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 「猫と暮らす小さな家」が紹介されています。

先日、「猫と暮らす小さな家」が、住宅・インテリアの情報サイト「homify」の特集記事「キャットウォークのある家 best5 – 愛猫とともに楽しく暮らす住まい」で、5つの住宅の中のひとつとしてピックアップされている記事をご紹介しました。
 
それとは別に、「猫と暮らす小さな家」だけを紹介していただいた記事がありました。
特集記事のタイトルは、「猫と一緒に快適に暮らせる省エネ狭小住宅」です。

愛猫のための仕掛けや空間の広がり感に加えて、洗面所・浴室の水回りの紹介もしてくれています。
さらに、記事では、省エネについても触れています。
地下室に置かれた蓄熱暖房機からの暖気が、床下や階段吹抜けを通って1階から2階までの建物全体を温め、循環ダクトを使うことで、2階の天井に溜まった暖気を、再び地下室に戻すというムラのない室内環境を作るシステムになっています。
こういう循環システムが、効率よくムラなく働くのは、この住まいが高気密高断熱で造ってあるからですが、どんなに高気密高断熱だとしても、住まいには換気も必要ですし、空気が淀まず、流れていて、呼吸する住まいである方が良いと思います。
魔法瓶のような住まいは、上下で温度差がないと言いますが、外部からの空気の流れを完全に切ることは、いろいろと大変なことです。
機会を改めて、循環システムなどのこともお話ししたいと考えています。
 
「猫と暮らす小さな家」の竣工写真はこちらから works>猫と暮らす小さな家
「猫と暮らす小さな家」の工事現場や最近の様子はこちらから
blog>猫と暮らす小さな家
 
 

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 「猫と暮らす小さな家」が「homify」にピックアップされています。

homifyは、住宅デザインやインテリア、収納雑貨などをワールドワイドで紹介するWEB SITEです。
ギルドデザインが設計監理した杉並区の小さな住宅「猫と暮らす小さな家」が、homifyの特集
「キャットウォークのある家 best5 – 愛猫とともに楽しく暮らす住まい」に、取り上げていただいています。
今は、まさに猫ブームですね。「猫と暮らす小さな家」は、「建築知識」という、どちらかというと建築専門書に近い月刊誌の2月号の特集「20歳まで猫が元気に長生きできる住まい」にもキャットウォークや室内温熱環境のことで、取り上げてもらっています。

 
「キャットウォークのある家 best5 – 愛猫とともに楽しく暮らす住まい」では、5つの住宅が取り上げられています。
「猫と暮らす小さな家」は都市型のいわゆる狭小住宅ですが、 他には、地方の景色の良い郊外型や、中庭型、マンションリフォームなどが紹介されています。

「猫と暮らす小さな家」の
竣工写真は、こちらから works>猫と暮らす小さな家
工事中の様子や最近の様子は、こちらから blog>猫と暮らす小さな家
 
 

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 ウレタン吹付けから壁下地へ

ちょっと報告がご無沙汰していた猫と暮らす家も、工程は遅れ気味ですが、ペースは上がってきています。
ちょっと前になりますが、省エネ4等級を目指すこの現場では、外壁、屋根裏に現場発泡のウレタンの吹付け工事が完了しました。



天井には160mm、壁には80mmの吹付け厚さになります。
2階リビングの天井高さが、MAXで4mを超えるこの小さな家でも、まずは断熱性能気密性能を高めることが大切です。現場吹付けのウレタンフォームは隙間なく外周部を埋めてくれます。
しかし、それだけでは天井の高い家では足下が冷えそうですから、夜間電力利用の蓄熱暖房機を地下に設置して、足下から暖気がゆっくりと上がってくるようにしています。
そして、上がってしまった熱気を地下へ循環させるカウンターアローファンも設置されます。(本体はもう付いてるんですが)

吹付けの完了した現場では、大工さんが壁をふさぎ、仕上げのための下地づくりを進めています。

リビング天井が高いために、こんな足場を作っています。
下地のボードを貼るのも、こんな場所では大変ですが、ここの天井は目透かしの板張りなので、下地のボードを貼って、目透かしの目地底に仕上げテープを貼っています。写真の天井はその状態です。
外壁工事も進んでいます。
今回始めて使う富士川建材の「ラスモル Ⅱ ノンクラック通気工法」。外壁が軽く、薄く、クラックが少なく出来る工法です。いつもと違う見慣れぬ下地の状態ができています。外壁もモルタル塗りの左官工事が始まります。

現場のこれまでの経緯はこちらから  猫と暮らす小さな家