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 「ろじのさき」お引越し後の写真をアップしました。

わずか13坪ほどの狭小敷地、建ぺい率60%、建築面積8坪ほどの小さな住宅「ろじのさき」の竣工写真を改めてアップしました。

今回の写真は、生活を始めて数年後に再撮影させていただいたものです。
いつお邪魔しても、綺麗に生活されていて、デザインの良い小物や家具を選ばれています。小さな住宅ですが、素敵な生活の様子が伝わると思います。
ぜひご覧ください。
竣工時は、まだお子さんがいらっしゃいませんでしたが、今ではお子さんもできて、少しずつ生活も変わってこられたようです。
 
新しい「ろじのさき」の写真はこちらから
「ろじのさき new photo」
お引越し前の竣工写真はこちらから
「ろじのさき」
工事中の様子や、工事後から最近までの様子はこちらから
blog「ろじのさき」
 

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 オープンハウスのお知らせ

夏前から工事にかかっていた築46年とる木造2階建のスケルトンリフォームの住宅が竣工を迎えました。
クライアントのご好意により、この度「茶の間のある家_リフォーム」の内覧会を開催する運びとなりました。

解体をする事であらわとなった基礎の問題、土台や柱の痛み、給排水ガスの配管問題などなど幾多の難題は、工務店さんの力添えに感謝です。
手を伸ばすとお隣の壁に手が届きそうな路地奥の狭小敷地環境のなか、
耐震化による構造補強、高気密高断熱化、無垢フローリングや漆喰塗装の自然素材、オーダーによるミニマムキッチン、小さなお子さん二人と住まう小さな住宅は、見えるところ見えないところで、いっぱい手をかけた、家族みんながほっこりできる住まいになったと思います。
内覧会は、
12月18日(日) 13時から17時まで
場所は、東京都文京区です。
ご興味のある方は、ご連絡ください。
メール iso@guild-design.com
お電話 03-3375-3745
詳しい案内をお送りします。
建築概要
設計・監理;ギルドデザイン一級建築士事務所
施工   ;若尾工務店
構造・規模;木造2階建
敷地面積 ;49.69平米(15.0坪)
建築面積 ;36.35平米(11坪)
延床面積 ;65.83平米(19.9坪)
工事の様子などはこちらのブログからご覧になれます。
「茶の間のある家_リフォーム」

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 鉄骨階段

「茶の間のある家_リフォーム」の現場報告です。
少し前になりますが、鉄骨階段の取付が完了しています。
鉄骨屋さんとバルコニー廻りの庇や手すり、布団干しの金物の打ち合わせもあったので、階段の取付日に合わせて現場に行ってきました。
「茶の間のある家_リフォーム」は、いわゆる狭小住宅です。
細かくスペースを仕切らず、階段を室内に取り込み、段板だけの透けた階段にすることで、ボリューム感を抑え、部屋の抜け感をつくり、広がり感を演出しています。
できるだけ軽やかにと考えたデザインで、ちょっとしたところにもこだわりを持ってデザインしています。
鉄骨屋さんとの事前打合せのおかげで、全体としては、部材寸法や加工の仕方で、良い感じになっていましたが、その軽やかさのためのこだわり部分のポイントに、間違いを見つけました。
この段階ではわかりませんが、床や階段が仕上がってきたときに、ワンポイント大切な部分です。早速その部分の修正をお願いしました。
写真は直した後です。
 
現場での溶接は、火花が飛ぶリスクがあるので、好ましいものではないと思っていたのですが、鉄骨屋さんの持ってきているのは、「TIG溶接」。
これはいいですね。ステンレスやアルミの応接もできるようですし、火花が飛びません。これなら、少し安全に現場溶接がお願いでいます。
この「TIG溶接」であっという間に、階段の修正完了です。

これまでの現場の様子はこちらから
「茶の間のある家_リフォーム」
 

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 お子さん誕生

「ろじのさき」のクライアントにお子さんが誕生しました。

この春に、お引っ越し後の撮影をさせていただいたままで、アルバムをお届けしていなかったので、アルバムをお渡しするのとともに、赤ちゃんのお祝いと赤ちゃんのお顔をみせていただきに伺ってきました。
そして、お子さんができたことでの大事な相談です。
お子さんができたとなると、ここのうちの階段はちょっと危ないかも。


「ろじのさき」は狭小住宅です。限られた敷地の中で、空間的な広がりを感じられるようにしていた透けた感じの階段や手摺、吹抜が、お子さんにとっては危ない場所になっています。
ということで、工務店さんにも来ていただき、落下防止ネットをかける打合をしてきました。
これが、一番ちゃんとしなければならないことですね。

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 鉄骨階段取付

「国道沿いの住宅」では、断熱材(現場発泡硬質ウレタン)の吹付けが終わったのを受けて、軽鉄下地部分のプラスターボード張りが進みました。

天井まで貼り終わってくると、はっきりとスペースの形が見えてきます。
この写真でまだ貼られていない外壁部分は、GL工法という石膏系のボンドで貼付ける方法で、プラスターボードを貼っていきます。

北側斜線の影響で、既存の外壁、柱、梁がかなり勝手な角度で勾配をつくっている部分があります。その部分のボード張りの納め方はまだまだ不十分で、軽鉄下地の仕事では、細かく納めきれない部分が残ってしまっています。残りは、大工さんが入ってからの調整にまかされています。
本来の工事工程なら、断熱材の硬質ウレタン吹付けが始まる前に取り付いているべきなのですが、ようやく鉄骨階段が取り付きました。
鉄骨階段の取付けには、どうしても熔接しなくてはならない部分があります。ウレタンは、難燃性とはいえ 燃える材料ですから、ウレタンが吹かれた後からでは、慎重に熔接しないといけなくなります。現場としては、やりたくない工事になるのですが、ここにも、ここのところの業界の混乱が現れています。

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 シートが外れて外観がみえてきました。

お盆休み前には吹付けが完了していた外壁ですが、シートがはずされて外観が確認できるようになってきました。

ようやくシートが外れた段階です。これから外壁への取付けるもの(照明器具や樋、屋上へのタラップなども)を取付けたら足場の解体です。足場が解体された後にバルコニーの工事、外構工事へと進みます。

南面には木製のバルコニーが取り付きます。
内部の工事は、大工さんが暑い中、格闘中です。
以前、お風呂の防水下地、FRP防水の写真をアップしていますが、FRP面への塗装仕上げが済んだのをうけて、大工さんが天井の取付を終えたところです。
FRP面の仕上げ処理に、まだ荒い部分が残されており、こちらは修正と補修を頼んできました。

鉄骨階段も既に取り付いていて、仮の段板での上り下りが可能になっています。 仮の段とはいえ、上り下りが楽になりました。
壁廻りのささら桁は 、これからの大工さんの工事で、壁の中へ隠れてしまいます。
段板とイナズマ型のササラのみがみえる軽やかな階段になります。
天井板も、もう貼られていましたが、外部のシートがはずれたので、内部の天井がす〜っと空へ延びていく感じがでてきました。

リビングの壁には猫ちゃんのための柱と棚板が取り付きます。玄関のシューズクロゼット、リビングの飾り棚、猫ちゃんのトイレ置き場、洗面脱衣室の収納など、これからも大工さんの工事がしばらく続きます。
大工さんのが終わって、内装屋さん、設備屋さんへと工事が引継がれていきます。
工期は遅れてしまっています。建主さんには申し訳ない限りです。
あと一月とちょっと、お引渡しまでの時間がみえてきています。がんばっていきましょう。