05
9
 クライアントから

今年もいつの間にか屋外で過ごしやすい季節がやってきました。
減築リフォームで中庭を造ったクライアントから、季節のお便りをいただだきました。

株立ちのアオダモの若葉が清々しい季節です。
ランチタイムを中庭で過ごされたそうですが、生活の中に中庭空間がしっかりと組み込まれているようで、嬉しくなるお話でした。
 
この計画は、40年を超える築年数の鉄骨造戸建て住宅のリノベーション計画です。
ご両親から受け継いだ住まいは、和室の続き間や日差しの入らない居間、北東の寒いキッチンなど、若い世帯の生活スタイルには、ちょっと使いづらい間取りでした。
窓を変え、断熱改修した上で、大きなワンルームを作り、6畳ほどのスペースを減築して中庭に変えました。
奥様が最も長くいるキッチンは、中庭のアオダモがみえて、風通しの気持ちよいベストポジションにレイアウトされた大きなワンルームの住まいに変わっています。

竣工写真がまだ works にアップされていませんが、工事の様子や最近のお住まいの様子などは、ブログからご覧いただけます。
blog>「中庭を作る減築リフォーム」

01
23
 「中庭を造る減築リフォーム」のクライアントからお便りいただきました。

いつもお料理を楽しんでいらっしゃる「中庭を造る減築リフォーム」の奥さんから、薪ストーブで焼き芋を作っている様子が、送られてきました。

小さなストーブではないですが、特別大きなタイプでもなく、オーブン付きでもありません(オーブン付きを選ぼうかという話も少し出ましたが)が、お料理に使ってますよと伺っていました。
本体トップの上に鍋でも置いてシチューでも煮込むのかと思っていましたが、中に入れて、焼き芋もできちゃうんですね。

焼き芋なら熾火状態の時に中に入れて上手にできるんですね。
楽しそうに使っていただいていて、こちらも嬉しくなります。
そんなやり取りの中で、足をつけた鉄板おけば、ピザも作れるんじゃないですか?みたいな話も出て、どうもチャレンジするみたいです。
楽しい薪ストーブライフです。
ちなみに薪ストーブは、DLDさんに相談しながら決めた「ドロレ デコ」。デザインもハードな感じが良いと思っています。

「中庭を造る減築リフォーム」は、鉄骨造住宅のスケルトンリフォームの計画です。
6畳ほどの部屋を潰して、中庭を造り、陽射しが入り、暖かく風通しのよいリノベーションをした子育て真っ最中のご夫婦の住まいです。
竣工写真はまだアップされていないのですが、ブログから、工事の様子や竣工後の様子を少しご覧いただけます。
「中庭を造る減築リフォーム」

05
21
 クライアントから

「中庭を造る減築リフォーム」のクライアントから中庭の写真が届きました。

今年も中庭のアオダモが、元気に新緑の葉を広げているようです。
お引き渡しから2年ほどたちました。送っていただいた写真からだと、ずいぶんしっかりと根付いた感じでがします。
アオダモは、大きくなると15mにもなるそうですが、株立ちで、幹の細いものを選んでいるので、どこまで大きくなるものか。
以前送っていただいた写真と比べると、そんなに高さは変わってないように見えます。
株立ちの地面からは、新しい芽が出てきているのだそうです。

写真撮るよ〜って言われたからでしょうか?どこか背中に緊張感を漂わせている次男くんですが、最近のマイブームは、中庭で朝食を食べることなんだそうです。
なかなかのシェレオツです!
この季節は、新緑が清々しくて、屋外での生活が、とても気持ち良い時期です。
キッチン横の中庭の緑は、奥様がお仕事をされている時、ふと目に止まるのでしょうね。
リフォームで作った中庭が、生活の中の楽しみ、潤いになっているようで、嬉しいご連絡をいただいきました。
 
これからの季節は、夜も良さそうです。

 
「中庭を造る減築リフォーム」は、築40年を超える鉄骨造住宅のリフォーム計画です。
暗く寒かった家の部屋を潰して減築することで、中庭を造り、風通しよく陽射しが室内奥まで射し込む住まいにしています。
現場や最近の様子はこちらから
「中庭を造る減築リフォーム」

05
17
 「建築家と建てる!展」に参加しています。


新宿パークタワー、リビングデザインセンターOZONEでは、住まいやインテリアに関する様々なイベントを、定期的に開催していますが、5月12日〜31日まで、6階のパークサイドスクエアーにて、「建築家と建てる!展」を開催中です。
ギルド・デザインでは、この「建築家と建てる!展」に、築年数の古い重量鉄骨住宅のリフォーム事例となる、「中庭を造る減築リフォーム」を展示しています。
さらに、28日(土)29日(日)には、
「OZONE新築&リフォーム相談会2016」 を同時開催していて、29日には、磯村が、会場に伺う予定です。
この時期、リビングデザインセンターOZONEでは、「ペットと暮らす快適な住まい」展など、建材、家具の特別展も開催中ですので、住まいをお考えの皆さんには、良いタイミングかと思います。
ギルドデザインの 展示する「中庭を造る減築リフォーム」は、昨年お引渡しをした築40年以上の重量鉄骨の戸建住宅の全面リフォーム計画で、
写真のハンモックの床が印象的ですが、生活のためのたくさんのことを考えて造った住宅です。
・屋根の一部を壊して、1階の部屋をなくすこと(減築)で、中庭を造り、
広く暗かった1階の奥まで陽射しを届けるように、風が抜けるように、
・断熱性気密性を高めて、寒かったトイレやお風呂、キッチンが、快適な場所となるように、
・吹き抜けとシーリングファンで、暖かい空気の循環ができるように、
・生活動線に無駄がないよう、収納を無駄なく適材適所に、
・お子さん達の様子がキッチンに居ても伝わるように、
・一番家にいる時間の長いお母さんの居場所が、一番良くなるように、
・環境にやさしい暖房エネルギーのために、薪ストーブを、
などなど、いろんなアイディアを、リノベーションという制限のある中で、クライアントと一緒になって作っていった住宅です。
たくさんの方と住まい造りについて、楽しいお話ができれば嬉しいです。
ご来場をお待ちしています。

04
12
 1年検査

最近、ますます一年が早くなってる気がしますが、「中庭を造る減築リフォーム」もお引渡しが昨年の春先でしたから、1年検査の時期がやってきました。
ギルドデザインでは、設立当時から竣工お引渡しの後1年目には、住まいの不具合などの確認に、1年検査を実施しています。
先日、そんなこと考えたこともなかったという建築家の方がいっらしゃいました。
基本的に、そういう検査って、工務店さん主催ですし、建築家の設計契約にも入っていないものですから、されていない方も多いのかもしれませんね。
ギルドでは、直接クライアントから、1年暮らしてみた住まいの様子や使い勝手について、とても良かったことや、こうであればもっと良かったと思うことなどを伺っています。
どのお住まいでも、それぞれの家族にとっての住まい方やデザインを、いわば一品生産品を、熟考し提案していますから、そのフィードバックは、住宅設計の重要な糧となるはずだからです。
1年過ごし、四季を一回りすると、建物も、空調や湿気、高温、低温、一通りの環境を経験するので、おかしなところも出てきます。
その手直し箇所をはっきりさせるための1年検査です。
今回も多くはないのですが、いくつかが。
メインの中庭では、やはり木材の収縮や収縮によるひび割れなどが、見えてきました。自然の木を使う限りある程度は、経年変化を楽しんでいただけるものだと思いますが、1年目でもうひと塗り木部塗装をしておくと持ちが良いようです。

中庭の壁に貼った羽目板は、収縮によってサネの無塗装部分が見えてきてしましました。
クライアントは、気にされてなかったようですが、塗料をのせておきたいところです。
 
 
 

 
中庭デッキ材にもヒビが入っていました。
デッキ材には、そういつも入るものではにないので、今回の材料の性によるものだと思います。
これもある程度は自然の木である以上は、しょうがないものですね。
そこが良いのですから。
 

屋根を壊して作った中庭に現れた既存の梁からのよどれがかなり目立ちます。特にこの場所が目立ちます。
汚れはある程度、高圧洗浄で取れるでしょうが、梁の上についた汚れがどしても流れてきます。
光触媒などの塗装をして、汚れが残りにくくする対策をするかどうかです。
この写真は、お分かりになりますか?
4月になって直ってきたそうですが、冬の間は開きにくくなっていた引き戸で、建具が反っていて、壁と擦りそうになっています。
上下で隙間が違いますよね。
今はもう擦っていないので、これは少し様子を見ることとしました。自然に納まってくることもあるものなので。

 
これは、シューズクロゼットの土間モルタルの様子です。
モルタル押さえの仕上げでは、やはり細かいモルタルの粉がでます。
これを押さえるにはクリアの塗装をすることです。しばらくすれば立たなくなるのですが。
 
薪ストーブは、今年の冬から本格稼働しているそうで、ご主人は2台目が欲しいとまでおっしゃるくらい気に入られたようです。
いつの間にかこの家にしっかり馴染んでいるようです。

 
冬期は毎日お使いのようで、とても楽しんでいてくださり、散歩でみつけた木材が、みんな薪にみえるほどだそうです。
 
 
 
 
 
 
 
 

 
これは、軒先に用意された薪置き場。
なかなか良いものができていました。
工具もお買いになって、薪割りもご主人の楽しみのようでした。
 
 
 
 
 
 
1年検査で、一番の問題は、床暖房の位置のズレでした。
キッチンでの作業の時、カウンターに立って暖房エリアがずれていることに気がつかれたそうです。
何か対策を考えねばなりません。
検査の後は、奥様のご出身である青森でも地元食「せんべい汁」をご馳走になりました。

南部煎餅の味のついて何ものを入れる、本当にせんべいの入っている鍋料理なのだそうです。

青森では、せんべい汁専用のせんべいがちゃんと売られていて、お汁の素もちゃんと入っているのだそうです。
 
 
 
 

 
 
 
 
 
 

大きなお鍋で、ざっくりと大胆に。鍋の中のせんべいがわかりますか?割ったせんべいを最後に入れてちょっと煮込んで出来上がりでした。
 
床暖房の位置はとても気になりますが、ご家族皆さんに、とても気に入っていただいているようです。
高性能な断熱を施したことで、述べ50坪ほどあるワンルームの大きなお住まいで、以前のような部分暖房ではなく、全体暖房で、光熱費が半分くらいになったそうです。

01
25
 「中庭を造る減築リフォーム」が「住まいの設計 3、4月号」に掲載されています。

昨年竣工した住宅「中庭を造る減築リフォーム」が先日発売された「住まいの設計 3・4月号」(扶桑社)に掲載されました。

 
「中庭を造る減築リフォーム」は、住宅の一部を撤去して、6畳ほどの広さの中庭を造ることで、プライバシーを守りながら、住まいの中心にあるキッチンに陽射しと風を届けるリフォーム住宅です。
築40年のご主人の実家を、高気密高断熱化して大きなワンルームのような住まいにリノベーションしています。

こんな漫画付きで、家づくりのストーリーを紹介されています。
1月20日より書店に並んでいますので、ぜひお手にとってご覧ください。

現場監理の様子を伝えたブログがあります。こちらからどうぞ。
「中庭を造る減築リフォーム」 
 

11
5
 「住まいの設計」取材


今年の2月にお引き渡しした「中庭を造る減築リフォーム」のお住まいに、先日、「扶桑社;住まいの設計」の取材がありました。
リフォームを考えたそもそものきっかけ、設計への要望などの聞き取りから、撮影まで、3時間と少しのお時間となりました。

11月に入り、甲府は少し肌寒くなってきたこともありますが、薪ストーブにも火を入れていただき、気持ちは盛り上がります。

野球の練習から戻ってきたお兄ちゃんも加わって、ご家族全員の撮影参加で、カメラマンからの注文にも応えていただきました。
このお宅は、お子さんとの暮らしを楽しむ仕掛け、お子さんと触れ合う仕掛けがいっぱいあります。

生活の裏まわりを充実させることで、仕事を持つお母さんが、スムーズに家事をこなせるだけでなく、アイランドキッチンを中心に、ご家族が一つになるような大きなワンルームのお住まいです。


カメラマンからは、ポーズの注文も。


 
ご家族みなさんに撮影に入っていただくことで、ご家族の素敵な写真、楽しい写真がたくさん撮れたようです。ご協力に感謝です。
実は、カメラマンさんとご主人が、高校の同級生ということも発覚して、なおさら和気あいあいの雰囲気が作れたのかもしれません。

発売は2016年の1月21日だそうです。「住まいの設計 3、4月号」の「一戸建てリノベーション特集」に掲載予定だそうです。
どんな写真が、どのように紙面に出るのか、今から楽しみです。
 
撮影後は、高校時代の話で盛り上がっていました。
甲府の県立高校って、なんとも危ない話が多いのに驚かされました。

 

07
20
 昼食会


「中庭を造る減築リフォーム」の住宅は、今年の2月末にお引き渡しを終えた住宅ですが、一部手直し工事などがありました。
お住まいになって、少し落ち着いた頃に工事に入り、クライアントや工務店からは、無事完了の連絡をもらっていたので、確認に伺いますとお伝えしながら、ちょっと時間が空いていました。
遅ればせながらとお邪魔する予定をおつたえしたところ、昼食会のお誘いを受けて、思いの他、楽しい時間を過ごさせていただきました。

あいにく雨の日だったので、中庭には出られませんでしたが、アオダモの緑も広がって、気持ちのよい場所になっているようです。奥様からは喜びの言葉をいただきました。

手直し工事の途中に伺った時には、まだ段ボール箱も少し置かれていましたが、今は可愛い小物達も飾られて、生活の流れも落ち着かれてきたようです。
リビングのニッチや玄関の小さな飾り棚にも、かわいらしく飾っていただいています。

 
 
 
 
 
 

階段脇の壁の隙間に作ったCD&文庫本棚には、いい感じでCDが収まり始めました。

裏周りのパントリーや土間のシューズクロゼット、収納棚もまだ少し余裕を残して埋まっています。何度も打ち合わせの中で調整してきたボリュームですが、ちょうどよく収まっているのを見ると、やはりホッとするものです。
猫ちゃんのお便所も、土間に用意していて、予定通りに新しい場所で用をたしてくれているようです。24時間換気扇をつけることでニオイ対策もできています。

お子さん達の勉強は、たいていキッチン横のランドセル収納付き本棚カウンターだそうですが、2階の3人用のロング勉強机もだんだん使われ始めているようです。

気になっていた2階の壁天井の仕上げは、PBのままという仕上げ。
大工さんが、ビスは丁寧に打ってくれていますが、一般的には下地のままという仕上げです、どう思ってくださっているかと気にしていましたが、だんだん見慣れてきたそうです。
いつかはペイント仕上げでもと考えていらっしゃるようですが、今は、ウォールステッカーを楽しんでくださっています。

「中庭を作る減築リフォーム」には、いろいろと目玉になる仕掛けがあるのですが、中庭を作った次にヒットとなった吹抜けハンモック床!
お子さんのお友達が遊びに来ると、大騒ぎなのだそうですが、僕はちょっとゆっくりした気分で使わせてもらいました。

 中庭を造る減築リフォームの現場の様子はこちらからご覧ください。

04
28
 中庭の様子が届きました。


「中庭と造る減築リフォーム」のクライアントから、春らしい中庭のアオダモの写真が届きました。
こんなコメントが添えられていました。

おかげ様で毎日明るい中庭を眺めていい気分です。
雨の日も、晴れの日も、夜も、朝もそれぞれにいいですが、
虫も出ますね。(笑)

手直しの最後の確認がまだだったので、お邪魔しないといけないなと思っていたところでした。
とてもうれしいご連絡です。

03
19
 引渡と竣工写真撮影+吹抜けハンモック

遅れたご報告となりましたが、「中庭を造る減築リフォーム」の住宅が完成し、お引渡となりました。

工期が、予定以上かかってしまった上に、一部、お引渡後の手直し工事なども残ってしまいましたが、まずは無事にお引渡しでき、ほっとしています。
お住い自体は、とても気に入っていただけたようで、うれしい限りです。
仕上の遅れていた、階段横の壁の厚い部分を利用したCD&文庫本棚も、完成しました。
クライアントのアイデアから生まれたグラデーションです。 とてもかわいくでき上がってるように思います。クライアント共につくってきた家づくりの良い思い出です。

 
お引渡しに前後して、竣工写真の撮影もさせていただきました。


中庭や玄関アプローチ廻りの一部の植栽工事が間に合わず、ちょっと残念な部分も残ってしまいましたが、概ね気持良い感じで撮影してもらえたと思います。

1階は、中庭をぐるりとリビングダイニングキッチンが取り囲む大きなワンルームです。
奥様のキッチンからは中庭の緑。中庭からはキッチンへ明るい陽射しが入ります。リフォーム前の暗く寒いキッチンとは大きく様変わりしました。
ダイニングとリビングの境には、カロリーの大きめな薪ストーブを用意しています。
お子さん3人と炎を楽しむ生活が目に浮かびます。
撮影途中、奥様とお子さん3人がおいでになりました。


2階は寝室フロアーで、真ん中の吹抜には、ハンモックが張られています。
ハンモックと物干パイプは、もくろみ通りの遊び場です。

吹抜けハンモックの下は、キッチンと宿題コーナーですが、子供たちはどんな風につかいこなすのでしょうか、我々の想像以上の使い方をしてくれればうれしいですね。

 
 
 
 

02
28
 施主検査

「中庭を造る減築リフォーム」の現場が、施主検査を迎えました。
設計事務所としては、2日ほど前に、事務所検査をおこなっています。
その段階で、仕上がり具合の確認や訂正個所の指摘をしてあり、施主検査時点までに修正できるところは直しておいてもらっていますが、修正の間に合わない個所などは残っています。
そんな部分を含め、仕上がり具合や扉の開閉具合、機器類の可動状況を、簡単に使い勝手などをお話ししながら、施主による完了検査を進めました。

中庭にはアオダモも植えられました。奥様の念願だった明るいキッチンになりました。夏には、アオダモの葉が茂り、強う陽射しを遮ってくれることと思います。

中庭には、小さなベンチもつけました。
気持のよい風の中で、読書でもしてくださるでしょうか。

2階は大きなワンルームで、寝室エリアです。カーテンで簡単に部屋を仕切ります。
これでお引渡の状態です。
本来なら下地のプラスターボードのままです。
予算のこともあったのですが、男の子3人のお子さんが、壁に落書きをいっぱいしたら、クロスかペンキで仕上げましょうという話になっています。

2階の床のない吹抜部分には、ネットも張られました。「吹抜けハンモック」と呼んでいます。このハンモックの下は、ダイニングキッチンです。
ごろんとしているお子さんたちとキッチンのお母さんが、どんな風に話をするのか、どんな使い方になるのか、とても楽しみです。
吹抜ハンモックの廻りのスチールは、働いている奥様が、天気が悪そうな時にささっと干す物干しですが、もはや、鉄棒と呼ばれています。
施主が直にお願いした薪ストーブ工事もはじまりました。
前日に、薪ストーブ下の鉄板や裏の遮熱板の塗装が完了して、この日から、薪ストーブ屋さんの乗込みです。

 
 

検査の後は、工務店さんと残工事や指摘事項の確認をしました。
今回の工事では、残念ながら、お引渡しまでに間に合わない工事が残ってしまいました。施主にも了解をいただき、お引渡後しばらくしてからの工事を予定しています。
 

02
18
 キッチン搬入

天気は快晴ですが、まだまだ山の村々には雪の残る中「中庭を造る減築リフォーム」の現場に、向いました。
初狩PAからの富士さんは、山中を走る中央高速では、数少ないビューポイントです。
富士には近づいていくのに、手前の山で隠されちゃうんですね。

現場もそろそろ大詰めです。
プラスターボードが貼り終わり、クロス張りの後の工事が絡む部分から、内装屋さんの下地処理が始まっています。

ここは勝手口やキッチン裏の収納エリア。クロス張りの後には大工さんの棚付けが始まります。

2階は、ほぼ仕上がりです。後は電気屋さんの器具付け。
壁はプラスーボードのまま仕上。床は構造用合板として普段は隠れてしまうラーチ合板を、丁寧にサンディングしてもらってケバなどがないようにしてもらい、ウレタン塗装をしています。

壁のプラスターボードは、大工さんがかなり気を使ってビス止めしてくれました。
ローコストではありますが、大工さんの手間は余分にかかってしまいますね。
まだ、わんぱく盛りのお子さんたちが、何をしてもいいように、スキに汚した後に、クロスか塗装で仕上げる予定です。

キッチン家具も搬入されました。耐水性の高いロシアンバーチをカウンターに使い2mmのステンレス板をのせています。ロシアンバーチの積層の木口をみせるカウンターデザインにしています。
キッチン工事として、アイランドのカウンターとバックの収納家具を造っています。食洗器をあけると、ちょうどバックには食器収納の引出しが向かい合うようになっていて、さっさっと食器が収納できます。
クライアントとの打合の中で、大皿収納は重ねておくのではなくて、竪仕切り板を入れ、立てて収納するようにしてみました。
仕切りの中に1枚づつか2枚、お皿が納まる予定です。

 
現場での打合の後、クライアントとともにおいしい昼食へ。
この日は、市役所の近くにある「FourHeartsCafe」
山梨県産の野菜やたくさんのワインのあるお店で、車で来ていたのでワインが飲めずに残念でしたが、有機野菜のパスタをおいしくいただきました。