猫と一緒にくらしていらっしゃる皆様
フローリングはどうなっていますでしょうか。
フローリングのコーティングサンプルを数社からとって比較しています。
猫ちゃんが滑りにくそうで、かつ傷がつきにくく、お手入れも簡単、そして希望は、ピカピカガビガビでない仕上がり…。
写真はお水をたらして放置中。
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4 フローリングと猫ちゃん
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現場に到着すると、通気胴縁と水切りが透湿防水シートの上に施工されていました。
そして玄関ドアも設置済み。
なかなか入ってこなかったリビングのサッシ。
防火戸として認定がとれている住宅用サッシのサイズ制限が厳しい。
都内において、木造用サッシをつかった住宅は、もはや大きな開口はあきらめなければいけないのだろうか。
ともあれ、製作に時間がかかってしまったが、無事片引戸のサッシがリビングに到着。
したのですが…。FIX部分が重すぎて搬入設置できずに仕切り直しということでお持ち帰りに…。
片引き部分のみ設置されていました。
電気屋さんの作業も順調。
天井の下地となる野縁が施工され、その梁下端から野縁のあいだを配線がとおります。
カウンターアローファンも2階床まで立ち上がりました。
大工さんは窓枠を製作中。
猫とくらす小さな家の窓は、下枠のみの3方枠なしです。
しっかりシナランバーを使って仕上げにひびかないように棟梁が現場でひとずつ造っています。
2階の天井の様子
そして地階から吹抜けまでをみあげると…このような感じです。
監督さん、棟梁、電気屋さんとお茶の時間に現場打合せをしました。
この現場には、電子レンジやポット、インスタントコーヒーがさりげなく置いてあります。はじめは正直ちょっとびっくりしました。が、私にまで暖かいお茶を電気屋さんがふるまってくださる…そんなアットホームな現場です。
地階から1階までの大工さんに製作してもらう階段の打合せ、1階と2階を結ぶ鉄骨階段について、浴室床の組かたについて、幅木について…などなど。
盛りだくさんで、気がつくとそろそろ現場をはなれなくては…という時間。
なんと写真を撮影しないままもどってしまいました。これからはまず現場についたら写真をとることにします。
心配していた雨もすっかりあがり、お施主様との現場打合せ。
設備屋さんがだいたい位置をだしてくださったコンセント、スイッチ。
位置や使い勝手は大丈夫かの確認をそれぞれの箇所で行いました。
先日打ち合わせした間仕切り壁もみえてきています。
猫と暮らす小さな家は、地階と2階のリビングの高い天井をカウンターアローファンで結んでいます。
冬は上にたまった暖かい空気を下までひっぱって循環させ、夏は下にたまった安定した温度の空気を引っぱりあげるのに、大活躍してくれることでしょう。小さいお家だからこそ、家のどこでも快適に ですよね。
今日は洗面脱衣室に貼るタイルのサンプルをお持ちしました。素材選びのなかでも、タイルを選ぶ時はとても盛り上がります。あそび心がくすぐられるのでしょうか。
とくに今回は全体ではなく、部分的なポイントとなる箇所なので、お施主さんも選びがいがあるのではと思います。
打合せが終わり、屋根に登ると、お待ちかねだった、ガルバの屋根が葺かれていました。
今週には瑕疵保険の野地板、構造金物取付時の検査が予定されていたこともあって、設計事務所としての構造確認に、現場打合を兼ねて行っていました。
SE工法の場合、柱や梁の骨組みの接合は全て専用金物で、工場で図面通りにできてきますが、地震力(または風の力)を受ける耐力は、現場で造っていきます。
(骨組みだけでも、かなりしっかりしているのですが。)
その地震を受ける力となる耐力壁、床の剛性は、骨組みに合板を釘止めして強度を出します。そこで、釘の種類と釘を打つピッチが、強度にとって重要なポイントとなります。
この現場では、3種類の強度の壁が、力のバランスにより配置されていて、それぞれで釘ピッチが違っています。これが構造図通りでないと、力のバランスを壊してしまいます。これは現場での工事なので、間違いがないかのチェックも重要ということです。
屋根には、屋根通気の胴縁が打たれていました。
土台あたりから上がってきた壁の通気は、軒先に付けた通気口から抜けることもあるでしょうが、この通気層をとおって高い方の軒先から抜けていきます。夏の熱気や、断熱材にたまりそうな湿気を抜く重要な通り道です。ちょっと修正をお願いしてきました。
「上棟は大安に」という工務店さんの方針に従い、土台敷きから3日開けた17日、快晴の中、上棟がとりおこなわれました。
以前、別の現場の監督さんが、「上棟の前の夜は、興奮してなかなか寝付けない。子供のころの遠足の前の晩のように」とおっしゃっていたのがいつも思い出されます。
クレーン車を横付けしての作業。みているだけしか出来ないのに、毎回身体に力が入ります。こちらの現場はSE構法を使っていて、柱は基本120角です。通し柱は幅240×120長さ約7m。SEを何度も使っている鳶さんは、「建前の段階で、筋交いや合板が入らなくても、ほとんど揺れないぐらい、がしっとくる。でも金物がなかなかシビアで…。」とのコメント。お孫さんがいるベテラン鳶さんが、身軽に登梁の上で作業をする姿に頭がさがります。
この日初めて棟梁と現場打合せ。安全でかつすっきり見える納まりを一緒に考えてくれる、頼もしい棟梁です。
地階の壁の型枠がはずれていました。降りてみたい…梯子…だれか…。本日は皆さん上棟で、ぴりっとした空気。こんな日は設計のわがままで作業を遅らせられません。上から覗き込んでの撮影のみです。