11
23
 中庭基礎の立上がり完了

「中庭を造る減築リフォーム」の現場では、中庭廻りの基礎の立上りが完了しました。
鉄骨造の現場ですから、この基礎に軽量鉄骨で土台と柱を立てていきます。
上に見える鉄骨はもともと屋根(バルコニールーフ)を支えていた構造体で、かつて増築していたので、ちょうど増築部分の境目になるので、梁が2本並んで入っています。
外壁の足下から雨漏りがあった東面外壁も解体されました。壁のように見えるブロックは隣地との境界塀で、こんなに外壁近かったんです。外壁の仕上が満足にできていなかったためと、基礎天端よりも高く土が溜まってしまったために、雨が入り込んでいたんですね。

お隣もたいへんです。これだけ近いので、ブロックより下はまともな仕上になっていません。随分と傷んでそうなので、お隣にも声をかけて、対策を検討中です。
当時の工務店さんは、どういう考えでこれで良いと思っていたのでしょうか、昔のこととはいえ、工務店としての良心が問われそうな仕事です。
こちら側は、埋まった土をさらい基礎を高く打直し、ALCを一段ずつシーリングしながらの外壁をつくっていきます。