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 2020年 Best of House デザイン賞

うっかりしていたというわけでもないのですが、ご報告です。

一昨年に続いて、今年も「Best of House デザイン賞」をいただいていました。
賞をいただいていたのは、デッキ部門で、一昨年と同じく、都内の狭小住宅に作ったプライベートなデッキバルコニーで、「ろじのさき」という住宅のものです。

「ろじのさき」は、建築面積が、8.2坪程度しかとれない敷地条件の中、プライバシーを守りながら、リビングダイニングとバルコニーの水平方向のつながりや、吹抜による垂直方向への広がりをつくり、住宅密集地でありながらも、敷地周辺の状況を考えることで、陽射しや風通しを確保した住まいです。

つい先日、この「ろじのさき」は、Houzzのデンマークのサイトでも特集記事に取り上げてもらっています。
「リラックスとインスピレーションを与えてくれるテラス」というような事例で、「ろじのさき」は、日本の禅のイメージを与えてくれる空間として選ばれたようです。
そのデンマークのサイトはこちら。
Billedskønt: 15 terrasser får os til at drømme om sol og sommer

「ろじのさき」の竣工写真はこちらからご覧になれます。
works>ろじのさき

「ろじのさき」の最近様子や工事の時の様子は、こちらからご覧になれます。
blog>ろじのさき

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 「建築家とつくる住宅展」に参加します

ギルド・デザインが参加している建築家31会が、恒例イベントである展示会を開催します。

第31回となる展示会です。
5月17日(金)〜19日(日)の3日間、横浜の赤レンガ倉庫1号館の2階で、住宅模型や写真パネルの展示、トークショー、住宅相談を行います。

建築家との家づくりの楽しさ、素晴らしさを感じていただけるイベントです。

ギルド・デザインからは、3つの住宅模型を展示します。

・ろじのさき
住宅密集地の13坪の狭小敷地でも、広さと明るさを感じる住宅。

・季節を見おろす家
季節の移り変わりを楽しむ傾斜地に建つ住宅

・中庭を造る減築リフォーム
中庭を造って、陽射しと通風を呼び込みプライバシーを守る減築リフォーム

31会のメンバーからも多数の住宅模型が展示されます。
下のリンクから、展示予定の住宅を確認いただけます。

 

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 狭小住宅での玄関アプローチ

今年になって「ろじのさき」の御紹介がつづいていますが、「ろじのさき」の玄関アプローチについても、少し前の「homify」で紹介されていました。
特集は、「狭小住宅のアプローチ5選ー小さい面積でも魅力的なアプローチは可能です!」ということで、まさに、敷地面積13坪ちょっとの「ろじのさき」にはぴったりなテーマでした。

狭小敷地といっても、いろんな敷地形状があって、その敷地なりに、建築家はその条件の中で、その敷地条件を逆手にとって、最良の計画を考えようとします。
「ろじのさき」の敷地は、間口4mほど奥行き9.3m程度の長方形です。
南にはすでに3階建住宅が敷地ギリギリまで建っていて、東側の道路も2mほどしかない敷地環境です。

そこで、「ろじのさき」の計画では、奥行きの9.3mをできるだけ長く見せて、住まいの長さ、広がりを感じてもらえるようにプランニングできないかと考えた計画になっています。
内部の間取りで、敷地の長さが見て通せるようなリビングダイニングキッチン+バルコニーの作り方をすることを基本として、この玄関へのアプローチも道路から、格子の木戸を門扉にして、奥にある玄関までの通路を作っています。

右に見えるサイディングの壁が南に建つ3階建のおとなりで、左に白い玄関ドア、正面の格子の木戸の先が、道路です。

 

「ろじのさき」の竣工写真はこちらからご覧になれます。
works>ろじのさき

「ろじのさき」の最近様子や工事時の様子はこちらからどうぞ。
blog>ろじのさき

 

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 「20歳まで猫が元気に長生きできる住まい」

我が家では、ゴールデンレトリバーという大型犬を飼っています。
家族の中で、ペットがとても大切な存在として、共に生活をしています。
現在は、子供の数よりも、犬猫の飼育頭数の方が多くなったというペットブームの時代です。

数年前から、猫の数が犬よりも多くなりました。
家族単位としては、まだ犬を飼う家の方が猫より多いそうですが、猫の方が多頭飼いの数が多いのだそうです。

そんなことから、犬猫の本や雑誌、テレビ番組まで、とても増えていますが、建築の専門誌にも特集が多くなっています。
建築専門のコーナーに並ぶ書籍が、一般の方の目に触れることは少ないと思いますが、「建築知識」という月刊誌で猫との住まいを特集した号が、すぐに完売されるほどでした。

その「建築知識」の特集を増補して書籍化されたのが、
「20歳まで猫が元気に長生きできる住まい」です。
磯村、松本が担当した住宅「猫と暮らす小さな家」が、建築知識の特集の時より写真なども大きく見やすくなって掲載されいます。

昔と違って、飼い猫は、ほとんど外に出ることがありません。ストレスもたまりやすいのだと思います。
猫ハシゴや猫階段、ハイサイドライトなど、猫たちが、遊んだり運動したりする場所作りだけでなく、住まい全体の環境も、猫にとって大切な要素だということで、室内温熱環境+省エネ性を大切に考えた「猫と暮らす小さな家」をピックアップしてくださったと思います。

建築専門誌の特集をまとめたものですが、一般の猫好きの方にもわかりやすく、猫を飼う上で気をつけるべきことに加えて、猫が楽しめそうな住まいの工夫が満載です。
猫と暮らす住まいをお考えの方にとって、とても役立ちそうな1冊です。

この「猫と暮らす小さな家」は、建築面積9坪ほどの小さな家で、高気密高断熱で省エネを目指した住まいです。
地下に蓄熱暖房機を設置して、冬期はその暖気を、階段の吹抜や床に開けた穴などから建物全体に充満させるように計画しています。
さらに、2階まで登った暖気を地階に戻す循環ファンにより、効率的な冷暖房が可能なようにした住まいです。

「猫と暮らす小さな家」の竣工写真は、こちらからご覧にいただけます。
works>猫と暮らす小さな家

工事途中の様子や竣工後の様子などはこちらから
blog>猫と暮らす小さな家

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 「ろじのさき」がピックアップされています。

「ろじのさき」は、東京都心の住宅密集地に立つ小さな3階建て住宅です。
ご親族がお持ちの土地は、13坪強の住宅立ち並ぶ細い路地のさき。
敷地の条件(建ぺい率60%)から 、建坪としては、8坪強しかとれませんが、都心の便利な環境は、お仕事にも子育てにもとても良い条件が揃っています。
ここでどれだけプライバシーを守りながら、広さを感じることのできる住まい方がご提案できるかがテーマでした。
竣工当初は、まだご夫婦お二人の住まいでしたが、計画中にもお話が上がっていたように、お子さんもできて、少し生活スタイルが変わってきていることと思います。
また、お邪魔して、様子を伺いに来たいと思っています。

取り上げていただいているのは、homify という住宅、インテリア、生活雑貨などを紹介するデザインwebsiteの特集記事です。

春にピックアップさていたのですが、ご紹介が遅れてしましました。
ちょっと時期を逸しましたが、参考にしていただければ幸いです。
下の二つで、取り上げられていますが、
それぞれの写真が、片方はバルコニー側から、もう一方はリビング側からとなっています。

「春から初夏へ、アウトサイドリビングで最高の季節を楽しむ家 best5!」
「テラスが作り出す心地よい暮らし 〜東京や住宅密集地でも開放的に〜」

ろじのさきの竣工写真はこちらから
works>ろじのさき

ろじのさきの現場の様子やその後の様子は、こちらから
bleg>ろじのさき

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28
 「猫と暮らす小さな家」が狭小敷地のテーマでピックアップされています。

「猫と暮らす小さな家」は、猫ちゃん関連の特集では、キャットウォークや猫階段、猫ハシゴ、猫窓の話題などで、ときどき取り上げていただいていますが、今回は狭小住宅の事例としてwebsiteにピックアップされていました。

「猫と暮らす小さな家」は、都内の良好な住宅地を敷地とした以前からの住まいを建て替えた住宅です。
もともとお住まいだったので、敷地条件などはよくご存知だったのですが、都内の良好な住宅地ではよくある建蔽率の小さいエリアでした。
都内の普通の住宅地・敷地では、建蔽率は60 %とされていることが多いのですが、ここは40%と決められていて、敷地の空きをたくさん確保しすることで、住宅街としての環境を良いものにしようというエリアです。
60%に対して40%ですから30%も建てられる面積が抑えられていることになります。
そのために、建築面積が、29.8平米(9坪)ほどの狭小住宅という部類に入っています。

紹介されている website はこちら
homify >狭小敷地で立地を味方にする〜東京でも開放的な暮らし〜
このテーマにあるように、東京は敷地条件の厳しいところばかりですが、その敷地の良さを生かすように計画できるのは、建築家の設計ならではですね。

 

「猫と暮らす小さな家」は、狭小ではありますが、近隣とのプライバシーを意識しての目隠しや猫ちゃんの見晴らし窓など、敷地条件の中で、クライアントと生活の仕方をじっくり相談しながら計画していった高気密高断熱の省エネ住宅です。
小さな住宅であるために、できるだけ大きな空間や広がりを確保するプランニングと、それでも足元が冷えないような室内の温熱環境を考えています。
地下室の蓄熱暖房機の熱は、コンクリートの壁にも蓄えられ、その熱のゆっくりした上昇で建物全体をあたため、上がった暖気を再び地下室に戻す循環ダクトを備えています。
「猫と暮らす小さな家」の解説や竣工写真はこちらからご覧になれます。
works > 猫と暮らす小さな家 
また、現場工事や最近の様子はこちらから
blog > 猫と暮らすし小さな家 
ギルド・デザインは、都内での仕事が多く、狭小敷地・狭小住宅といわれる計画をたくさんしています。
10〜15坪くらいの敷地が多いですが、
なかには、建築面積8坪ちょっとの「ろじのさき」 
敷地面積が9坪の店舗併用住宅「てんぷら天富士 7坪の家」などがあります。

05
11
 特集「ランドリールームの理想的な形とは?」にピックアップされています。

homifyは、ドイツからやってきた住宅、インテリア、北欧小物などのデザインを紹介しているwebsiteです。時々、ギルドデザインの住宅も紹介していただいています。
今回は、「ろじのさき」のレストルームが、簡単な解説と共に、
特集「 ランドリールームの理想的な形とは?」で、ピックアップされています。


「ろじのさき」は、都内の13坪程度の狭小敷地に建つ小さな3階建て住宅です。
建築面積が8坪程度しか取れない条件の中、 コンパクトながらも、広々と使っていただけるように工夫を凝らしています。
レストルームもその一つで、 日本人は分けたがりますが、トイレ、洗面所、お風呂を一つの部屋にまとめた、ちょっと立派なホテルのようなスペースにすることで、チマチマせずに、ゆったりとした空間を提案しています。
そのレストルームに、ランドリーコーナーも考えていて、あかりの窓や洗濯物干し金物、換気乾燥機などを用意しています。
ピックアップされている写真の反対側の壁は、下のような感じです。
便器や、強化ガラスのパーティションのあるシャワーコーナがあります。
ペーパーホルダーの付いている壁のようなもの引き戸で、開ける収納です。
トイレットペーパー、タオルなどのリネン収納になっています。

 
「ろじのさき」の竣工写真はこちらから  works > ろじのさき 
現場や最近の様子、ピックアップされた情報などはこちらから blog > ろじのさき
 

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 「茶の間のある家」1年検査

文京区でリノベーションした住宅「茶の間のある家」の1年検査にお邪魔してきました。
「茶の間のある家_リフォーム」は、築40年を超える木造住宅の耐震補強、断熱気密改修を中心に、いまお住いのクライアントのための生活に間取り変更などをしたリノベーション住宅です。

検査にお邪魔すると、片づけをされてはいるんだろうと思いますが、それでも、どこのお宅もきれいに使っていただいています。
それは、十二分な打ち合わせをさせていただいているからこそ、愛着ある住まいであり、使い勝手も良い証であるのだと思います。
「茶の間のある家」も、とてもきれいに使っていただいていました。
遊び盛りのお子さんが二人いるので、散らかりがちだと思いますが、お子さん達も自分達のスペースを上手に使っているようで、楽しそうです。

検査では、漆喰塗装の入り隅に一部ヒビが入っている部分が見つかったり、西日を直接受けるスチール製の玄関ドアに、若干の歪みが出るなどの指摘を受けて、修正・手直し工事の予定を立てました。
全体としては、大きな問題点はなく、検査は無事終了しました。
クライアントからは、暖かくて快適、使いやすいキッチンや洗面所など、嬉しい言葉をもらいました。

「茶の間」は、リビングであり、ダイニング、お客さんをお迎えする場でもある部屋です。小さな住まいならではかもしれませんが、多機能な部屋ながら、気持ちいい使い方をしてくださっています。
茶の間に用意しておいた棚や出窓は、子供達のおもちゃの収納場所というだけではなくて、作品やら小物たちで、可愛らしく飾ってありました。


 
畳とフローリングの取り合いもすっきり納まっています。


お子さん達の部屋は、家具を大工さんに造作してもらっていて、引き出し収納付きのベッドの下には勉強と本棚、洋服掛けのハンガースペースがあります。
お引き渡しの時には、穴だけ開けていたベッドのサイドボードと天井からの幕板には、ロープが張られて、落下防止のロープ柵が出来上がっていました。
2階のファミリールームは、お子さんの鉄棒練習場になっていました。
いまは、こういうものが購入できるんですね。
うちの中にこんな練習場所があれば、ちょっと嬉しくないですか?

 
「茶の間のある家」の現場や最近の様子は、ブログからご覧になれます。
こちらからどうぞ blog>茶の間のある家 
 
 

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 Best of Houzz 2018 を受賞しました

建築やインテリアの情報サイトHouzzでは、毎年4000万人以上のユーザーの間で、最も人気のあった住宅写真事例にたいして、「Best of Houzz(ベスト・オブ・ハウズ)」 を発表しています。
今年もギルド・デザインは、「Best of Houzz(ベスト・オブ・ハウズ)2018」を受賞いたしました。

選ばれた写真は、「Best of Houzz(ベスト・オブ・ハウズ)2018」のデザイン部門の「デッキ」で、「ろじのさき」の2階にあるデッキバルコニー部分です。
選ばれた写真は昨年と同じものでしたが、多くの方に支持されていると思うと励みになります。
Houzzサイトのプレスリリースはこちら
「ろじのさき」の竣工写真はこちらから works_「ろじのさき」
「ろじのさき」現場の様子はこちらから blog_「ろじのさき」

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 「ろじのさき」がhomifyにピックアップされています。

「ろじのさき」が、住まいの写真情報サイト「homify」の特集記事にピックアップされました。

homify(ホーミファイ)は、世界の住宅デザイン・北欧インテリア・収納雑貨・DIYアイデアなど、最新の情報を得られる「住まい」総合ポータルサイトです。
homifyでは、たくさんの住宅に関わる特集記事が用意されていますが、「ろじのさき」は、「住宅地でも快適に過ごせるスタイリッシュな狭小住宅」として、紹介されています。
「ろじのさき」は、8坪ちょっとの建築面積の小さな木造3階建て住宅です。
南側に3階建て住宅が建ち、道路幅は1.8mという古くからの住宅密集地にあります。採光や通風、プライバシー、高さ制限などを考えると、住宅地としては厳しい条件の場所ですが、都心というメリットを活かして生活するご夫婦とお子さん二人のためのコンパクト住宅です。
竣工写真はこちら works_ろじのさき
工事中やその後の様子はこちら blog_ろじのさき

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 「ろじのさき」お引越し後の写真をアップしました。

わずか13坪ほどの狭小敷地、建ぺい率60%、建築面積8坪ほどの小さな住宅「ろじのさき」の竣工写真を改めてアップしました。

今回の写真は、生活を始めて数年後に再撮影させていただいたものです。
いつお邪魔しても、綺麗に生活されていて、デザインの良い小物や家具を選ばれています。小さな住宅ですが、素敵な生活の様子が伝わると思います。
ぜひご覧ください。
竣工時は、まだお子さんがいらっしゃいませんでしたが、今ではお子さんもできて、少しずつ生活も変わってこられたようです。
 
新しい「ろじのさき」の写真はこちらから
「ろじのさき new photo」
お引越し前の竣工写真はこちらから
「ろじのさき」
工事中の様子や、工事後から最近までの様子はこちらから
blog「ろじのさき」
 

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 建築家31会イベント今週末に開催です。


今週末の10月13日(金)より15日(日)までの3日間、建築家31会の建築展を開催します。
建築家31会は、建築家の職能や仕事内容を知ってもらおうと、建築家達自身によって立ち上げたグループです。
住宅を中心とした建築模型や写真パネルを多数展示して、建築家によるトークショーや建築相談もお受けしています。
イベントでは、回ごとに展示模型やトークショーにテーマを設けています。
今回は「スマートリノベーション」、「TOKYO HOUSE」、「集まって住む家」です。ギルド・デザインからは、「スマートリノベーション」の事例として、「中庭を造る減築リフォーム」を、「TOKYO HOUSE」に、「ろじのさき」「猫と暮らす小さな家」の2件、計3展を模型展示します。
場所は、新宿パークタワー1階のギャラリーホールです。
建築家ならではの住宅の違いを、ぜひご覧においでください。