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 設備工事先行し、大工さん入ってきました。

 

「アジアンテイストリフォーム」の現場では、トイレの遮音性能を高めるために、トイレの壁を、床に先行して作ります。
このマンションの既存での作り方は、床や天井の下地組を先行させて、その間に壁を立てていました。そうすると、床下や天井の上は他の部屋と一体につながっていて、トイレの音はそこから他の部屋に伝わっていきます。
今回は、トイレの壁を床のコンクリートから天井のコンクリートを繋ぐように作ることで、トイレを独立した場所にします。そして、壁の中には吸音材を入れ、ボードを2重張りにして音を切ります。
ということで、墨出しの後、大工さんが床下地を組んでしまう前に、先行して床下に配管する設備工事と同時に大工さんも壁を作っています。


今回の現場打合せは、大工さんとの扉周りの詳細打合せです。
開き戸や引き戸の枠の形状、開口寸法を現場の状況を反映させながら確認、確定してきました。
同時に、前回の墨出しの細かい確認ができ、間違いも見つかりました。

このビスケットというブナの圧縮材は、ちょっと優れ物。
専用の工具を使いますが、今回は、縦格子やチークの透かし彫りを、シンプルにすっきりとしっかり固定するために使います。
どんな風に使うかはまたその時に。