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 断熱工事完了、ボード張りが始まりました。


断熱工事が完了しました。
もう暖かい季節になってきていますが、断熱材で覆われただけで、暖かくなったように思います。
建主さんが、朝のまだ寒い時に現場に入ると、やっぱり暖かく感じるそうです。
理屈としてはそうなるはずですが、実感していただいているというのは、提案を理解していただいているということで、嬉しいことです。

断熱材の吹付けが終わったのを受けて、軽鉄下地へのプラスターボードの取付が始まりました。


屋根の直し工事も進んでいます。
屋上の陸屋根部分のシート防水は、何度かの補修工事をされているということで、平場の傷みはないようなので、問題はないかと思っていましたが、パラペットの笠木をはずしてみると、防水端部の処理に問題が見つかりました。
この笠木は内部に水が廻ることを認めているつくりのものなのですが、この防水の止め方では、強風の時などに、雨漏りしかねません。

実際に、雨漏りしていたかもしれません。漏っていた量がすくなかったり、耐火被覆に吸われて、気がつかなかっただけかもしれません。
建主さんにも、現状を確認していただき、まず見積は取りますが、パラペットの天端を、防水材で包込むように補修してもらう方向で、工事の段取りを進めてもらうこととなりました。
リフォーム工事は、思わぬところから問題点が発見されるものです。せっかくのリフォームのタイミングです。しっかりした調査と補修をしておきたいものです。