この建物は、北側斜線を2方向から受けています。
既存状態での確認時でも、斜線による影響から、上階部分では、斜めの壁、折れ曲がる柱や梁などの影響から、複雑な柱型、梁型が室内に現れていました。
それらは図面化されて残されていないために、こちらの想定による計画を、半ば現場で確認しながらの修正が必要となっています。
どうやったら、より建主に有利になるか、よりシンプルにまとめられるかは、工事をする軽鉄の職人さんとの打合もとても重要です。
ここのところ、一日おきの現場での打合です。
本日が、そのメイン。
斜めと斜めがいくつもぶつかる部分の取合いの確認を、現場で墨出、糸張りによる仕上げラインを確認をしながらの作業です。
こちらからのデザインに対して、軽鉄屋さんからの工法提案、さらにこちらから、よりすっきりさせるためのアイデアなどなどと、打合を重ねていきます。
今日の打合で、一番厄介な部分をクリアできました。
まだしばらく現場とは濃密な打合は必要ですが、これで順調に進みそうです。
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7 軽鉄屋さんとの打合
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