06
23
 落下防止ネット

階段や吹抜け回りには、安全のために手摺をつけますが、手摺のデザインもいろいろあります。低い壁にしたり、その壁の厚みを利用してCD収納の手摺にしてみたり、木製の格子で見え隠れさせたり、すっきりとスチールのフレームだけだったりします。
それらは、その住宅のデザインのなかで、クライアントとの打合せやデザインコンセプトを考えた上で、ベストとなるスタイルを提案しています。

5年ほど前に竣工した「ろじのさき」では、スチールのフレームだけの手摺とすることで、スタイリッシュなデザイン、抜け感や立体的な広がり感を、都市的な狭小住宅への対応として、提案しています。
この手摺は、若いご夫婦だけの時は良かったのですが、昨年、お子さんが誕生したことで、とても危ないデザインになりました。
その対応として、お子さんが小さい間は、手摺やストリップ階段の抜け部分、吹抜けなどに、落下防止ネットを取り付けましょうということにしていました。

先日、ネット取り付け中にお邪魔してきました。
DIYで取り付けることもできますが、「ろじのさき」では、工務店さんにお任せしました。さすがにぴったり、しかも取り外し後もきれいなように考えてくれています。

これで隙間は安全ですが、まだまだ、やっと立ち上がれるようになった理久翔くんには、階段の入り口にもフェンスが必要です。