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 ウレタン吹付けから壁下地へ

ちょっと報告がご無沙汰していた猫と暮らす家も、工程は遅れ気味ですが、ペースは上がってきています。
ちょっと前になりますが、省エネ4等級を目指すこの現場では、外壁、屋根裏に現場発泡のウレタンの吹付け工事が完了しました。



天井には160mm、壁には80mmの吹付け厚さになります。
2階リビングの天井高さが、MAXで4mを超えるこの小さな家でも、まずは断熱性能気密性能を高めることが大切です。現場吹付けのウレタンフォームは隙間なく外周部を埋めてくれます。
しかし、それだけでは天井の高い家では足下が冷えそうですから、夜間電力利用の蓄熱暖房機を地下に設置して、足下から暖気がゆっくりと上がってくるようにしています。
そして、上がってしまった熱気を地下へ循環させるカウンターアローファンも設置されます。(本体はもう付いてるんですが)

吹付けの完了した現場では、大工さんが壁をふさぎ、仕上げのための下地づくりを進めています。

リビング天井が高いために、こんな足場を作っています。
下地のボードを貼るのも、こんな場所では大変ですが、ここの天井は目透かしの板張りなので、下地のボードを貼って、目透かしの目地底に仕上げテープを貼っています。写真の天井はその状態です。
外壁工事も進んでいます。
今回始めて使う富士川建材の「ラスモル Ⅱ ノンクラック通気工法」。外壁が軽く、薄く、クラックが少なく出来る工法です。いつもと違う見慣れぬ下地の状態ができています。外壁もモルタル塗りの左官工事が始まります。

現場のこれまでの経緯はこちらから  猫と暮らす小さな家