11
15
 中庭の基礎と外壁

「中庭を造る減築リフォーム」の現場では、増築とかつてのリフォームによって継ぎ足しになり、雨漏りの原因になっていた外壁西面の下地が完了して、この間まで開いたままだった外壁が埋まりました。
つづいて、浴室廻りと旧キッチン廻りの外壁補修へと移ります。

同時に既存サッシ回りのシーリングの不備から雨漏りの原因になっていた部分のシール補修も完了しました。
2階のサッシは、竣工当時のものなので、雨仕舞のために、二重にシール補修をした後、カバー工法によって気密断熱性の高いもに変えていきます。

外壁は閉じてきましたが、雨じまいが完了したわけではなく、中庭はまだ開いたままです。
中庭では壁下地を建てる基礎の工事が進んでいます。
基礎が立ち上がってきたことで、壊した屋根の開口とともに、中庭のボリュームが見えてきました。
基礎のベースは打ち終わり、 立上がり部分のコンクリート工事が今週には終わります。

2階では、大工工事も進んでいます。
断熱のウレタン吹付け工事のしやすいようにと、ウレタン吹付け後の工事の段取りのための下地づくりが進んでいます。
写真はハンモックの床のために解体されて現れた吹抜と周辺の床下地の様子です。

施主奥様に現場においでいただき、キッチンのこまごまとした打合もさせていただき、キッチンはほぼまとまりました。今月末までの発注に問題なく進めそうです。