室のトップライトも取り付きました。

既存壁部分はそのままタイルが残されており、新規につくられた壁は、まだタイル下地となるALC壁のままです。奥のグレー部分はスチール製の玄関ドアです。ようやく吊り込まれました。

これまでバルコニーのなかった建物ですが、3階のダイニングの前には、インナーバルコニーがつくられます。
インナーバルコニーでは、可能な範囲で外壁を取払い、光を取込む開口部としていますが、ここは現場名にもなっている国道に面した方向です。車の騒音はかなりなものです。国道からの騒音を遮るサッシが取付けられることで、陽射しや風を取込みながら、遮音を考えたインナーバルコニーとなります。
これまでの工事の様子は、こちらから 「国道沿いの家」