07
22
 屋根には断熱材が貼られました。

上棟以後、順調に現場は進んでいます。
現場が動き始めたことで、大工さんはじめ、各業者さんからも現場を進めるにあたっての質疑が出てきました。図面だけでは伝えきれない部分や、性能に対しての現場の考えと設計者の考えとの擦り合わせなど、どうしても現場での打合が必要になります。

外壁の構造用合板が貼られ、屋根の構造用の合板の上には、すでに断熱材が貼られています。この断熱材の上には、夏の太陽熱から室内をまもるために、熱気や湿気を逃がすための通気層が作られます。通気層の上にはもう一度、野地板が貼られ、防水、屋根の仕上げへと続きます。


屋根の断熱材と通気層を作るための通気胴縁の様子です。断熱材の下から出ている白いシートは、湿気は通すが水は通さないというシートです。
室内で上昇した湿気は通すが、万が一雨漏りしてもこのシートが二重の防水の安全を担っているということですね。
この外断熱の屋根はLDKの屋根で使います。リビングダイニングキッチンでは、屋根を支える垂木と野地板を見せる、いわゆる屋根裏をみせちゃうデザインを採用しているからです。
向かいの寝室棟の側は内断熱のため、まだブルーシートで覆われています。