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 基本設計の確認

「アジアンテイストリフォーム」の計画が、基本設計を終えました。

いわゆる基本設計レベルの設計段階は、少し前に完了していたとも言えるのですが、リフォームの計画の一つの特徴でもあるのかもしれませんが、断面図や立面図がない代わりに、少しづつでも展開図(室内の壁の様子を描く図面)を描き進めていました。
「アジアンテイストリフォーム」のクライアントは、現在、海外にお住いのため、スカイプでの打合せで内容の確認もしてきましたが、やはり細かいこと、手触り感や素材のテクスチャーは実感できないものです。
そこで、帰国されるタイミングを待って、フローリングや壁の漆喰サンプルなど、実際に仕上げ材料をみていただき、基本設計の内容を確認していただきました。

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 ミャンマーから透かし彫り届きました。

先月からはじまったマンションリフォームは、下町の人情味溢れる地域で、中層階の窓前には高い建物がなく、桜並木やお寺の境内が広がり、スカイツリーも遠望できるロケーションです。
生活の中心にキッチンを持ってきて、その眺めを生活に取り込めるようなプランニングで、計画が進行中です。
そのクライアントから、リフォームで使いたいという透かし彫りが届きました。
クライアントがミャンマーで購入した長さ1.8mの細工物で、チークの厚板から透かし模様を彫り出したものです。

板は結構厚く、透かし彫りは、 板の両面から掘られ、中間部分は空洞になっています。
框ものに、透かし彫り部分を両面からはめ込むというのなら、大変とはいえ作ることが想像できますが、板の裏表の両面から違う模様が彫り出されて、中間部分は空洞(一部繋いでる)に彫るってことができるものなのかと驚かされました。
ミャンマーの職人が細工したものですが、大変な作業だったろうと思います。

この長さ1.8mの透かし彫りが3枚届きました。
工事が始まるまでの数ヶ月の保管が心配ですが、どう使うかお楽しみに。
このマンションのスケルトンリフォーム計画ですが、「眺めの良い生活リフォーム」、「サクラを見降ろすリフォーム」、「アジアンテイストリフォーム」、、、、、と、名前を検討中です。