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 オープンハウスにお邪魔してきました

今年にはいって,月に一度ほど、オープンハウスにお邪魔しています。皆さんそれぞれ個性豊かな方々で、個性豊かな作品をみせていただき、勉強させてもらっています。
建築家が、他の建築家の作品を見せてもらうのは、美術館に行って,美術鑑賞をしているのと同じような感覚なのだろうかと思います。
一般の方なら、自身の住まいをどう造るか、どんなデザインや材料があるのかと、とても具体的な見方があるかと思いますが、我々はちょっと違う視点で見ているところがあると思います。
もちろん、リアルな計画や現場のことを頭において、コストのことや材料の納め方を聞いたり盗んだり(笑)することも多いのですが,単純に楽しんだり、しっかり分析してしまうこともあります。
そして、多くのエネルギーをもらうことが多いのです。
今回は大塚アトリエさんの「南関町の家」です。

平屋のように見えるシルエットは,のびやかで素敵ですね。
申請は2階建てだそうですが、2階部分は天井の低い納戸であり、舞台だそうです。

玄関ポーチ部分です。コーナーに柱がないおかげで、スペースの広がりを感じることができます。

玄関ポーチは、屋根がポリカーボネートで、明るくのびやかでした。
外壁は焼き杉板張り。
外が黒く化粧されているのに対して、内は生地の木で表現されています。
床は,コンクリートの洗い出し。

広角カメラを持って行かなかったので、室内全体をうまく伝えられませんが、回遊式の動線をもった間取りで、中央に小上がりの和室,その上が,舞台のような納戸です。


このご近所には、当社設計の「収納いっぱい子育ての家」「シュロのある家」があり、昨年竣工した「猫と暮らす小さな家」もある東京でもかなり良好な住宅エリアです。
時間があれば,ご挨拶してきたかったのですが、見学に時間をかけすぎたので、残念ながらタイムアウトで事務所に戻ってきました。
大塚さん、ありがとうございました。
「猫と暮らす小さな家」の前を通ってきたのに残念でした。 (∋_∈)

 

カテゴリー: 日常

2014年03月13日