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 鉄骨階段取付

「国道沿いの住宅」では、断熱材(現場発泡硬質ウレタン)の吹付けが終わったのを受けて、軽鉄下地部分のプラスターボード張りが進みました。

天井まで貼り終わってくると、はっきりとスペースの形が見えてきます。
この写真でまだ貼られていない外壁部分は、GL工法という石膏系のボンドで貼付ける方法で、プラスターボードを貼っていきます。

北側斜線の影響で、既存の外壁、柱、梁がかなり勝手な角度で勾配をつくっている部分があります。その部分のボード張りの納め方はまだまだ不十分で、軽鉄下地の仕事では、細かく納めきれない部分が残ってしまっています。残りは、大工さんが入ってからの調整にまかされています。
本来の工事工程なら、断熱材の硬質ウレタン吹付けが始まる前に取り付いているべきなのですが、ようやく鉄骨階段が取り付きました。
鉄骨階段の取付けには、どうしても熔接しなくてはならない部分があります。ウレタンは、難燃性とはいえ 燃える材料ですから、ウレタンが吹かれた後からでは、慎重に熔接しないといけなくなります。現場としては、やりたくない工事になるのですが、ここにも、ここのところの業界の混乱が現れています。

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 基礎配筋検査


 
神田川沿いの桜もまだまだ咲き誇る中、「父娘で暮らす大屋根の家」の現場では、基礎の配筋検査をむかえました。
この現場の基礎は、ベタ基礎ですが、一般のベタ基礎と少し違うのは、木造の基礎の多くが、その立上がり部分も構造的な梁と考えるのですが、この現場では、ベタ基礎下だけで基礎としての強度をとる考え方で配筋が決められており、地中梁は、かなりしっかりとした配筋となっています。

基礎の検査は、床版、地中梁、立上がりの各部分が、図面どおりの寸法で、図面通りの鉄筋の太さ、間隔で配筋されているか、鉄筋と鉄筋のつなぎ方は基準通りであるか、鉄筋コンクリートの厚みは適正であるかなど、一つ一つ間違いがないかを確認していきます。
基礎はとてもきれいにでき上がっていました。
午後からは、瑕疵保険の検査が入ります。
他には配管のためのサヤ管と補強筋、アンカーボルト、ホールダウン金物の取付の確認なども必要ですが、未施工であったため、後日再確認となりました。

監督さんとは、今後の工程、部分的な変更事項、次回打合のための事前確認事項などを連絡して、今回の打合を終了してきました。
 

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 フリーペーパーに載りました

4年前に竣工、お引渡し住宅、「シュロのある家」は、子育てを大切に、楽しく生活していらっしゃるご家族の住宅です。
リビングダイニングキッチンの吹抜から、今はまだ仕切りのない子供部屋の様子が伝わってくる間取りと、家事がスムーズにおこなえるようにと、充実した家事室+パントリー、コンパクトにした家事動線が特徴です。
そんなことからこの住宅は、子供室のありかたや、充実した収納などで、雑誌に取り上げていただくことが多いのですが、今回は、階段下の小さなカウンターがピックアップされています。
リビングの中にある階段下には、ちゃんと窓があって、棚があって、机があります。
小学生の子供たちは、まだ勉強はお母さんの近く。ダイニングテーブルだったりすることが多いですよね。
リビングコーナーの階段下のその場所には、ランドセルや教科書もしまっておける場所があるので、片付けもできる勉強コーナーになっているんです。
パナソニックさんが季刊で発行している暮らし情報誌「Otonari」が、今回は「リビング学習のすすめ」のコーナーをつくるということで、「シュロのある家」がピックアップされています。
フリーペーパーということのようです。どこで手に入るのかわからないのですが、 見つけたらご覧になってみてください。
この住宅の現場の様子はこちらから「シュロのある家」
竣工写真は こちらから「シュロのある家」

 

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 竣工写真撮影


「中庭のある小さな平屋」は昨年秋に竣工した住宅ですが、家具蔵さんに注文したダイニングテーブルとダイニングチェアの納品を待っていたので、ほぼ半年遅れとなりましたが、竣工写真の撮影に伺ってきました。
建主さんが、吉祥寺のショールームで座ってみて気に入った椅子がきっかけで、家具蔵さんの青山のショールームを訪ね、家具蔵さんこだわりのテーブル天板で、出来上がりを楽しみにしていたダイニングテーブルとダイニングチェアーがこちらです。

ソファーは娘さんが一人暮らしだった時に使っていたというものだそうですが、なかなか素敵です。この場にぴったりとあっています。


今年の大雪のとき、埼玉は30センチ程度の積雪だったそうです。直接被害はなかったそうですが、中庭に積もった雪は簡単に処理できず、困ったそうです。
近年、毎年ある集中豪雨に対しては、対策は考えていたのですが、大雪のことも、これからは考えておかないといけないかもしれません。
まだ、緑が育っていない中庭でしたが、ハンモックがピッタリでした。
ご家族の個室は、決して広くないのに、どなたもすっきりと使いこなされていましたが、息子さんお部屋は、相変わらずバイク映え、カメラ写りのする部屋で、男子とは思えない素敵な使い方をされていました。

 

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 ひな祭り

久しぶりに、「季節を見おろす家」にお邪魔してきました。
昨年、バルコニー廻りからの雨漏りが見つかり、原因がはっきりしたところで、対策を施していたのですが、漏ってしまった部分の室内側については、しばらく補修工事を待って、処理した部分の間違いがないかの確認に時間をかけていました。
問題なく雨漏り対策ができたようでしたので、室内補修の状況確認と、保留になっていた外構工事の確認に伺った次第です。
おじゃまして驚いたのは、ひな祭りのお人形がまだ飾ってあったこと。
甲府では、おひな様は、4月3日まで飾るものなのだそうです。旧暦なのかとも思ったのですが、飾り始めは、新暦にあわせてということなので、ただ旧暦というのも違いそうですね。ご主人に伺ってもいわくはご存じなかったので、どなたかご存知でしたら、教えてください。

とても素敵なおひな様です。
久しぶりにバルコニーからの富士も堪能して、帰路につきました。 
 
 
 

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先日、建主さんに事務所へおいでいただき、仕上材の確認をしました。
仕上げについての打合も、なんどかしていますが、現場が進み、住まいの様子が、だんだんと確認できるようになってくると、気持は動くものだし、より具体的に考えられるようになるものです。
図面の段階では、すこしぼんやりしていたことも、イメージをつかみやすくなってくると思います。
そこで、仕上げ材料の確認です。今までは、ある意味で方向性をきめていたようなところもあり、 もう一度、今まで決めていたものをみていただき、再調整です。
クロスや塗装の色などもそうですが、まだフィックスしているわけではありません。
説明をさせていただき、現場でサンプルをみていただきながら、決めていきます。
その打合に、「今日剪定作業があったので」とおっしゃって、桜の枝のお土産をいただきました。事務所にちょうどいい花生けがあるわけではないのですが、パッと花やいだ雰囲気になっています。