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 スタッフの卒業

7年間働いてくれたスタッフが、1月で退職していきました。
千駄ヶ谷の美味しいお店で、送別会をして、彼女を送り出しました。

アメリカ留学先のインターンとしてギルドにやってきて、そのまま仕事に入ってくれました。語学を活かしてもらう仕事はなかったけれど、住宅設計については、一から十まで任せられるような経験は積んでもらえたと思います。
新しい職場は、ギルドデザインより少し大きな規模の建物を設計している事務所です。まだまだ、スキルを磨きたいという意気込みを話してくれました。
個人住宅は少なくなるようですが、ディテールにこだわり、クライアントとの生活感や好みを、住宅デザインのなかに、品格をもって美しく創り込んでいた意思を持ち続けてくれれば、ギルドデザインにいた時間が、少しは役にたってくれた事と思えます。
さらに大きくなるために卒業した彼女の空いた席をみると、やはり寂しいものです。
ということもあり、ギルドデザインでは、スタッフ募集中です。

送別会は、事務所をシェアしているスミカのメンバーとともに、ワインと魚の美味しいお店で。
市場のように生きの良い魚介の棚から、本日のオススメやら好きな一品をそれぞれ選んで、調理していただきました。
ちょっとお高いですが、満足のいくお店です。
ちなみにお店は「ボガマリ・クチーナ・マリナーラ」 


 
 
 

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 昼食会


「中庭を造る減築リフォーム」の住宅は、今年の2月末にお引き渡しを終えた住宅ですが、一部手直し工事などがありました。
お住まいになって、少し落ち着いた頃に工事に入り、クライアントや工務店からは、無事完了の連絡をもらっていたので、確認に伺いますとお伝えしながら、ちょっと時間が空いていました。
遅ればせながらとお邪魔する予定をおつたえしたところ、昼食会のお誘いを受けて、思いの他、楽しい時間を過ごさせていただきました。

あいにく雨の日だったので、中庭には出られませんでしたが、アオダモの緑も広がって、気持ちのよい場所になっているようです。奥様からは喜びの言葉をいただきました。

手直し工事の途中に伺った時には、まだ段ボール箱も少し置かれていましたが、今は可愛い小物達も飾られて、生活の流れも落ち着かれてきたようです。
リビングのニッチや玄関の小さな飾り棚にも、かわいらしく飾っていただいています。

 
 
 
 
 
 

階段脇の壁の隙間に作ったCD&文庫本棚には、いい感じでCDが収まり始めました。

裏周りのパントリーや土間のシューズクロゼット、収納棚もまだ少し余裕を残して埋まっています。何度も打ち合わせの中で調整してきたボリュームですが、ちょうどよく収まっているのを見ると、やはりホッとするものです。
猫ちゃんのお便所も、土間に用意していて、予定通りに新しい場所で用をたしてくれているようです。24時間換気扇をつけることでニオイ対策もできています。

お子さん達の勉強は、たいていキッチン横のランドセル収納付き本棚カウンターだそうですが、2階の3人用のロング勉強机もだんだん使われ始めているようです。

気になっていた2階の壁天井の仕上げは、PBのままという仕上げ。
大工さんが、ビスは丁寧に打ってくれていますが、一般的には下地のままという仕上げです、どう思ってくださっているかと気にしていましたが、だんだん見慣れてきたそうです。
いつかはペイント仕上げでもと考えていらっしゃるようですが、今は、ウォールステッカーを楽しんでくださっています。

「中庭を作る減築リフォーム」には、いろいろと目玉になる仕掛けがあるのですが、中庭を作った次にヒットとなった吹抜けハンモック床!
お子さんのお友達が遊びに来ると、大騒ぎなのだそうですが、僕はちょっとゆっくりした気分で使わせてもらいました。

 中庭を造る減築リフォームの現場の様子はこちらからご覧ください。