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 路地が巡る家が、homifyの韓国版に取り上げられています。

コンクリート打放しの住宅「路地が巡る家」が、住宅・インテリアの情報サイト homify の特集にピックアップされています。

この「路地が巡る家」もいろんなサイトで取り上げていただいていますが、
今回は韓国版のhomifyの特集です。google翻訳を試してみると、7つのデザインされた階段の長所と短所の話をしているようなのだが、内容はさっぱりわからない。

「路地が巡る家」は、コンクリート打放しが大好きなクライアントの住宅です。バレー教室やお店が入っている併用住宅でもあるこの住宅は、玄関でもあるコンクリート打放しの階段ホールが、住宅やバレー教室の動線の交差点にもなっています。

階段ホールは杉の小幅板の型枠を使うことで、コンクリートの肌に木目をうっすらと転写しています。ホール天井のスリット状のトップライトからの光が、そのコンクリート肌に陰影を作り出します。
階段は壁からの片持ち段板(キャンチレバー)になっていて打放しです。1段目のみ杉無垢板張りです。
土間部分は、耐火煉瓦を敷き詰めています。

この家には、中庭と各階+屋上をつなぐ螺旋階段も付いています。
2階の広いバルコニーとは、蔦が絡み合い始めていました。

 

「路地が巡る家」の竣工写真は、こちらからご覧になれます。

works>路地が巡る家

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 「路地が巡る家」がピックアップされました。

「路地が巡る家」は、コンクリート打放し仕上げが大好きなクライアントの住まいで、ギルド・デザインが18年ほど前に設計監理した店舗+バレエ教室併用住宅です。
コンクリート打放し、トップライトのある大きな吹抜けの玄関ホールを中心に、中庭を囲むようにL型に建物が配置されています。

2階にあるLDKは、伸びやかに長い平面で、屋根は、コンクリートの構造体から浮いたように軽やかに鉄骨造で作ってあります。
お隣のマンションの目隠しにもなる重量感あるコンクリート壁を背に、庭側に開いた大きな連続窓が特徴です。
鉄骨造で屋根を造ることで、コンクリートから切り離されて、浮いたように軽やかな水平天井ができています。
天井はそのまま外に伸びて、日差しを遮る軒になりながら、室内から庭への空間の連続性(一体感、広がり)も表現しています。

ちょっと前ですが、住宅、北欧系インテリア、小物などの情報サイト「homify」の特集記事「大開口で空間が広がる住まい〜東京・名古屋・横浜」で、紹介していただきました。


東京・名古屋・横浜の幾つかの住宅がピックアップされていて、街の名前からは想像つきにくい自然環境の良い場所の事例が多いなか、「路地が巡る家」は、都心の住宅密集地で、しかも、クランクする路地の奥にある住宅です。
思い出しても、きびしい条件の敷地でした。いわゆる旗竿敷地というやつですが、竿部分が折れていて、ほぼ20mもあり、工事車両も近づけないので、建設会社も大変でした。

「路地が巡る家」の竣工写真は、こちらからご覧になれます。
works>路地が巡る家

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 「homify」の特集記事に掲載されました

「路地が巡る家」の写真が、住まいの写真情報サイト「homify」の特集記事にピックアップされました。

homifyは、世界中で展開されている建築やインテリアの写真を紹介して、専門家とユーザーをつなぐプラットフォームです。
その特集記事で、「路地が巡る家」の階段写真がピックアップされています。
特集は海外の記事で、コンクリート階段を取り上げたポルトガルの記事のようです。残念ながら読めないのですが、「路地が巡る家」の階段ホールを「地中海環境を近代的にする」というような取り扱いのされ方のようです。
記事はこちらからご覧ください。
15 escadas modernas em betão que ficam bem em qualquer casa
「路地が巡る家」は、コンクリート打放しが大好きなクライアントのためのコンクリート打放住宅で、室内外を回遊するようなプランが特徴的な住宅です。
竣工写真は、worksの「路地が巡る家」よりごらんください。

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 9年目のメンテナンス

ちょうど9年前にお引き渡しした鉄筋コンクリート造4階建ての住宅「南麻布の二世帯住宅」のクライアントから連絡があり、メンテナンスの相談に伺ってきました。

 
 
 
10年が、ひとつのメンテナンスチェックのタイミングなので、ちょうど良いくらいの時期です。
この住宅は鉄筋コンクリート造で、東日本大震災の時にも揺れが気にならないくらいしっかりしていて、今は外壁が少し汚れているくらい、室内はとてもキレイで、家具や建具にも問題がなく、手を入れるところがないくらいなのですが、こういう建物でも、痛み始めたのはシーリング周りでした。

特にこの御宅は、3方をビルに囲まれた西向きの家で、西向き窓や屋上の防水のためのシーリング材は、強い西日の影響で、ひび割れができ、かなり痛んできていました。今はまだ雨漏りをしていたりはしないのですが、このまま放置するのは心配が残ります。
さらに、バルコニー手すりの笠木といわれる部分もモルタルがひび割れて、コンクリートから浮いていたり表面劣化しています。
シーリング材は、保証期間3〜5年ほどで、耐用年数は一般的には7〜8年程度です。紫外線があまり当たらないようなところでは、10年くらいはしっかりしていますが、やはり西日を強く受けてしまう部分は劣化進行しています。

 
それと、この住宅の竣工時は、お子さんがまだ小さかったので階段手すりにネットを張っていました。
お子さんも大きくなったので、そろそろネットは取りたいということなのですが、これに慣れると、ちょっと透けすぎていて心配だということで、手すり子を追加することになりました。ちょっと少なすぎましたでしょうか。

「南麻布の二世帯住宅」の竣工写真はこちらから

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 website「feve casa」にピックアップされています。

feve casa」は、住宅やインテリアデザインのポータルサイトで、空間デザインを写真や小さな特集記事で多数紹介しています。
ギルドデザインの幾つかの住宅が、続いてピックアップされていたので、ご報告です。
最近は、「安行の家」、「篠崎の家」、「venceremos」がピックアップされていました。

取り上げられているのは、feve casaの「まとめ」コーナーです。
「まとめ」は、毎回一つのテーマについて、テーマに沿った事例を紹介しつつ、簡単に解説している記事です。
「安行の家」は、「人と環境に優しいオーガニックなインテリア」の中の一つで、キッチン周りの床に使ったコルクタイルについての紹介です。
人や環境に優しい住まい作りが、最近注目されているということで、自然素材や、リユース、リメイク、エコロジーな住空間を紹介しています。
「篠崎の家」は、「毎日ホテル暮らし気分!ラグジュアリー空間のヒント」がテーマのまとめ記事で、間接照明の作り方で高級感を演出する方法として、枕元の飾り棚につけた間接照明のことが紹介されています。

「 venceremos 」は、コンクリート打放し8階建ての賃貸マンションで、オーナー住居部分の畳のコーナーがピックアップされています。そのテーマは、「そこに、タタミがあるから!和モダン空間の完成です!」で、不整形なプランの中に敷かれたタタミが取り上げられています。

「安行の家」の竣工写真はこちらから
「篠崎の家」の竣工写真はこちらから
「 venceremos 」の竣工写真はこちらから

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 取材の下見が入るということで久しぶりにお邪魔して来ました

5年程前に竣工した住宅_「千駄木の家」に取材の依頼があり、下見に入るということでしたので、2年ぶりくらいでしょうか、お邪魔してきました。

敷地は狭小の部類だと思いますが、1階に小さなイベントホールがあって、 2、3階が住宅なのですが、2階の一部には、隣にお住いだったお父様のアトリエがあるちょっと複雑そうで、シンプルなお住宅です。3階の360度開いた高窓が特徴的な住宅です。
取材だからっていうんで、随分掃除に励んだわよって、おっしゃっていましたが、すっきりと片付いていて、取材の方が帰られた後もしばらく、これからのメンテナンスをどう考えていくかとか、使い勝手のことなどお話ししてきました。