大山の狭小住宅

間口2間、14坪の敷地の長家の立替え計画です。ウナギの寝床状の狭小敷地、南側の工場、厳しい予算の中での法規上の耐火建築の必要性など、かなり不利な敷地条件の元での計画です。
1階を駐車場と倉庫、2階3階を住宅としています。3階の天井高を思いっきり取り、一部をロフトとしてベッドスペースを設けたり、動線部分に台所を重ねたりと、敷地の狭さからくる床面積の制限に対して必要スペースを確保するようにしています。
光環境としては両サイドが塞がれて明かりのとれない建築中央に対し、トップライトのある階段室を設け、 ガラスの壁面や光の透過するグレーチングの床などによって明るい台所や、玄関を作り出しています。
所在地 :
東京都板橋区
用途地域:
近隣商業地域

構造規模:
鉄骨造3階建

敷地面積:

48.78m²/14.78坪
建築面積:

34.25m²/10.36坪
延床面積:
99.45m²/30.08坪
家族構成:
夫婦+子供二人
主な仕様:
床:フローリング、
壁:クロス
天井:クロス
構造設計:
構造設計工房
竣工  :
1996.12
施工  :