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 立野の家とシュロのある家が、素住 – SUSU -no.19に掲載されています。

現在発売中の「素住 – SUSU -no.19」の第1特集、家事がはかどるキッチン計画のなかの「理想のキッチンの作り方」で、「収納いっぱい子育ての家」と「シュロのある家」が掲載されています。

「収納いっぱい子育ての家」は、9年程前に竣工した住宅で、当時、小学生のお子さんが3人の5人家族のお宅です。
キッチンにはたっぷりの壁面収納、ダイニングやリビングの下には、ダイニングの床板をあけて取出せる床下収納を用意して、さっとしまえて、さっと取出せる子育て世帯でも散らからないように収納を考えています。
そこで、「たっぷりの収納スペースを設けてすっきりした空間に」のタイトルで取り上げられました。


シュロのある家」はお子さん2人の4人家族。3年前に竣工した住宅です。
家事動線をまとめて、家事室やたっぷりなパントリーを用意することで、家事作業がスムーズに進められるようなプランニングと、お母さんが、お子さんの様子を感じながら台所仕事ができる吹抜のある住宅です。


どちらのお宅も、子育てをとても大切に、とても楽しんでいらっしゃる建主さんです。わんぱくだったり、ともかく散らかしてしまうお子さんたちと、効率よく収納して、楽しく家事、家族生活をおくれるように考えた住宅です。

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 建築相談会のお知らせ

明日(25日)から27日の日曜日まで、文京シビックセンターにて、「建築家との家づくり」無料相談会を開催します。

建築家仲間が6人集まっての相談会です。
家づくりをお考えになっている方の、どんな疑問にも、ご相談に応じますが、
建築家との家づくりって、何が違うの?
建築家ってどんな人?
建築家との家づくりのメリットは?
設計料っていくらぐらい?
などなど、建築家といっしょに家づくりを考えるということが、とても素敵なことで、楽しいことだということを、多くの方に知っていただきたいと思っています。
たくさんの方のご来場をお待ちしています。
 
 

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 オープンハウスご来場ありがとうございました。


おかげさまをもちまして、さる10月19日に無事「中庭のある小さな平屋」オープンハウスを盛況のうちに開催する事ができました。お施主様はじめ、ご来場いただいた皆様、関係者各位に御礼申し上げます。皆さん同じようにシンプルで気持ちのよい家だとおっしゃっていただきました。

 

ポールセンのペンダントライトも一輪挿しの花のようにいいアクセントになってます。空間がシマりました!
早速、お施主様ご購入のハンモックを掛けていただきました。外部の目を気にせず外の空間を満喫できるって贅沢ですね。
来場のお子さんたちが、まずのらせていただきました。



オープンハウスも終わり、慌ただしく夜の写真を撮らせていただきました。
竣工写真を撮らせていただくのは、もう少し先になります。




 
外観夕景も灯りの漏れ具合がなかなかいい雰囲気です。夜帰ってくるとほっとしそうです。

台風の直撃など工程スケジュールの最後の最後までドキドキする場面はありましたが、施工の和光建設さんのがんばりで外構のコンクリート打ちも完成し、中庭の排水がうまく機能してくれていた事も逆に確認できました。施工関係の皆様にも大変お世話になりました。ありがとうございました。
 

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 雑誌掲載のおしらせ

ご報告が遅れていましたが、現在エクスナレッジから販売中(まだしていると思いますが)の雑誌、「建築知識」10月号に当社の住宅が3件掲載されています。

「建築知識」という雑誌は、建築にたずさわる人向けの専門誌ですので、一般の方はあまり目にしない本だと思いますが、今回の特集「確認申請を一発で通す方法」に、ギルドが設計監理をしてきた住宅が3件取り上げられています。
郊外や地方での建築をしてみるとその違いがよくわかるのですが、都内の市街地では、防火上の問題、避難の問題、住環境を守るための規制など、都市部ならではの規制がいくつも重なり合ってかかってきます。さらに、地方とくらべると狭くなってします敷地から、その条件はますます厳しくかかります。
そんな法規制下で、さまざまな緩和規定や、法規の読み込み方などをとおして、審査機関と協議し、より豊かな建築空間、住空間を目指した建築の事例と法規の解説がまとめらている特集です。
当社からは、「ろじのさき」、「篠崎の家」、「天ぷら天ふじ」 が、道路斜線、天空率、竪穴区画、ガケ条例などへの対応事例として取り上げられています。
 

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 ユニクロのCMに使われています。

ギルドデザインが設計監理をし、5年程前に竣工した館山の別荘が、ユニクロのCMに使われています。

現在テレビ放映中の<ユニクロ「カシミヤ100%」萬田久子>シリーズが撮影されている建物がそれです。
動画はこちらから。

ユニクロCM WOMEN カシミヤ・萬田さん篇 – YouTube

 
 

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 オープンハウスのお知らせ

埼玉県新座市で設計監理をしてきました「中庭のある小さな平屋」の現場がそろそろ竣工を迎えます。
クライアントのご厚意により、このたびオープンハウスを催せることとなりました。
延床面積が72.2m2(21.8坪)のかわいらしい住宅ですが、冬の太陽高度を考えながら、中庭を通してリビングダイニングに陽射しが入るようにプランニングした高気密高断熱の住宅です。
10月19日の午後1時から現地におりますので、ご都合がよろしければぜひおいで下さい。
ご連絡をいただければ、詳しい住所をお送りします。

 

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 完了検査無事終了。19日にオープンハウスします。

今日は、「中庭のある小さな平屋」の指定確認検査機関による完了検査でした。
この現場は、工事途中に工務店が倒産したために、一部の検査書類などを手に入れることのできなかった現場です。
以前なら問題のなかった話なのですが、最近は諸々書類確認を求められるので、求められたら困ったものだと気にしつつ、検査員も人の子だから、事情を話せばわかってくれるだろうとか思っていたのですが、何のことはなく、すんなりと検査終了。

検査日ではありましたが、まだ外構工事も残っています。

玄関土間、ポーチ床はタイル、ドアの右には、表札とインターホン、ポストがつきます。

内部は、床に養生ベニヤが貼られたままですが、ほぼ仕上げは完了していて、電気屋さんが器具付け中。

リビングの小上がりには畳も敷かれましたが、畳下の収納引出しはまだでした。

クロス張りも完了していて、後は養生をはがすだけ。
検査の終わった頃には建主さんもいらっしゃり、完了検査が無事終わったことで、安心されていました。
しばらく、現場が仕上がっていく様子をご覧になって、とても喜んでいただけたようです。 中庭や外構の植栽、中庭に吊るすハンモック、購入予定の家具などについてのお話をされていかれました。
10月19日(土)にはオープンハウスを予定しています。
近々、ご案内をアップ予定です。
お時間のある方は、ぜひおいで下さり、ご批評をお願いしたいと思います。
 
 
 
 

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 お引渡し

「猫と暮らす小さな家」も10月5日にお引渡となりました。

手直しの必要なところを確認していただき、建築、電気、蓄熱暖房機、ガスなど、それぞれの工事担当者から、使い勝手やメンテナンスの説明の後、玄関キー、機器類の保証書、審査機関による検査済み証などをお渡しして(今回、工務店さんが引渡証を用意しておらず、ちょっと問題なお引渡となりましたが)、お引渡です。
建主さんにはご迷惑をおかけしますが、追加工事や、一部の手直しの未施工部分については、お引っ越しが一段落した頃に、ということになりました。


建築面積9坪の小さなお住いですが、2階のリビングダイニングキッチンは、天井の高く、南のバルコニーは基準いっぱいの2m奥行を確保しているので、長く広く感じていただけます。
キッチン裏には、2帖程のパントリーとその外にはサービスバルコニーもあって、収納も十分にとってあります。
部屋の中央のキャットタワーからは、梁の上や、ハイサイドライトの猫の見晴らし場まで渡っていけるような、猫ちゃんたちの遊び場やくつろぎの場を用意しました。
リビングでくつろぎながら猫ちゃんたちのかわいい姿を眺めていられます。
トイレの横には、ちょっと隠れるような換気扇付きのスペースがあって、そこには猫ちゃんたちのトイレ 置き場です。

 

早速、ゆうたくんとさつきちゃんが遊んでくれました。ふたりをみているひとの方が、もう楽しくて、撮影大会になっちゃいました。
床の無垢フローリングには、とても自然で、木質感の感じらせる塗装ですが、猫などの爪にも強さのある塗装を建主さんが見つけられて、それを塗装してもらっています。

 

お引渡の後、建主さんの工事として、洗面脱衣室や浴室には防カビ性のコーティングをしてもらいました。
 
 

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 足場がとれました


 
ようやく外観の全容が見えてきました。
完了検査、お引き渡しにむけて最後の追い込みです。
その日伺った日は、建具と壁クロス貼りと外構工事が中心作業でした。
 

 
クロスを貼る作業は、撮影してるこちらも息止めてしまいます・・・。
 
 
 
 
 
 
 
 
 

 
 
こちらはクロスの糊付け作業。現場で糊付けしますので職人さんの息のあったコンビネーションが重要です。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
一方こちらは搬入されたばかりの特注シンクです。お施主様のご要望を取り入れ細かい寸法まで考えて発注しました。水栓金物など付いた姿が楽しみです!

 
 
 
 
 
 
 
 

 
レンジフードやキッチン家具も順次取付けられていきます。
 
 
 
 
 
 
 

中庭のウッドデッキ。右上の白いものは物干用の金物です。取付け待機中。

中庭も完成間近です。


 
 
 
 
 
 
 
 
 
建具もほぼ入り・・・、

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
お施主様の以前の家から持ってきた、背比べの傷跡のある思い出柱も鎮座。
新居になってご家族の暮らしの中で今後はどんな思い出を刻んでいくのでしょう・・・。

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
以上、完成目前の作業状況レポートでした。(あ)

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 オープンハウスへのご来場ありがとうございました

 
先月28日のオープンハウスでは、まだ床の養生もとれていない状態でした。おいでいただいた方々には大変申し訳ないことでした。
昨日は、28日においでいただけなかった方々や事務所のメンバーでの内覧をさせていただきました。

この日は、暗くなるまで、少しゆっくりと現場にお邪魔させていただき、照明の様子なども確認してきました。
計画地は、緑の多い閑静な住宅街ですが、それだけに建蔽率は40%と厳しく、狭小敷地であるこの計画は、地下を入れても、83m2(25.2坪)程度の延床面積を確保するのがやっとです。
2階のリビングダイニングキッチンは、敷地の長さをいかし、南の光をつかまえるように空へつながる天井から、空間の広がりを手に入れています。

家族の一員の猫ちゃんのためのキャットタワー、猫階段です。
リビングにあるキャットタワーからは、梁の上端や、飾り棚を渡って、窓辺へと遊びにいけます。ぽかぽかの暖かいハイサイドライトの窓辺は、外の景色の見おろせる冬場の特等席です。
壁の仕上げは、漆喰を塗装したもので、そのアルカリ性、静電気を帯びないこと、吸放湿せいなどは、臭いを消してくれたり、汚れ付きを防いでくれたらり、多少とはいえ貢献してくれています。


施主といっしょに使い勝手を考えて造ったロシアンバーチのキッチンです。
広いシンク。シンク上には扉をリフトアップさせて使う水切り棚。吊り戸棚はガラスの引戸で、普段使いのお気に入り食器を飾りながら収納できるようにしています。
電子レンジやトースター、炊飯器は、写真からは隠れていますが、同じくロシアンバーチで造作した家具におさまります。

2階へ上がる階段は、狭さを感じさせないための踏み板だけの階段です。光の廻り込みや風の流れをスムーズにさせます。
お父様は足下を悪くされているので、階段の造りについては 心配をしていたのですが、クライアントとの話合いを通して、このような階段にまとまりました。
今手摺のついていない壁面についても、今後手摺が付けられるように下地を埋め込んでいます。

お父さまの足腰のことを考えて、トイレの起ち座りが楽になるように、洗面との境に、収納を兼ねた小さなカウンターを、力のかけやすい高さに造り付けています。この部屋にも、将来の手摺用に、壁の中に下地を隠しています。
洗面脱衣室、トイレは狭いながらも(狭いからこそ)一室です。動作が楽になるように、また、場合によっては介助しやすいようにと考えてのことです。
お風呂にはガラス戸を使うことで、お風呂までつながる一部屋のようにみせて、窮屈感をなくしています。
お風呂にはホーローの浴槽を入れています。ホーローの浴槽は、質感もすばらしいのですが、営業の方によれば、お湯持ちもよく湯質まで違って感じられるそうです。
浴室の壁はFRP防水をそのまま見せています。
本来下地になるべきものですが、ガラス繊維が盛り上がり、少しムラのある表情が、 なかなか素敵です。

地下室は、主に収納ですが、ドライエリアを設けていて、自然光や風も入りますから、ちょっとなにかをする場所としても使えることと思います。
手前右に置いてある箱が、蓄熱暖房機です。夜間電力を使い内部に熱を溜め込み、昼の間はゆっくりとそれを放出するというもので、夜間の安価な電力を使う暖房機です。
冬の間、暖房機からの温風は、外断熱されたコンクリートの壁天井に蓄熱され、安定した熱源の場所となります。
階段スペースと通して、建物中に暖かい空気は廻っていきますが、コンクリートの天井に開いた穴からは直接1階寝室や、洗面脱衣室の床下にはいり、床を暖めてくれるものと思います。
最初の写真の天井際に写っているシルバーのダクトは、この地階とリビング天井の一番高いところとをつないでいて、換気扇(カウンターアローファン)が空気を強制循環させます。
冬に上がった熱気を、再び地下室へ。また、回転を反転させることで、夏の地下室の冷気をリビング天井から吹き下ろすということができます。
これまでの現場の様子などはこちらからご覧ください。
「猫と暮らす小さな家」 
 

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 完了検査終了

工期が延びていたこの現場も、審査機関による完了検査を迎え、無事終了しました。
検査済み証も、建物のお引渡までにはおりることと思います。

現場は、バルコニーなど外構工事を少し残し、内部ではクリーニング中でしたが、つづいて我々設計事務所による引渡し前検査です。
これまで現場に足繁く通い、間違いの無いように監理してきたので、おおきな問題はないのですが、現場がきれいに片付けられて、初めてみえるものも出てきます。
引出しのスムーズさや扉の開き具合、機器類の動作確認、仕上げに汚れやムラはないか、脚立に登って、猫タワーやキャットウォークなどにも塗装の様子や汚れなどの確認と、細かく見て回り、チェック部分には付箋を直接はっていきます。
これから、お引渡までの数日間の間に、修正工事をしていただき、工事の完了を確認後に、お引渡となります。


現場の皆さんは、皆さん一生懸命に工事をしてくださいました。
大工さんも、こちらからの要求に対して、丁寧に対応してくださいました。
それだけに、工期が延びて建主さんにご心配をおかけしてしましましたが、長い目で見ていただければ、この丁寧な仕事の良さは、伝わることと思っています。
この現場では、地階の蓄熱暖房機からの暖気は、1階の床下にたまり、床の穴から抜けたり、壁の中を通ったりしながら、2階へと登っていきます。
この写真は、そんな床の暖気を、上階へとあげるための点検口を兼ねたフローリングの 穴です。きれいに造っていただきました。
お引渡しはもうすぐです。

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 31会模型展にぎやかに終了

9月29日まで開催していた建築家31人による10回目となる建築模型展も多くの方にご来場いただき無事終了しました。
ご来場いただいた皆さま、ありがとうございました。
次回は、新年1月10日より、横浜のマークイズにて予定しています。
また、お話ができるのを楽しみにしています。