08
5
 「路地が巡る家」がピックアップされました。

「路地が巡る家」は、コンクリート打放し仕上げが大好きなクライアントの住まいで、ギルド・デザインが18年ほど前に設計監理した店舗+バレエ教室併用住宅です。
コンクリート打放し、トップライトのある大きな吹抜けの玄関ホールを中心に、中庭を囲むようにL型に建物が配置されています。

2階にあるLDKは、伸びやかに長い平面で、屋根は、コンクリートの構造体から浮いたように軽やかに鉄骨造で作ってあります。
お隣のマンションの目隠しにもなる重量感あるコンクリート壁を背に、庭側に開いた大きな連続窓が特徴です。
鉄骨造で屋根を造ることで、コンクリートから切り離されて、浮いたように軽やかな水平天井ができています。
天井はそのまま外に伸びて、日差しを遮る軒になりながら、室内から庭への空間の連続性(一体感、広がり)も表現しています。

ちょっと前ですが、住宅、北欧系インテリア、小物などの情報サイト「homify」の特集記事「大開口で空間が広がる住まい〜東京・名古屋・横浜」で、紹介していただきました。


東京・名古屋・横浜の幾つかの住宅がピックアップされていて、街の名前からは想像つきにくい自然環境の良い場所の事例が多いなか、「路地が巡る家」は、都心の住宅密集地で、しかも、クランクする路地の奥にある住宅です。
思い出しても、きびしい条件の敷地でした。いわゆる旗竿敷地というやつですが、竿部分が折れていて、ほぼ20mもあり、工事車両も近づけないので、建設会社も大変でした。

「路地が巡る家」の竣工写真は、こちらからご覧になれます。
works>路地が巡る家

07
5
 今週末は、住宅無料相談会やってます。

ギルド・デザインが参加している建築家31会では、展示会などのイベント会場で建築相談を受け付けていますが、限られたタイミングになってしまいますので、もっと広く受け付けようということで、参加する設計事務所の持ち回りで、毎週末に相談をおこなっています。

今週末の7月7日(土曜;七夕ですね)は、ギルド・デザインとコエタロデザインさんの担当です。
会場はそれぞれの事務所となります。今回は渋谷区(といってもほとんど新宿)と日野市です。

住まいづくり、賃貸計画、クリニックなどの併用住宅や二世帯住宅、暖かい家づくりのポイントなど、どんなことでも気軽にご相談においでください。

7月〜9月の相談会の予定は、こちらからご確認ください。

週末相談会(無料)7、8、9月のスケジュール

 

09
22
 「天ぷら天ふじ_7坪の家」が、fevecasaにピックアップされています。

9年ほど前にお引き渡しした店舗併用住宅「天ぷら天ふじ_7坪の家」が、デザインを選ぶ住宅のWebカタログ「 feve casa 」の特集記事「まとめ」で取り上げられています。

お題は「可能性は無限大!狭小住宅で広々・快適に暮らす4のヒント」です。
この狭小住宅にはぴったりのテーマです。
4つのヒントのうち2つが、「天ぷら天ふじ_7坪の家」からのもので、
ヒント2の、「吹き抜けで、とにかく光を取り入れる」 、
ヒント3の、「お風呂やキッチンにはスペースを割く」、です。
ちょっと、文章に間違いがあって、記事には、敷地7坪と書いてありますが、「天ぷら天ふじ_7坪の家」は敷地は9坪で、建築面積が7坪の家です。
どちらにしても、極小の敷地には違いないですが。
1階に建主ご夫婦が営む揚げたててんぷら販売のお店「天ふじ」があり、1階奥と2、3階が生活スペースです。
下町商店街の密集地、9坪の敷地でも、明るく広さを感じながら住んでいただけるように、建主さんと、住まい方を相談しながら作り上げた木造3階建ての住まいです。
「 feve casa 」の特集記事「まとめ」とともに、ギルドデザイン works で、
「天ぷら天ふじ_7坪の家」の竣工写真をごらんください。
ちなみに、現在、敷地7坪の家を新たに計画中です。
こちらもブログに、不定期ながら計画の様子を、アップしていますので、ごらんください。