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 路地が巡る家が、homifyの韓国版に取り上げられています。

コンクリート打放しの住宅「路地が巡る家」が、住宅・インテリアの情報サイト homify の特集にピックアップされています。

この「路地が巡る家」もいろんなサイトで取り上げていただいていますが、
今回は韓国版のhomifyの特集です。google翻訳を試してみると、7つのデザインされた階段の長所と短所の話をしているようなのだが、内容はさっぱりわからない。

「路地が巡る家」は、コンクリート打放しが大好きなクライアントの住宅です。バレー教室やお店が入っている併用住宅でもあるこの住宅は、玄関でもあるコンクリート打放しの階段ホールが、住宅やバレー教室の動線の交差点にもなっています。

階段ホールは杉の小幅板の型枠を使うことで、コンクリートの肌に木目をうっすらと転写しています。ホール天井のスリット状のトップライトからの光が、そのコンクリート肌に陰影を作り出します。
階段は壁からの片持ち段板(キャンチレバー)になっていて打放しです。1段目のみ杉無垢板張りです。
土間部分は、耐火煉瓦を敷き詰めています。

この家には、中庭と各階+屋上をつなぐ螺旋階段も付いています。
2階の広いバルコニーとは、蔦が絡み合い始めていました。

 

「路地が巡る家」の竣工写真は、こちらからご覧になれます。

works>路地が巡る家

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 homifyの特集にピックアップされています。

homifyは、住宅やインテリアの情報サイトで、豊富な写真とテーマによる特集記事などで、住宅情報を探している方には、便利なサイトです。

ギルド・デザインが少し前にお引渡しをした住宅「向山の家」が、そのhomifyの特集記事「非日常や開放感を楽しむバスルーム15選」でピックアップされています。

「向山の家」は、インドネシアのバリリゾートが大好きなクライアントが、東京都心に求めた住宅です。

旗竿敷地の中に、中庭を設けて、中庭をL型に囲むように住宅が配置されています。
目隠しのフェンスや植栽に囲われた小さなプールのある中庭に、この浴室は開かれています。
東京都心部では、なかなかできないことですが、浴室窓も木製で全面開放できるようになっています。

「向山の家」の竣工写真は、こちらからご覧になれます。
works > 向山の家

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 金物下見

ちょっと前ですが、現在実施図面をまとめているクライアントに、提案したいと考えている金物があって、堀商店さんを訪ねてきました。

金物というのは、ドアなどの扉に使うハンドルや鍵、蝶番などのことで、堀商店さんは、この分野では信頼性ピカイチの老舗メーカーさんです。
クライアントは、アンティークなものをたくさんお持ちですが、現代的なデザインも大変お好きな方なので、デザイン的に新しいものをお勧めするか、質感を大切に、良質な使い心地のデザインのものをご紹介するかと悩んで、久しぶりに堀商店さんに相談に伺ってきた次第です。

一般の方は、こういうドアハンドルなどを選びに出かけることは、かなり少ないと思います。だいたい、写真などでデザインだけを選ぶのではないでしょうか。
家の顔である玄関ドアにどんなハンドルを選ぶか、毎日何度も開け閉めする室内ドアの使用勝手を確かめてみるのも、楽しいことです。

金属が持っている素材感や仕上げ感、鍵を回す時の小さな金属同士が擦れ合いながら動く軽やかな重さ、ハンドルを回す時の心地よいバネの反動など、実際にショールームで確認してみないとわかりません。

ハンドルのデザインも沢山あります。同じデザインでも、サイズによって握り感は変わります。是非とも、握ってみて、握り具合を試してみてもらいたいと思います。

キーシステムは、当然、防犯性を追求して生まれたもので、堀金物さんくらいの老舗になると、培われた歴史からの安定、安心感を感じさせてもらえます。
鍵自体も、実物を手にしてみれば、写真ではわからない金属の手触りの良さを知ることができます。

繊細な鍵内部の機構を守るため、鍵穴にも、こんなフタ付きのものがあります。
別荘地などで、砂や虫が入るのを防ぐためだそうです。

新橋の堀商店さんショールームの2階には、重厚なドアの向こうに、鍵コレクションの展示ルームがあります。

これも鍵です。鍵のシステムのシンプルな考え方がわかって面白いです。

要予約だそうですが、ショールームを尋ねられたら、是非2階の展示室もご覧になってください。鍵の楽しさも知ることができます。