雑司ヶ谷の二世帯住宅

敷地は車が入れないほど立て込んだ住宅地です。そこに独立した二世帯住宅で、屋上が欲しいという希望でした。隣接する女子大の緑を借景として取り込むことでこの建物は活かされると考えました。
鉄骨造では資材の搬入建方もできず、コンクリートの現場打設が50mの配管圧送することで可能となりました。プランは限られたスペースをどう活かすかがポイントでした。それぞれの部屋は小さめですが、各フロアーとも間仕切りを低く押さえて天井を見通せるようにし、南側に大きく開放したため、圧迫感を感じるようなことはありません。
アプローチはそれぞれの世帯で別々に設けていますが、将来的には屋内階段の設置も考慮しています。
所在地 :
東京都豊島区
用途地域:
第1種低層住居専用地域

構造規模:
RC造3階建

敷地面積:

81.26m²/24.58坪
建築面積:

 
延床面積:
126.2m²/38.17坪
家族構成:
夫婦+子供二人
主な仕様:
外壁:コンクリート打放
内部床:杉無垢板 30mm
壁:最強特殊じゅらく壁
構造設計:
構造設計工房
竣工  :
1996.08
施工  :