知り合いの設計事務所を、お願いしていることもあって、訪ねてきました。
訪ねた先は、hamanakadesignstudioの濱中さん。建築設計やイベントのお仕事と、ちょっと楽しいクラフトなどをされています。
今回は、設計で考えていたトイレのサインを、濱中さんがもっているレーザーカッターをつかって、切り出してもらおうと伺いました。
写真はレーザーカッターを使って、5.5mm厚のベニヤから、トイレサインを切り出しているところ。
濱中さんのところでは、このレーザーカッターで模型も作っていて、CADで作ったデザインを、さっと立体にして検討できるのは羨ましいところです。
少しづつ大きなものになっていきますが、薄いものだけでなく、ずっと大きなものも切り出せるCNCルーターを使って、スタッキングできる椅子も作っている。
これは座面と足が組み立て式で、バラせばコンパクトになり持ち運びも楽にできそうです。いろいろ実験してるそうです。
組み立て式の椅子が、3つスタッキングされてるとことです。
事務所にはレーザーカッターや3Dプリンターがあって、ちょっとした工作所の様子。
濱中さんは現在、CLTパネルを使って、住宅キットを作ろうとお仲間さんや構造設計者と計画中なのだそうです。
CLTとは、無垢の木材を集成してつくる厚みが9センチくらいから30センチくらいまである木材の板パネルで、最近注目の構造建材で、そのまま仕上げとして見せることのできるものです。
大きな木材板パネルを組み立てるだけで、住宅の大半ができてしまうのは魅力的です。
CLTの流通量がふえてこないと、コスト的にまだ厳しいようですが、考え方がシンプルなので、期待が持てます。
お願いして切り出したサインはこんな感じ。
切り出した側面の焦げ具合が、思った以上に深くて、簡単にペーパーをあてたくらいではなかなか落ちてくれないのですが、誤算でしたが、かわいらしく切り出せました。
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26 レーザーカッター
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