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 墨出の確認とプランの調整

この連休、ギルドデザインでは横浜、マークイズみなとみらいでの建築模型展に参加しておりましたが、国道沿いの家では、墨出を監督さんが進めてくれましたので、さっそく本日は、墨出の確認に現場に行って参りました。

先週、外壁の新規開口、開口位置の変更とスチールアングルによる開口補強工事が進められました。
この建物は、南側から南西側にかけて3階建てのビルが建っており、午後からの陽射しがあまり望めません。また、前面道路は南東側できわめて交通量の多い国道です。
そんな条件から、南西のビルの上からの陽射しを取込む工夫と、国道側には、奥様の第一希望である大きなバルコニーを造りながら、サッシ入りの室内化されたバルコニーとしていて、音のバッファとしています。

国道側には、引違い窓だけでしたので、ALCの壁はとれる範囲で撤去して、大きな開口としています。この廻りが6帖程の音のバッファとなるバルコニーになります。
ちなみに既存は下の写真のようなサイズの窓のみでした。

南側、南西側は隣のビルの屋根越えの採光を狙って、階段の吹抜上に窓を新規開口を造っています。
下の階からの見上げでは、冬枯れのケヤキの街路樹がみえています。

今日はとても寒い一日でした。
墨出による壁の位置を確認し、さらに修正部分などは、いっしょに墨出をしてきました。 墨出している間は、寒さなど気にもならなかったのですが、気づいた時には日も落ちて、吹きさらしの冬の現場の寒さをあらためて感じさせられました。