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 ドイツ本漆喰

ここのところ、壁天井の仕上げ材として、プラネット・ジャパン(株)のドイツ本漆喰「プラネットウォール」というものを使うことが多くなっています。
営業担当の方が変わったというので、挨拶がてら商品説明に来てくださいました。

ペンキ仕上げも好きですが、自然素材としての漆喰や珪藻土は魅力的です。
最近の内装左官材は、どれも薄塗りになっていて、以前のような下塗りのプラスター工程などがなくなり、 工事費用も下がっていましたが、それでも広い面積を塗っていくと工事費全体への影響があり、なかなか使えません。
この「プラネットウォール」には、左官屋さんではなく、ペンキ屋さんが仕上げるローラー塗り工法があり、工事単価はリーズナブルです。
ローラー仕上げでも、フラットに仕上がり、なかなかいい感じなのですが、当然、厚みは薄くなりますから、調湿性能などは、かつての左官仕上げのものと比べれば、低いことと思います。
ただ、出来上がった室内は、少し気持ちが良いように思います。
「プラネットウォール」には、もちろん、左官仕上げの工法もあって、厚く塗れば、素材感も表現できて、別の魅力が出てきます。

営業の方から、木部への自然塗装材の紹介も受けました。
フローリングなどへの自然塗料としては、オスモやリボスなどを使うことが多かったのですが、発色や色ののり方が良さそうな印象です。
今度、使ってみたいと思っています。