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 リビングデザインセンターの工事中確認

この現場は、週に2〜3回、多い時には週5回と、かなり調整、打合のために通っている現場ですが、初めて1週間あけでやってきました。
この日は、リビングデザインセンターOZONEの工事中確認でした。
インスペクターを招き、建主さんにも立ち会っていただき、現時点での現場の進行状況、問題点、今後の進め方などの聞き取り確認が、リビングデザインセンターの確認マニュアルに添っておこなわれました。
そのあと、現場を廻って、下地ボード類によって、ふさがれてしまう前の壁内部の状況を確認して、検査無事終了となりました。
インスペクターの方の話では、この現場だけでなく、どこの現場も工事工程を守るのが厳しい状況で、現場は混乱しているようです。
3月末に向けて多くの現場が内装工事に追われていることと思います。設計事務所としては、工務店さんにお願いするしかないわけですが、 この現場でも、もう少しがんばってもらわないとなりません。

現場では、まだスムーズに工事が進み始めた感じが足りないものの、外壁の下地やサッシやスチールドアが取り付き、電気や設備の配管工事も進み、そろそろ断熱工事のためのウレタン吹付けの準備が整いそうです。

4階部屋風の子供室のトップライトも取り付きました。

既存壁部分はそのままタイルが残されており、新規につくられた壁は、まだタイル下地となるALC壁のままです。奥のグレー部分はスチール製の玄関ドアです。ようやく吊り込まれました。

これまでバルコニーのなかった建物ですが、3階のダイニングの前には、インナーバルコニーがつくられます。
インナーバルコニーでは、可能な範囲で外壁を取払い、光を取込む開口部としていますが、ここは現場名にもなっている国道に面した方向です。車の騒音はかなりなものです。国道からの騒音を遮るサッシが取付けられることで、陽射しや風を取込みながら、遮音を考えたインナーバルコニーとなります。
これまでの工事の様子は、こちらから 「国道沿いの家」