今日は2年前に竣工した「ろじのさき」の取材でした。
僕も1年ぶりくらいにお訪ねしたのですが、相変わらず、きれいに使っていただいている。
以前と同じように、リビングには緑も。
この時期はユキヤナギ、夏にはドウダンツツジだそうで、季節のものをセンス良く活けていらっしゃるようだ。
そこかしこに置かれている小物も、デザインが素敵なものを選ばれている。
とてもうれしい気持になって帰ってきました。
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27 建主さんとの仕上げ材の確認
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25 住宅性能証明の現場検査に立ち会ってきました
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先日ご報告した相続税控除割増のための住宅性能証明取得の続きです。
25日、検査員の現場調査の立会に現場へ行ってきました。
現場が始まってからの申請というのははじめてで、図面審査の方と、こまごまと打合を重ね、不足書類の指摘にあわてて用意して、などなど、現場の検査受け入れ態勢もどうにか整ったということで、なんとか現場調査へ漕ぎ着けました。
断熱材の状態や、外壁と屋根通気の確認、ガラス、サッシ性能の確認など、調査員の方はひとつひとつ丁寧にチェックされていかれましたが、どうにか合格です。
検査確認をするために、現場は少し止まっていましたが、これで再開できます。
あまり、検査と関係ないところなので、、、鉄骨階段はついていましたよ。
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22 地階 掘り進めてます
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22 HOUSE VISION
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22 着工、地下工事スタート
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21 ちょっと現場止まってます。
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最近、うちの事務所では、かなり省エネ性能を意識した住宅造りをしています。
もちろん予算に関わることですので、建主さんの予算配分への意向にもよることですが、断熱性、気密性を省エネ等級4レベルでお勧めしています。
この現場でも、耐震性や省エネレベルは、長期優良住宅で求められる性能に近づけてあります。
そうであれば、ということで、建主さんから、相続税控除の対象住宅になるようにしてもらえないかとの提案がありました。長期優良住宅など税制に有利な話は聞いていても、どうもこの辺りの話に疎いのがいけません。
相続税控除対象となるのは、耐震等級2以上、または、省エネ等級4の住宅ということで、上棟も済んでしまった現場では無理ではないかと思っていたのですが、調べていくと、着工前の審査でなくても良かったり、思ったよりも、審査時間のかからない審査機関も見つかったり、なんとかうまく進みそうだったので、現在申請、審査中になっています。
ただし、断熱材が入った状態での現場検査が必要ということで、ちょうど断熱材のウレタンフォーム吹付けが終わっていた現場では、これ以上すすめられず、ちょっと現場がとまっています。
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18 石川県伝統工芸建築内装材提案会へ講師としていってきました
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先週、14日と15日、石川県へ行ってきました。
どこの地方でも同じ状況なのですが、各地に伝わる伝統工芸は、もう何年も需要の落ち込みが大きく、伝統工芸を伝える企業や工房では、工芸以外の分野への展開を考えています。
石川県においても状況は厳しく、新たな展開として、各事業者の方々は、県の伝統産業振興室とともに、建築内装材への活用を模索されています。そこで、15日に「石川の伝統工芸を活用した建築内装材提案会」を開催されたので、そこへの講師、アドバイザーとして、工房の見学、提案会の視察をしてきました。
工房では技術的なことの説明を実物をとおして受け、既に内装材として使われているお店では、経年変化などを確認しながら訪ねることができました。
友禅の奥田染色さんでは、手書きだけではなく、多くの型紙も見せていただきました。
宮吉製陶さんでは圧力製法の解説を。
亀寿司さんでは、床やカウンターの拭き漆、壁の和紙の漆などの実例を。
錦山窯さんでは、九谷焼き釉裏金彩の技法など。
工業化された技術であっても、皆さんのひとつひとつの工芸への思いがとても伝わってきました。
提案会に出展されていたものも、工芸としての思いが強く、建築材としてすぐにそのまま使っていけるものは、まだ多くなさそうですが、これがまだ第1回です。
我々としても、情報を共有させていただき、このすばらしい財産をなんとか活用できる提案をしていきたいとの思いを強くしました。