09
7
 お引渡し

「父娘で暮らす大屋根の家」の現場もお引渡をむかえました。
残念ながら、お引渡前までに全ての工事を完了することができませんでした。
なんとか間に合うのではないかと思っていた外構工事は、大幅な遅れとなり、完了検査で指摘した手直し工事も一部残ってしまいました。
お引渡の前には、設計事務所による引渡前検査の指摘事項が完了しているかの確認にまわりました。
工務店さんからは、電気などの設備機器類や建築部品の使用説明があり、何かあった時のための緊急連絡先、鍵番号の確認などのあとお引渡しとなりました。

遅れている外構工事、指摘事項の未完了工事などを今後進めるための工程表の説明も受けています。
お引っ越しされてからの工事となり、クライアントにもご迷惑をおかけすることとなりました。工務店さんからクライアントにご都合の確認をしながらの工事進行となります。
お引渡のなか、前日の撮影予定であった竣工写真も撮ってもらっていました。

前日には、少なくとも内部工事は完了しているはずだったのですが、 撮影に出かけてみると工事中で撮影できず、カメラマンに出直してもらいました。
カメラマンには、申し訳ないことをしました。
撮影予定は監督に以前より了解を取っていたことですから、事前連絡くらいは欲しかったですね。
その辺の段取りの悪さが、工事の遅れにつながっているのかもしれません。工務店さんに考え直してもらいたいところです。

06
5
 引渡

お引っ越し日の前日となり、「国道沿いの家」の引渡がおこなわれました。

職人さんの手配がつかず、工事の遅れが続き、手戻りがないようにと、最後の収拾管は、設計者も現場につきっきりのような現場でした。
現場も大変だったろうとは思いますが、設計サイドでも、時間のしわ寄せは、他のプロジェクトに影響が大きく、我々の負担だけでは済まなくなっていて、この状況がいつ終わるのかと、困惑しています。
ともあれ、仕上状況の最終確認をおこなえる程度までは、まとまりました。
まだまだ、手直し部分が残っていますが、その場所の確認をし、機器類の説明、鍵の引渡、現場の引渡がおこなわれました。
この計画は、大きなバルコニーが欲しいという、建主さんの大きな希望から始まっています。
国道沿いに大きなインナーバルコニーをつくることで、国道からの音を遮る場所としながら、子供たちの遊び場、光を取込む場所、風を呼び込む場所として、とても有効な場ができたように思っています。

インナーバルコニーではありますが、ちゃんと防水もしています。鉄骨造のお住いのスケルトンリフォームですから、防水などの工事は、比較的安心できる工事です。
お子さんと、水遊びもできるほんとのバルコニーにつくっています。

バルコニーとダイニングの間は、木製建具で仕切られます。

木製建具のガラスは、まだ届いておらず、残念ながらこれも残工事です。
階段廻りのコーナーはお子さんたちが勉強する宿題コーナー。机や、本棚が仕込まれます。ピンがさせるシナベニヤの壁もできています。
くつろぐ場所として考えたリビングは、建物の北側で、国道から最も奥まった静かなところです。
北側斜線の影響のため、この階では壁は、急勾配な屋根です。

キッチンはこのフロアの中心で、キッチンが、ダイニングとリビングをつなぐプランニングとなっています 。
この上の階が、寝室フロアですが、北側斜線の影響は厳しく、小屋裏部屋のようです。そこが、なかなかの魅力になっているフロアだと思っています。

この寝室はリビングと吹抜でつながっていています。
引渡の終わった後も、手直し部分を少しでも減らそうと、監督さんと職人さんが、遅くまで修正作業でした。

残工事、手直し工事の予定日リストを早急にまとめてもらいます。
クライアントには、お引っ越し後にもう少し、ご迷惑をおかけしてしまいますが、われわれも、近々確認に伺わなければなりません。
これまでの現場の様子はこちらから
「国道沿いの家」
 

08
13
 建物の引渡をいたしました

「季節を見おろす家」は、8月5日に施主検査、8月8日には、引渡が完了しました。

引渡の前には、施主検査で指摘された箇所を確認してまわり、その後、キッチン、電気、ガス、SECOMなどの機器類の使用説明です。

始まりから終わりまで約6時間、予定よりかなり時間がかかりましたが、最後に建設会社からの引渡書や緊急連絡先などの書類説明、と鍵番号の確認の後、鍵の引渡です。
外構の植栽工事の他、一部の手直し部分も見つかり、残工事としては残るものの、無事引渡を終えることができました。