04
27
 工程確認

工事が遅れている「国道沿いの家」の現場ですが、室内では大工さんの人数も増え、壁下地のプラスターボードを貼るGL工法のボード屋さんの工事が進み始めました。

この間まで見えていた外壁部分のウレタン吹付けの状態が、GL工法によるボード張りでかなり隠れてきました。
GL工法というのは、セメントのようなどろっとした塊のボンド=GLボンドを、団子のようにして壁につけて、プラスターボードを貼っていく工法です。
ボードを貼る下地を大工さんや軽鉄屋さんが造らなくても、断熱材の上に直接はれるので、手間がかからず、コストをおさえられる工法です。
正面は木下地が組んであります。ここは必要があって木下地を組みました。大工さんの工事です。

大工さんが、巾木部分のアングル目透かし納まりのための下地とアングルを取付けると、ボード屋さんが、GL工法で、ボードを貼っていきます。
大工さんが、ボード屋さんに追っかけられるように、工事を進めています。
外部では、板金屋さんも入ってきて、ガルバリウム鋼板による屋根葺きの工事が進んできます。

下から見上げてもけっこう急勾配な屋根だということはわかりますが、上から見下ろすと、絶壁です。屋根足場を組んでの屋根屋さんによる工事ですが、屋根屋さんでなくてはとても出来ない工事です。トップライト廻りの納まりを確認に、登っただけで足がすくむような足場です。餅は餅屋ですねと屋根屋さんに声を掛けると、上にフラットルーフがなければ、出来ないような工事だよっていわれました。

室内も外部も、少しずつですが、先が見えるようになりました。
この日は、建主さんにも来てもらい、工事の様子をみてもらうのと同時に、引っ越し予定日の確認をしました。
残り一ヶ月程でお引渡です。

10
7
 足場がとれました


 
ようやく外観の全容が見えてきました。
完了検査、お引き渡しにむけて最後の追い込みです。
その日伺った日は、建具と壁クロス貼りと外構工事が中心作業でした。
 

 
クロスを貼る作業は、撮影してるこちらも息止めてしまいます・・・。
 
 
 
 
 
 
 
 
 

 
 
こちらはクロスの糊付け作業。現場で糊付けしますので職人さんの息のあったコンビネーションが重要です。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
一方こちらは搬入されたばかりの特注シンクです。お施主様のご要望を取り入れ細かい寸法まで考えて発注しました。水栓金物など付いた姿が楽しみです!

 
 
 
 
 
 
 
 

 
レンジフードやキッチン家具も順次取付けられていきます。
 
 
 
 
 
 
 

中庭のウッドデッキ。右上の白いものは物干用の金物です。取付け待機中。

中庭も完成間近です。


 
 
 
 
 
 
 
 
 
建具もほぼ入り・・・、

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
お施主様の以前の家から持ってきた、背比べの傷跡のある思い出柱も鎮座。
新居になってご家族の暮らしの中で今後はどんな思い出を刻んでいくのでしょう・・・。

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
以上、完成目前の作業状況レポートでした。(あ)

08
13
 外部工事が先行して進んでいます。

お盆休み前に、現場打合せに行ってきました。
現場では、大工さんが外部工事を進めるために下地づくりに追われています。
板金屋さんに屋根工事を進めてもらうために、壁と屋根の取合い部分の下地づくりが先行していて、板金屋さんが、順次ガルバリウム鋼板の屋根を葺いています。
先週は、ルーフィング状態でしたが、トップライトと玄関ポーチ部分を除いてほぼ葺き上がっています。

トップライトは、屋根に穴をあけることですから、防水のためのルーフィングも慎重に取付けられますが、屋根の板金も、工夫のしどころで、水が入ってきたとしても、ルーフィングにまでも廻らないように、裏板をしっかり入れて、水を軒先に流すようにしています。

屋根のガルバリウム鋼板の立て平葺きは、当社ではよく使う葺き方ですが、板金を手加工する職人さんが減ったのか、どちらかというと、コスト(手間)を押えるためということがおおきいのでしょうが、近年、規格品の立て平ものを使われることが多いです。
そうすると、軒先などの端部は、プラスチックのキャップがはめられてしまい、とても興ざめな納まりになってしまいます。
この現場でも、規格品を使わず端部は折り曲げて納めてくださいとお願いしてあったのですが、 なかなかそうはいかなくなって、規格ものになったもので、どうなるものかと思っていたのですが、板金屋さんがちょっと気を利かしてくて、ガルバリウムによるキャップを探してくれたみたいです。
これなら、まあ、いいかな、です。

ちなみに、折り曲げて納めていくと、こんな感じ。
これは、「季節を見おろす家」の屋根です。地方には普通にこうしてくれる職人さんがいるんですね。

下の写真は、壁の通気を屋根の通気層に抜いていくための穴です。
ちょっと雑な感じであいていますが、ここの軒は、軒裏現しで軒先が上がっていくので、壁の通気が、軒との取合い部分で抜きづらいため、屋根の通気層へとつないでいるんです。
ちょっとわかりにくいところかもしれませんが、この段階の現場では、通気の流れがちゃんと打合通りにできているかの確認は、隠れてしまう場所であるだけにとても重要な部分の一つです。

暑い一日でした。現場で働いてくださる職人さんたちには、頭が下がります。
とりわけ、屋根での板金屋さんはガルバリウム鋼板からの照り返しもきついという大変な場所での作業で、いろいろと考えて納まりを作ってくださっています。ありがたいことです。
現場からの帰り。暑い中での帰りのバス待ちは、どこかまったりとおおきな木にも雰囲気のある停車場です。 なかなかいい感じでしょ。

02
8
 薪ストーブの煙突がつきました


今週月曜日に、薪ストーブの会社が煙突の取付け工事に入ったことで、
先週まで屋根防水であるアスファルトルーフィングで止まっていた屋根工事が、
板金屋さんが入り、ガルバリウム鋼板の屋根葺き工事がすすんでいます。
軒先やケラバの捨て水切りを廻しながら、屋根葺き材を順次止め始めたところです。
最近多い、安価で施工しやすいキャップ式の立て平葺きではないので、
軒先もかしめて、曲げ返し、シャープにまとめてもらいます。
煙突廻りもまだ仮にかぶせてあるだけですが、来週の現場が楽しみです。
この日は、関東に大雪の予報の出た日。
甲府市はみぞれまじりの雨でした。
滑りそうな屋根板金の上ですが、この勾配くらいなら大丈夫と板金屋さん。
雪こそふってないけれど、寒い中大変です。
ありがとうございます。