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 仕上材の確認、色打合

「中庭を造る減築リフォーム」の現場に、先週に続いて施主に来ていただき、仕上材の確認をしてきました。

実施設計の時点で、一度は仕上材の確認をしていただいていますが、現場が進んで空間の広がりや雰囲気が、少しつかめるようになったところで最終確認をしていただくようにしています。
空間の雰囲気というのは、一般の方には、模型やパースをみただけでは、なかなかわからないものですから。
中庭にできる外壁のジョリパットの吹付け色、デッキや羽目板のキシラデコール塗装色、玄関土間タイル、トイレと洗面所のシート、壁天井のクロスなどなど。

リフォームでは、解体してみてわかることも多く、追加工事が必要なことがあります。この現場でも、雨漏りや外壁の傷みから、かなり追加の工事が必要になりました。
その都度、見積を工務店にお願いして、施主にも確認してきましたが、この日は細かな変更も含めて、現時点でのトータルな追加見積金額も確認していただきました。

 
前回の施主との現場打合で、スイッチの位置やつながり、コンセントの位置などの最終確認をすませたので、現場では、天井下地のプラスターボードが貼られる前に、電気の配線が無事完了していました。

床暖房の配線も完了済み
昼過ぎには打合は終わって、甲府市内で遅い昼食をとっているうちに、突然の大雪。
坂道ではノーマルタイヤの車が立ち往生、高速でも降り積もる雪に渋滞。
ヒヤヒヤの帰り道でした。

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 大工さんの家具製作

梅雨にはいり、どこの現場も、なかなか外工事が進められないでいることと、おもいますが、「父娘で暮らす大屋根の家」の現場でも、外壁工事が進まない分、大工さんは、室内工事をどんどん進めています。
家具は、一般的には家具屋さんがつくるものと思われるかもしれませんが、比較的シンプルな家具なら大工さんにもつくれますし、大工さんにお願いすれば、家具屋さんよりはコストを押えてつくることができます。
そこで、この現場でも大工さんにできるだけ、家具工事をお願いしてます。
クローゼットやパントリーだけでなく、手洗いカウンターなどもです。
現場打合の当日、施主スペースに取付ける5m程度の長さになるカウンター材が搬入されました。
僕もお手伝いして、4人掛かりでの荷揚げでした。


江中建設さんでは、大工さんとの打合がしっかりしていて、仕口や金物も手慣れたものです。


 
 
 
 
 
内部工事も進んで、室内のイメージもつかみやすくなってきたので、夕刻より久しぶりに、建主さんとの打合を、現場でおこないました。
仕上材料や色などの最終確認です。

5mのカウンターの端部には専用の洗面コーナーが用意されます。写真は洗面器廻りの部分に張られるタイルです。実施図面をまとめる段階で、一度確認していましたが、その時とは、少し違ったものも用意させていただき、そのなかから選んでいただきました。
リビングの吹抜けに面する施主スペースも、家具が作り込まれてきたことで、ずいぶんを雰囲気がわかるようになりました。
もう室内は、暗くなってきた時間でしたから、 トップライトからの明かりが効果的であることが確認できました。