06
26
 梅雨の現場2

監督さん、棟梁、電気屋さんとお茶の時間に現場打合せをしました。
この現場には、電子レンジやポット、インスタントコーヒーがさりげなく置いてあります。はじめは正直ちょっとびっくりしました。が、私にまで暖かいお茶を電気屋さんがふるまってくださる…そんなアットホームな現場です。
地階から1階までの大工さんに製作してもらう階段の打合せ、1階と2階を結ぶ鉄骨階段について、浴室床の組かたについて、幅木について…などなど。
盛りだくさんで、気がつくとそろそろ現場をはなれなくては…という時間。
なんと写真を撮影しないままもどってしまいました。これからはまず現場についたら写真をとることにします。
 
 

06
22
 現場でお施主さんと確認しました

心配していた雨もすっかりあがり、お施主様との現場打合せ。
設備屋さんがだいたい位置をだしてくださったコンセント、スイッチ。
位置や使い勝手は大丈夫かの確認をそれぞれの箇所で行いました。
先日打ち合わせした間仕切り壁もみえてきています。
猫と暮らす小さな家は、地階と2階のリビングの高い天井をカウンターアローファンで結んでいます。

冬は上にたまった暖かい空気を下までひっぱって循環させ、夏は下にたまった安定した温度の空気を引っぱりあげるのに、大活躍してくれることでしょう。小さいお家だからこそ、家のどこでも快適に ですよね。
今日は洗面脱衣室に貼るタイルのサンプルをお持ちしました。素材選びのなかでも、タイルを選ぶ時はとても盛り上がります。あそび心がくすぐられるのでしょうか。
とくに今回は全体ではなく、部分的なポイントとなる箇所なので、お施主さんも選びがいがあるのではと思います。
打合せが終わり、屋根に登ると、お待ちかねだった、ガルバの屋根が葺かれていました。
 

06
21
 小屋によばれて。

最終日の前日、あわてて「小屋」にいってまいりました。
ギャラリー間でおこなわれていた中村好文さんの「小屋においでよ」展。
会場はかなり込み合っている上に、入り口にはなんとご本人様がいらしていました。
とてもすてきな展示でした。この展覧会のためにつくられた小屋は、かぎられたミニマムの空間のなかに、素材や生活へのこだわり、知恵、あそびごごろ、愛情などがぎっちり詰め込まれていて、胸があつくなりました。手書きの図面からは、オリジナルのものをつくりだす集中力、迷いのない潔さ、なのにどこかチャーミングで、たくさん写真をとりました。

06
20
 梅雨の現場

本日も雨。
現場では上水道の引き込み作業中。
現場調査をしていて、「これが最終桝で、えーと、公枡は…」。工務店さんに調べていただいた結果、お隣さんと共用していることがわかりました。いろいろなことがあるのですね。
そして月曜日に到着したサッシ。「重かったですよ…」と職人さん。棟梁と間仕切り壁の打合せをしました。電気屋さんも現場に駆けつけてくれて、「次回までに、これとこれとこれと…」と宿題をだされました。

屋根は、陸屋根部分の仕上げは完了!養生がされていました。方流れ部分は板金屋さんの到着をこころまちにしている感じです。

06
17
 色合わせ

建材のショールームにいってきました。
外壁、屋根、水切り、照明器具のイメージをぎゅっと頭のなかに落とし込んで、いろいろな角度から果たして何色を加えるべきか、妄想します。
平日なのにかなりぎわっているショールーム。

 
 
 

06
17
 事務所の勉強会でした。

土曜日は午後から事務所の勉強会でした。お誘いと受けていた清家清の住宅の見学会へ行ってきました。

1974年竣工というこの家は、僕がまだ愛知の実家にいたころのネスカフェのCMで見たはずの家、清家清が「違いのわかる男」として登場した時に使われた家だそうです。
40年も前の建物とはとても思えない家です。建主に愛され、丁寧に手を加えられていたのでしょうか。とてもそんな傷みをみせていません。もちろん、デザインも。
時代の空気が感じられる素材感や設備機器、そしてディテール。空間の構成もそうかもしれません。ただ、良いものはずっとレベルの高さを感じさせてくれるものですね。 最近の30代の建築家の中には、昭和初期の頃の建築への評価が高いそうです。
そんな懐かしいものへの価値の見直し、歴史の連続性を伝えている建築だと思います。


清家清の住宅を見た後は、同じく星川にあるベリーニの広場を久しぶりに見学。
これはこれで、時代の空気。
ポストモダンの力強さを感じさせてもらいました。

06
15
 新宿、オペラシティー木童さんでの展示会、続いてます。


西新宿のオペラシティ1階にある木童さんのショールームでは、21日まで模型展を続けています。15日は2回目の土曜日で、会期最後の相談会でした。
僕はこの日は昼過ぎまでしかいられませんでしたが、その間は、ぎっちりと木童の西田さんから、雑談を交えた木材の講義。餅は餅屋ですね。いろんな情報を持っているし、楽しそうに「木」を語る姿がすばらしい。
オペラシティは、あまり多くの人が来ないのか、相談にこられる方は少ないのですが、何度か続けることで、認知されていけばうれしいです。

 

06
14
 襖紙選び

今日は、襖紙選びのために、紙屋さんまわり。


襖紙を使うというのは、とりわけ和室に限る話でないのだけれど、和室の少なくなっている昨今、随分と機会が減ってしまいました。
昔、料亭を設計した時には、刷り柄を選び、色味を決め、柄の位置、ぼかし具合などを、自分なりに部屋の真行草を考えながら組立てたものですが、今回は、あまり和室のイメージが出ないような紙選びです。
これまでで一番多かったのは、柄のない鳥の子だけのものを、すっきりと凛々しくなるように使ってきましたが、今回すこし柄を入れられないかと思いながらの紙選びで、これもなかなか楽しいですね。



 

06
14
 サッシの到着

梅雨にはいり、なかなか現場が思うように進まないこの時期。
先週から待ちに待ったサッシがやっと到着しました。
現場に運び込まれるとすぐに大工さんが二人掛かりで取り付け始めます。
リビングの大きな片引き窓だけは他のサッシとシリーズが異なり、2週間後に搬入されるとのこと。
都内ではもうなかなかシャッターなしの大きなサッシはつけられないのでしょうか…。
電気屋さんの設置作業がだいたい終了していて、ボックスがとりつけてありました。
次の週末にはお施主さんと現場でスイッチ、コンセントの位置を最終確認します。

 

06
14
 梅ジュースつくりました。

今年は空梅雨のような、まだ梅雨ではないような梅雨に入っていますが、この頃になると梅を漬けるのが恒例です。けっこう多くのご家庭でも作っていらっしゃるのではないでしょうか。

我が家では、息子が梅干し好きなこともあって、やはりこの時期になると梅が登場しますが、 写真は梅ジュースです。
梅1kgに素精糖1kg、こ〜い梅ジュースができ上がります。飲む段になると、息子の管理下におかれて、僕は息子に許可をもらい、息子が薄めてくれた梅ジュースを飲むことができます。

06
11
 建築家31人展のミーティング


昨日は、ギルドデザインも参加している建築家グループ「建築家31人展」のミィーティングでした。
横浜での赤レンガ倉庫の建築展では1000人の方においでいただきました。
次回はいつもの新宿パークタワーで9月です。
適切なる情報発信ができるように、今回の会での展示方法はどうだったか、来場者に傾向はあったのか、配布チラシはわかりやすかったか、ホームページの活用は活かされているかなど、次回の展開のための意見交換です。
現在のメンバーの良い関係性を保ちながらも、グループとしての力を強めていくにはどうするのか。これからの大きなテーマです。

06
9
 ほぼ基本設計がまとまりました。

1階が事務所、2階がご両親、3、4階が施主ご家族というこのリフォーム計画ですが、どうにか基本設計がまとまりそうです。

時間がかかってしまい、建主さんにもご心配をおかけてしていますが、こちらからの提案、建主さんからのアイデアと、キャッチボールの繰り返しをとおして、なかなか素敵なプランになってきたと思っています。

今回の打合で、1階事務所もまとまり、設備機器類、仕上げ材も概要がきまってきたので、次回には基本設計の承認がいただけそうです。