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 解体のための墨出確認にいってきました。


国道沿いの現場では、内部解体がほぼ完了し、基本墨を出してもらうところまで進んだところで、新しくあける床の開口部の位置確認、新規窓開口部や外壁解体位置の確認などに行ってきました。
内部解体が進んで、リフォームで使う壁以外の木下地やALCの壁なども撤去されて、鉄骨造の躯体や外壁のALC設備配管がむき出しにされています。
ブロックやALCの下時、鉄骨の表情は、廃墟のようにも見えますが、力強く、迫力があります。改めて、この場所でのリノベーションが楽しみになってきます。


3階から北側斜線のきつい部分では柱が天井付近から曲がってきます。
既存図面では柱が曲がり始めるのは、もう少し高い位置からで、3階の天井に影響がかなり強く出てくることになります。

4階では2面の壁が斜め、というか屋根面です。
今回の耐火被覆材のロックウールは、既存の竣工年代からして、アスベスト含有の可能性は低いと思っていましたが、調査したところ含まれていないことがはっきりして一安心です。


国道沿いの家では、お子さんたちと楽しく遊び、緑を楽しむための大きなバルコニーを造ったり、午後になると陽射しのなくなっていた部屋にも、陽射しを取込むための窓を新設します。そのため、基本墨が出たこの段階で、外壁を壊して窓を造るために位置を、既存の状況に応じて変更、確認をしながら決めてきました。
新たに室内階段を付けたり、吹抜を造る位置の確認もしました。早速、床スラブコンクリートの解体が始まりました。

既存のバルコニーを壊してみると、あらためてこの開口部が魅力的なのに気がつきました。なんとかうまく活かしていきたい。良い提案を検討したいと考えているところです。

 

 
 

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 解体開始

国道沿いの家、 先週足場が組まれ解体が始まりました。

ここまでたどり着くのにかなりの時間がかかってしまい、お施主様にもご心配をお掛けしました。
12月2日、お引っ越しがおわった現場で解体の契約がおこなわれたのですが、本当にすべての荷物がきれいに運び出され、驚き。何度も実測をさせていただき、打合せにもお邪魔していた空間からイッキに生活の匂いが全てがなくなると、より新しい空間のイメージがくっきりしてきます。
3階4階は一部屋づつ内部の解体がされています。

1階2階は解体する場所と既存を利用する場所があるため、解体屋さんもなかなか大変なところ。壁には監督さんの「解体」「残し」の指示が。

監督さんが一言「壊すのってちょっとさびしいですよね。」
うーん。そうですね。つくるのが仕事だからこそ、人のつくったものを壊すのは心苦しいところですよね。
壁のプラスターボードをはがすと、当時建てた人が記入した墨出しの文字。
「この字を書いた職人さんは、今どこでなにしてるのかな…現役でがんばってるかな…」などなど考えたりもします。

そんなことも考えつつ、国道沿いの家、6人家族と従業員さんのあたらしい空間、すてきに生まれ変わるように、お施主さん、監督さん、職人さん、皆様と協力して、丁寧に進めていきたいです。

06
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 ほぼ基本設計がまとまりました。

1階が事務所、2階がご両親、3、4階が施主ご家族というこのリフォーム計画ですが、どうにか基本設計がまとまりそうです。

時間がかかってしまい、建主さんにもご心配をおかけてしていますが、こちらからの提案、建主さんからのアイデアと、キャッチボールの繰り返しをとおして、なかなか素敵なプランになってきたと思っています。

今回の打合で、1階事務所もまとまり、設備機器類、仕上げ材も概要がきまってきたので、次回には基本設計の承認がいただけそうです。

04
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 鉄骨造住宅のリフォーム。打合せ進んでます。


先週、鉄骨造4階建ての事務所兼住宅をいう建物のリフォーム計画の打合せをしてきました。
そんなに古い建物ではなかったので、図面との大きな違いはないだろうとおもっていましたが、やはりリフォームはなめてはいけない。 (ノ_・。)
期待はけっこう外れ、実測して事務所に戻って図面化すると、どこかがあわなくて、2度3度とおじゃまさせていただき、なんとか今の状況を把握(したつもり)。
実測と平行して、プラン打合を何度か重ねてきました。
広さとすっきり感と明るい家、子育て奥様の家事楽プラン、家族の家族による家族動線、お子さんたちとの生活を楽しめるリノベーション、そして、広〜いバルコニーと、思いをひとつずつ整理して、奥様からも、素敵なアイデアをいただき、だんだんと「素敵な家度」があがってきました。
さすがに4階建て!、北側斜線が、もう、3階から、しかも2方向からかかってきます。
模型も新たに二つ作って、壁の傾きや内部のつながり具合を確認していただき、方向性がきまり、そろそろ基本設計がまとまりそうです。