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 襖紙選び

今日は、襖紙選びのために、紙屋さんまわり。


襖紙を使うというのは、とりわけ和室に限る話でないのだけれど、和室の少なくなっている昨今、随分と機会が減ってしまいました。
昔、料亭を設計した時には、刷り柄を選び、色味を決め、柄の位置、ぼかし具合などを、自分なりに部屋の真行草を考えながら組立てたものですが、今回は、あまり和室のイメージが出ないような紙選びです。
これまでで一番多かったのは、柄のない鳥の子だけのものを、すっきりと凛々しくなるように使ってきましたが、今回すこし柄を入れられないかと思いながらの紙選びで、これもなかなか楽しいですね。