05
16
 山梨出張 釈迦堂遺跡博物館と勝沼ぶどうの丘

連休明けの日曜日は、山梨へ出張でした。

子育て世帯のご夫婦の住宅設計打合せでした。
お二人とも働いていらっしゃるので、家事効率が良くなるような間取を中心にした打合せでした。
奥様からのご要望で、洗面所やランドリールーム、家事室、パントリー、帰宅後のお子さんのランドセルやらの片付け方などについて、今の住まい方やご要望、こちらからのご提案などのキャッチボールが始まりました。

山梨へは、時々仕事で伺っているのですが、困り物は休日の渋滞です。
特急とタクシーという交通手段もありますが、駅から遠い御宅だったり、打合せが遅くなったりすることもあるので、車で向かうことが多いからです。

今回は、大型連休明けの休日で、渋滞情報でも行きはほとんど渋滞が無いようでしたが、それでも一応用心して、少し早めに自宅を出発したら、やはり打合せ時間までに、余裕ができました。
そこで、途中の釈迦堂PAからいける釈迦堂遺跡博物館を覗いてきました。

中央高速道を造るときの発掘された縄文時代のものの博物館ですが、かなり大きな規模で、三内丸山遺跡が見つかるまでは、最大規模だったとか。
土器から土偶、装飾品まで、縄文時代文化の豊かさを感じられる展示でした。
この夏から、1年くらいのリフォーム休館に入るそうです。ご興味のある方は、お早めに。

無数の土偶が発掘されているようです。

 

午前中からの打合せでしたので、午後の時間は、ちょっとのんびりと帰ることにして、20号線を走って、勝沼のぶどうの丘へ。
勝沼は、以前、うちの愛犬ルパンと、ワイナリーに来たことがあったのですが、さすがに犬づれだと、室内には入れず、落ち着いて食事もできなかったのですが、この日はゆっくりと食事をとることができました。

 

ここの地下には、ワインカーヴがあって、甲州市お勧めの200銘柄2万本のワインが置いてあるのだそうです。しかも、なかなか良い雰囲気でした。
タートヴァンという試飲用の容器を買うと、一日中、試飲し放題なのだそうです。いかにも朝からきてそうなおじさんたちがいましたよ。
タートヴァンという専用の容器がフランスにはあるのだそうで、知りませんでした。
買ってみるのも、ちょっと楽しそうです。

ぶどうの丘は、勝沼の小山の上にあって、見晴らしは最高なのですが、まわりにぶどう畑が少ないのに驚きました。
海外のぶどう産地のイメージでは、見渡す限り一面のぶどう畑ですが、勝沼は、日本でも有数と言われる産地なのに、少ないのに驚かされるというか、がっかりさせられたというか。

 

10
29
 立野の家とシュロのある家が、素住 – SUSU -no.19に掲載されています。

現在発売中の「素住 – SUSU -no.19」の第1特集、家事がはかどるキッチン計画のなかの「理想のキッチンの作り方」で、「収納いっぱい子育ての家」と「シュロのある家」が掲載されています。

「収納いっぱい子育ての家」は、9年程前に竣工した住宅で、当時、小学生のお子さんが3人の5人家族のお宅です。
キッチンにはたっぷりの壁面収納、ダイニングやリビングの下には、ダイニングの床板をあけて取出せる床下収納を用意して、さっとしまえて、さっと取出せる子育て世帯でも散らからないように収納を考えています。
そこで、「たっぷりの収納スペースを設けてすっきりした空間に」のタイトルで取り上げられました。


シュロのある家」はお子さん2人の4人家族。3年前に竣工した住宅です。
家事動線をまとめて、家事室やたっぷりなパントリーを用意することで、家事作業がスムーズに進められるようなプランニングと、お母さんが、お子さんの様子を感じながら台所仕事ができる吹抜のある住宅です。


どちらのお宅も、子育てをとても大切に、とても楽しんでいらっしゃる建主さんです。わんぱくだったり、ともかく散らかしてしまうお子さんたちと、効率よく収納して、楽しく家事、家族生活をおくれるように考えた住宅です。