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 施主来場


以前は、現場で働く職人さんたちのために、施主がお茶を出すなんてことがよくありましたが、最近は、特に東京では、住んでいるところと建設地が離れていたりするので、あまりしなくなりました。
工務店さんや職人さんが、業務としての割り切りが、進んできていることもあります。
そうなると、施主に現場を見てもらう機会がなくなっているので、時々現場に来てもらって打合せをすることで、様子を確認してもらい、現場とのコミュニケーションを取ってもらっています。
「アジアンテイストリフォーム」のクライアントも、そういうことは気にされているようで、今は海外にお住まいですが、帰国予定を作り、大工さんや職人さんとのコミュニケーションをとってくださいます。
職人さんたちにも、顔の見えない施主の住まいを作るのでのはなく、この人の住まいを作っているという意識を持ってもらうことが、より良い家を作ることにつながると思っています。
せっかく現場に来ていただいたのですから、仕上げ材の発注前の最終確認をしました。
一度は見ていただいているものも、現場で実際の広さを確認しながら見ると、また気持ちが変わったりすることもあります。
下の写真は、ふすま紙の選定。
以前候補にあげていたもののうち、生産中止などがあったものを除いて、使う場所でもう一度見ていただいています。



木材に塗る塗装は、色をつけるだけでなく、汚れ止めや耐久性を上げるためでもあります。壁の色や扉の色に合わせて、木部各所の色を決めていきました。

天井の下地が作られてくると、天井の高さなども確認してもらえます。
上の写真は、洗面脱衣室の天井高さを説明してるところです。
マンションでの洗面脱衣室などは、天井の中に換気扇やダクトが通るので、天井は低めになるのですが、それよりも少し低めに設定している理由(すっきりしたデザインにするためなんです)をお伝えしているところです。
これまでのこの現場の様子は、こちらからご覧になれます。
「アジアンテイストリフォーム」