06
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 大工さんの家具製作

梅雨にはいり、どこの現場も、なかなか外工事が進められないでいることと、おもいますが、「父娘で暮らす大屋根の家」の現場でも、外壁工事が進まない分、大工さんは、室内工事をどんどん進めています。
家具は、一般的には家具屋さんがつくるものと思われるかもしれませんが、比較的シンプルな家具なら大工さんにもつくれますし、大工さんにお願いすれば、家具屋さんよりはコストを押えてつくることができます。
そこで、この現場でも大工さんにできるだけ、家具工事をお願いしてます。
クローゼットやパントリーだけでなく、手洗いカウンターなどもです。
現場打合の当日、施主スペースに取付ける5m程度の長さになるカウンター材が搬入されました。
僕もお手伝いして、4人掛かりでの荷揚げでした。


江中建設さんでは、大工さんとの打合がしっかりしていて、仕口や金物も手慣れたものです。


 
 
 
 
 
内部工事も進んで、室内のイメージもつかみやすくなってきたので、夕刻より久しぶりに、建主さんとの打合を、現場でおこないました。
仕上材料や色などの最終確認です。

5mのカウンターの端部には専用の洗面コーナーが用意されます。写真は洗面器廻りの部分に張られるタイルです。実施図面をまとめる段階で、一度確認していましたが、その時とは、少し違ったものも用意させていただき、そのなかから選んでいただきました。
リビングの吹抜けに面する施主スペースも、家具が作り込まれてきたことで、ずいぶんを雰囲気がわかるようになりました。
もう室内は、暗くなってきた時間でしたから、 トップライトからの明かりが効果的であることが確認できました。

04
11
 タイル選び

先日、事務所でクライアントと仕上げ材料の打合をした「国道沿いの家」ですが、その時に決めきれていなかったタイルの最終確認のために、奥様と青山のサンワカンパニーのショールームに行ってきました。

前の休日に、ご夫婦で探しにきていて、なんとなくイメージを固めていていただいたこともあって、すべてのタイルと決めらることができました。
奥様が、夢なんだけど、ちょっとあきらめていたとおっしゃった、キッチン前のタイルも決められて、ぐっとキッチン廻りもしまってきた感じです。
奥様から、われわれといっしょだと、悩んでいたものがすんなりと決められて、うれしいと言っていただいて、 我々も喜ばしい気持です。
サンワカンパニーまで、自転車で出向いたので、タイル選びの後は、少し廻り道をして、最近オープンしたカールハンセン&サンのフラッグシップショップを覗きに向かいました。
その途中で、キラー通りのワタリウム。
中には入らなかったのですが、ここはいつも刺激的ですね。
気がつきませんでしたが、前の歩道からストライプはつながっているような。

カールハンセン&サンでは、安藤さんの椅子に初対面。座らせていただきました。なかなか座りやすい椅子でした。

そのまま、キラー通りを千駄ケ谷の方に向かうと、外苑の森。
オリンピックまでには、この風景はどのように変わってしまうのでしょうね。
あまりに巨大な造形は、はたしてここに納まるのだろうか。