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 和室の襖紙と引手金物

今ある和室は、元々は客間としてお考えだったようですが、もう泊まっていかれるような来客もないようで、もっぱら奥様の衣装部屋となっているようです。

今回のスケルトンリフォームでは、この部屋の使い方の検討を重ねてきました。
着物をはじめとした衣類の収納と、和装のための着替えの部屋が主な用途なのですが、仏壇を置いておく部屋であり、茶道のお稽古もしてみたい、お持ちの捶撥も使ってみたいといくつものご要望が残り、結果として、少し欲張りですが、かなり多用途な炉のある部屋に造り変えることになりました。
でも、和室とは、そもそもそういう使い方をしてきたものですね。
収納がメインな部屋ですから、襖収納が向かい合い、明かり障子の入った一面と仏壇をおく壁が対面する壁の作りをシンプルに、まとめようと考えています。

シンプルな部屋だからこそ、襖紙や引手金物に少しこだわりましょうということで、まずは実物がどういうものなのかを知っていただくために、東京松屋さんにお邪魔してきました。

まずは襖紙選びからで、うっすらと小紋が刷られた唐紙や織目がうっすらと感じられる絹絓もの、さらに、紙質の良い無地のものなどを見ていただき、最終的には、繊維の少し浮き出る無地の実物を襖に当ててもらい、決めていただきました。

引き手選びも、楽しい時間となりました。

基本的には衣裳部屋のような使い方にありそうなので、引き手もシンプルでと思っていましたが、少し遊ぼうということになり、伝統的ではありながら、桂離宮に使われているような意匠性の高いものをいくつか見ていただきました。

無地の襖紙を使った襖と障子で囲まれた部屋ですが、小さな引き手に遊びごごろのある部屋になりそうです。

 

 

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 「茶の間のある家」の室内窓

スケルトンリフォーム計画「茶の間のある家_リフォーム」が、住宅・インテリアの情報サイト「homify」の特集記事でピックアップされています。

「茶の間のある家」は、小さなお子さん二人とご夫婦の4人家族の小さな住宅です。
築年数が40年を超える既存住宅は、接道問題で建て替えができなかったために、小さなお子さんのためにも、耐震改修と省エネ改修をして、古い間取りから、現在の生活スタイルに合わせた間取りに変えていく、リフォーム計画です。
現在の生活スタイルに合わせた間取りとしていながら、「茶の間」という畳の部屋があるところがおもしろいでしょ。

住宅が密集するこの敷地環境では、お日様の明かりや風通しを確保することが、とても大変でした。
近隣住宅の建っている位置を確認しながら、窓の位置を変更し、階段吹抜けの屋根部分にトップライトを設けたり、風の通り具合を検討しつつ、室内環境を整えています。
耐震改修を施し、断熱気密性能を充実させたので、安心とともに、光熱費などのランニングコストも大幅にダウンさせています。

「homify」では、階段室・ファミリールームに向けてあけた寝室の室内窓をピックアップして、特集「室内窓の機能とおしゃれなインテリアスタイル Best 5」で取り上げてくれています。ご覧になってみてください。

「茶の間のある家」の竣工写真は、まだアップしていないのですが、
ブログから、工事の様子や竣工の様子などもご覧いただけます。
こちらからどうぞ blog>茶の間のある家_リフォーム

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 「ぐるぐるのぞく住宅模型展_建築家の家づくり」出展中

6月からになりますが、新宿のパークタワー、リビングデザインセンターOZONEで、模型の展示会「ぐるぐるのぞく住宅模型展_建築家の家づくり」が行われています。

 

家づくりをサポートしている「OZONE 家 design」に登録する建築家の実作の模型展で、20数名の建築家が参加しています。
そのうち5つの作品には、写真パネルによる解説がついていて、ギルドデザイン磯村が、昨年お引き渡しをしたマンションリフォーム「アジアンテイストリフォーム」もその一つに選ばれていますので、模型だけでなく、写真・解説とともに、ご覧になれます。

「アジアンテイストリフォーム」は、先日このブログでも、1年検査があったことをご報告しばかりです。
アイランドキッチンを部屋の中心に置いた、スケルトンのマンションリフォーム計画で、クライアントの現在の生活拠点である東南アジアで集められたものを中心に、デザインがまとめられています。

実は、模型はもう一つ展示されています。スケールが1/100なので、こちらは小さな模型で、「シュロの木のある家」です。
ご両親から引き継いだシュロの木のある土地での建て替え計画で、小学生の男の子二人の子育てを楽しむご家族の住宅です。
大きな吹き抜けと階段から子供部屋とつながる室内空間と、リビング前のデッキテラスから2階のデッキバルコニーからの子供室と繋がりもあり、部屋の中と外を回遊できるようなプランが特徴です。
大きな吹き抜けがありますが、断熱気密性を高くして、風通しや日差しの入り方を検討した室内温熱環境に配慮した住宅になっています。

この「シュロのある家」は、解説パネルが付いていませんが、ギルドデザインのworksより写真と解説をご覧いただけます。
こちらからどうぞ。
works>シュロのある家

 

会期が、9月4日(火)までとなりました。
会場は、リビングデザインセンター3階のウェルカムプラザです。

07
24
 アジアンテイストリフォーム1年検査

昨年お引き渡した「アジアンテイストリフォーム」の1年検査に行ってきました。
1年後に改めて検査をするというのは、設備などの使用も一巡し、仕上げに使う自然素材なども、乾燥や高湿度を経験し、調整が必要な部分が見つけやすくなってくるのです。

我々にご依頼いただく住宅設計でも、既製品利用は多くなってきていますが、基本的には注文住宅は一品生産です。人手作るものですから、不具合が発生は、避けられないのかもしれません。
もちろん、工事だけの問題ではなく、設計上の配慮が足りないということから起こる不具合もあり、我々はそういう経験を積み、対応していくことが重要なことです。

不具合なしということもありますが、今回は、幾つかの修繕ポイントが見つかりました。
といっても、実は6ヶ月検査を今年の1月にしていたので、すでに確認ができていた問題点なのですが、クライアントは、まだ東南アジアでのお仕事が忙しく、日本には帰ってこれない生活をされているので、手直しなどは、1年検査の時にまとめてやりましょうということになっていました。

残念だった点は、壁と天井に塗ってあったドイツ漆喰のひび割れです。
若く熱心な大工さんで、とても良い方だったのですが、下地の作り方にもう少し手をかければよかったのかもしれません。
このドイツ漆喰は、かなり強度のあるコバウという専用の壁紙を下地に、ローラーで塗る工法ですが、専用壁紙を貼っている下地が動いて、そのコバウという紙が切れてしまい、仕上げの漆喰部分にもヒビが入ってしまいました。
下地の補強を打ち合わせしましたが、さらに大工さんとも検討してもらい、専用壁紙からの張り替えた上に、もう一度ドイツ漆喰を塗らないといけません。

 

「アジアンテイストリフォーム」では、無垢のチーク材をたくさん使っています。フローリングから、天井のルーバー、上がり框などです。
そのチークの無垢材に狂いが出ていました。
1月の半年検査では、乾燥によるひずみが気になる感じに出ていたのですが、湿度が上がり、夏のこの時季には、少し治まってきていました。少し戻ってきているようです。
床鳴りなどもそうですが、無垢の材料の難しさ、怖さでもあります。
だんだんと落ち着いてくることもあるので、ある程度は様子見が必要です。

無垢材だから、少しくらいのアバレはしょうがないと、よく言います。
それが、ある程度のものであれば、変化を楽しんだり、気にならなかったりしますが、アバレがないのに越したことはありません。
アバレを見越して、その対策を施せる職人さんは少ないです。
材料の扱い方、材料の質の見分け方などは、大変な技量と経験が必要です。
最近では、木材の質の良し悪しを見分けられる目利きの材料屋さんはいるのでしょうか。

上の写真は、玄関の畳コーナー小上がり部分(飾りの間)です。チークの無垢材を使っているこの住宅ですから、畳への上がり框もチーク材です。
畳も本畳で厚みがあるので、その厚み分のチーク部分にヒネリが出ているようです。
下地の取れる部分は、しっかり固定できるのですが、畳の厚み分は、チーク材がフリーになってしまっています、その部分、畳との間に空きができていました。
これは、1月の写真で、乾燥によるものだと思われます。今回の1年検査との時には、これほどの空きはなくなっていました。
うまく自然に収まってくれると良いのですが、歪んだ木材を戻すのは、とても大変です。

これは原因がわかりにくいのですが、一部ペンキ部分にもヒビが見られました。
寒冷紗処理をしてもらい、塗り直しをお願いしています。

他にもチーク材のドア框に割れが入っていたり、エアコンが効かなくなっていたりで、建設会社の監督さんも一緒にチェックしてもらいまいした。
まだ日本に住んでいらっしゃらない施主です。帰国されたタイミングでの補修工事予定を段取り良くと、お願いしました。

 

検査の後には、クライアント手作りのベトナムランチをいただきました。
ベトナムのつけ麺とサラダ。名前を忘れてしまいました。
下の写真はつけ麺です。
肉団子とお肉にシソやレタス、もやし。
この具材とお米の麺を、唐辛子のちょっと入ったナムプラーベースのつけ汁につけていただきます。


お米の麺といえば、フォーしか知りませんでしたが、フォーは平麺で、これは丸麺(?)。麺にも何種類かあるのだそうです。
今回いただいたのは、ブンでしたでしょうか。

これは、サラダ(ですよね)。パックチーが効いてます。
パックチー好きとしてはたまりません。

ベトナム料理をふるまっていただくのに、東京で買えるベトナム食材屋さんを探してくださったそうです。蒲田の福山商店というのを見つけられて、買ってきてくださいました。

東南アジアの料理が大好きな僕には、ありがたいやら、わざわざ出向かれて申し訳ないやらですが、珍しいベトナム料理を美味しくいただいた上に、楽しそうなアジアの食材屋さんも教えてもらいました。
今度蒲田に行くことがあったら、寄ってみたいです。

「アジアンテイストリフォーム」は、20坪程度のマンションのスケルトンリフォームです。
クライアントが、東南アジアでの今のお仕事を引退された後の住まいとして、キッチンを中心とした間取りで、お客様をお招きしたい。
これまで集めてこられた絵画や小物、家具に囲まれて一人暮らしを楽しみたい。
マンションでもご近所との良好なお付き合いをしていきたい、などの思いを受けて提案した計画です。
「終の住処」ともいえる計画です。
ミャンマーで購入されたチークの透かし彫りをどう見せるかもポイントで、チーク材をキーにして、漆喰などの自然素材を選んで仕上げています。

「アジアンテイストリフォーム」の竣工写真アップが遅れています。
もうしばらくお待ち下さい。
扶桑社から昨年発売された「別冊住まいの設計 オトナリノベーションvol.2」に、「キッチンが真ん中の家」として、紹介されています。

工事の様子などはこちらからご覧いただけます。
blog>アジアンテイストリフォーム

02
26
 「茶の間のある家」1年検査

文京区でリノベーションした住宅「茶の間のある家」の1年検査にお邪魔してきました。
「茶の間のある家_リフォーム」は、築40年を超える木造住宅の耐震補強、断熱気密改修を中心に、いまお住いのクライアントのための生活に間取り変更などをしたリノベーション住宅です。

検査にお邪魔すると、片づけをされてはいるんだろうと思いますが、それでも、どこのお宅もきれいに使っていただいています。
それは、十二分な打ち合わせをさせていただいているからこそ、愛着ある住まいであり、使い勝手も良い証であるのだと思います。
「茶の間のある家」も、とてもきれいに使っていただいていました。
遊び盛りのお子さんが二人いるので、散らかりがちだと思いますが、お子さん達も自分達のスペースを上手に使っているようで、楽しそうです。

検査では、漆喰塗装の入り隅に一部ヒビが入っている部分が見つかったり、西日を直接受けるスチール製の玄関ドアに、若干の歪みが出るなどの指摘を受けて、修正・手直し工事の予定を立てました。
全体としては、大きな問題点はなく、検査は無事終了しました。
クライアントからは、暖かくて快適、使いやすいキッチンや洗面所など、嬉しい言葉をもらいました。

「茶の間」は、リビングであり、ダイニング、お客さんをお迎えする場でもある部屋です。小さな住まいならではかもしれませんが、多機能な部屋ながら、気持ちいい使い方をしてくださっています。
茶の間に用意しておいた棚や出窓は、子供達のおもちゃの収納場所というだけではなくて、作品やら小物たちで、可愛らしく飾ってありました。


 
畳とフローリングの取り合いもすっきり納まっています。


お子さん達の部屋は、家具を大工さんに造作してもらっていて、引き出し収納付きのベッドの下には勉強と本棚、洋服掛けのハンガースペースがあります。
お引き渡しの時には、穴だけ開けていたベッドのサイドボードと天井からの幕板には、ロープが張られて、落下防止のロープ柵が出来上がっていました。
2階のファミリールームは、お子さんの鉄棒練習場になっていました。
いまは、こういうものが購入できるんですね。
うちの中にこんな練習場所があれば、ちょっと嬉しくないですか?

 
「茶の間のある家」の現場や最近の様子は、ブログからご覧になれます。
こちらからどうぞ blog>茶の間のある家 
 
 

02
25
 12年経ちました。 room302の現在

2005年にリノベーションしたroom302。職人さんの力をかりながら、できるところは自主施工。スーパーローコストで小さな2LDKマンションをワンルームにリフォームしました。
それから12年。

家族が増え、日々荷物も増える中、同じすまいで生活を続けています。
棚をつくり、机をつくり、そして作った棚のサイズを変えて作り直し、ロフトをつくり、、、と終わりのないリノベーション生活。
子供の成長にあわせてというよりは、せっつかれながら。
現在のroom302を12年前と比較しながら少しづつご紹介させていただきます。
2007年3月号 「新しい住まいの設計」にのせていただいた写真です。
下の写真は玄関とワンルームを結ぶ廊下。
普通狭小住宅の場合、廊下は「無駄・もったいない場所」として扱われがちなのですが、ここでは全体の面積に対して不釣り合いなサイズで、LDKとをつなぐ廊下を作りました。
廊下も一つの演出ができる空間として天井の高さをぐっと抑え、筒のような印象のスペースにしました。荷物にも余裕がありましたので。。
現状は、、、
靴や帽子置き場、洋服掛け、カバン入れ、、、ヘルメットなどを収納するスペースを作り足していきました。わ、、本当に生活感であふれてます。
材料はシナランバー、シナベニヤ、ラワンベニヤなど。
私は、北零WOODというインターネットで購入できる材木屋さんに主にお世話になっていて、あとは組み立てるだけのサイズにカットされた状態で配送してもらいます。車や作業スペースがない場合の強い味方です。
またほかの場所についても、追ってご報告させてください。

01
25
 「鉄骨リノベーションの家」がFevecasaにピックアップされています。

住宅、インテリアの情報サイト「fevecasa」の記事「fev’sまとめ」で、鉄骨造3階建ての店舗併用二世帯住宅をリノベーションした計画「鉄骨リノベーションの家」が紹介されています。

「fev’sまとめのテーマは、「ぬくもりたっぷり。無垢のフローリングが心地よい家」です。
「鉄骨リノベーションの家」の家は、少し東南アジアの雰囲気が欲しいということで、フローリングに無垢のミャンマーチークを使った計画です。
2階をお父様のフロアに部分改修し、3階は壁床天井の室内側仕上げ、間仕切り壁を撤去してのスケルトンリフォームでした。
3階はご夫婦お二人のスペースで、バルコニーに面した明るいダイニングキッチンと室内側のリビング、その奥がカーテンで仕切る寝室スペースになっています。
全体は大きなワンルームで、寝室の畳以外、チークの床で敷き詰められ、バルコニーのデッキまで伸びていて、空間が広がっています。
「fevecasa」の記事はこちらから 「fev’sまとめ」
「鉄骨リノベーションの家」の竣工写真はこちら works_鉄骨リノベーションの家

01
23
 「中庭を造る減築リフォーム」のクライアントからお便りいただきました。

いつもお料理を楽しんでいらっしゃる「中庭を造る減築リフォーム」の奥さんから、薪ストーブで焼き芋を作っている様子が、送られてきました。

小さなストーブではないですが、特別大きなタイプでもなく、オーブン付きでもありません(オーブン付きを選ぼうかという話も少し出ましたが)が、お料理に使ってますよと伺っていました。
本体トップの上に鍋でも置いてシチューでも煮込むのかと思っていましたが、中に入れて、焼き芋もできちゃうんですね。

焼き芋なら熾火状態の時に中に入れて上手にできるんですね。
楽しそうに使っていただいていて、こちらも嬉しくなります。
そんなやり取りの中で、足をつけた鉄板おけば、ピザも作れるんじゃないですか?みたいな話も出て、どうもチャレンジするみたいです。
楽しい薪ストーブライフです。
ちなみに薪ストーブは、DLDさんに相談しながら決めた「ドロレ デコ」。デザインもハードな感じが良いと思っています。

「中庭を造る減築リフォーム」は、鉄骨造住宅のスケルトンリフォームの計画です。
6畳ほどの部屋を潰して、中庭を造り、陽射しが入り、暖かく風通しのよいリノベーションをした子育て真っ最中のご夫婦の住まいです。
竣工写真はまだアップされていないのですが、ブログから、工事の様子や竣工後の様子を少しご覧いただけます。
「中庭を造る減築リフォーム」

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 建て替えできない家

親から譲り受けて暮らしてきた家や土地が、また、もう何十年も前に購入した家が、建築基準法により建て替えのできない家であったという方は、東京にはたくさんいらっしゃいます。現在、そんな方とリノベーションの打合せをしています。

建築基準法では、確認申請の必要な建物、場合が定められています。新築する場合だけでなく、増築、改築、移築、大規模な模様替えや修繕、それぞれの工事において、確認申請が原則必要です。住宅用のエレベーターをつけたり、カーポートを作るにも必要です。
その中で、一般的な住宅である木造2階建ての規模の大きくないもの(200m2以下)は、4号建物という範疇に入り、これについては、大規模な模様替えや修繕についての申請が必要とされていません。
この辺りの法律の読み方からでしょうか、リフォームについては自由とか、大規模な修繕も確認申請いらない、極端な話としては、柱一本残してあれば大丈夫なんていう不動産屋さんや工務店さんもいるようです。
ですがそれは、そもそも正当な手続きを踏んで完了した建物について許されていることです。築年数の古い住宅では、完了検査を受けていないことが多く、これに当てはまらないことが多いのが現状です。

ここ数年そんな建替できない家の相談が多く、今年も数件のご相談を受けました。
耐震性能を強化して安心したい、断熱性を高くして暖かく健康に住める家にしたい、高齢化も進み、省エネを考えれば、切実な思いになってきました。
築年数の古いものは、構造体の老朽化が進んでいたり、蟻害が見つかったりする場合もあり、ほっておくことはできない状況が多いです。勝手に大規模な修繕をしてはいけないと言われても、なんらかの対策は必要です。

今回のご相談も、状況に応じて、役所とも相談しながら、対策を進めていますが、可能性のあるプラン提案をしたうえで、クライアントに方向性を検討していただいています。

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23
 雑誌掲載のご案内_アジアンテイストリフォーム

今年の6月に御引き渡したマンションリフォームのお住まいが、扶桑社から現在発売中の別冊住まいの設計「オトナリノベーションNo.2」に掲載されました。

掲載された「アジアンテイストリフォーム」は、マンションのスケルトンリフォーム計画で、「水回りリノベ」の特集内に、「キッチンが真ん中の家」として紹介されています。
確かに、キッチンの位置を大きく変えて、水回り機器も一新していますが、クライアントにとっては、もっと生活全体のことで、陳腐で魅力に欠ける既存の間取りを、スケルトンリフォームすることで、生活に豊かさを持たせようと考えた計画です。
現在、東南アジア中心にお仕事をされているクライアントは、定年後の住まいを思った時に、キッチンを楽しみながら過ごす時間を大切に考え、キッチンを中心とした間取りをご希望されました。
日本の桐箪笥や、海外生活の中で集められたもの、特にミュンマーで購入された透かし彫りを空間の中に活かすことをテーマとしています。そこに、下町らしいコミュニケーションの場としての玄関、既存の大きな梁を隠すための間接照明やルーバーを使った天井の見せ方などを提案しています。
ぜひ書店で手にとってご覧ください。
「アジアンテイストリフォーム」は、まだ竣工写真をアップしていませんが、ブログから、工事の様子から竣工の具合をご覧いただけます。
ブログ:「アジアンテイストリフォーム」

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 「鉄骨リノベーションの家」がwebsite「feve casa」にピックアップされています。


「鉄骨リノベーションの家」は、15年ほど前のリノベーション住宅で、鉄骨造3階建、1階をお店、2、3階を住宅として使っておられたクライアントご家族が、クライアントである息子さんが結婚を機に、3階をリノベーションして広々と使いたいというご希望で始まった計画です。
9月25日のwebsite「feve casa」の記事「fev’s matome」にピックアップされました。
テーマは、「新築にも取り入れたいエッセンス満載。個性的リノベーション5選」です。ご参考にしてみてください。

ギルド・デザインは、随分と前からリノベーションの設計をしてきていますが、最近は特にリノベーションのご相談が多くなってきています。
木造住宅のスケルトンリフォームなども毎年のようにお話しがありますが、この事例は鉄骨造住宅のリフォームで、昨年は鉄骨造マンションの全体リフォームの計画もしています。
戸建鉄骨造で新しいものとしては、「中庭を造る減築リフォーム」があります。
親の世代でつくった住宅は、生活スタイルの変わってきた若い世代には、ちょっと不便なのものです。
建物自体も断熱性を高めた高性能にして、現代的な生活にあわせてプランニングし直したスケルトンリフォームが必要です。
柱が少ない鉄骨造などは、自由な間取り変更のしやすい構造です。

「鉄骨リノベーションの家」の竣工写真はこちらからどうぞ。
「鉄骨リノベーションの家」竣工写真
「中庭を造る減築リフォーム」は竣工写真のアップが遅れています。
ブログから様子をごらんください。
「中庭を造る減築リフォーム」ブログ

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 キッチンショールーム再び


少しづつ、ゆっくりと進んでいる「型式住宅のリフォーム」計画ですが、キッチンの内容を詰めていくということで、上野毛にあるキッチンハウスさんにクライアントとともに打合せに行ってきました。
できるだけたくさんのものを見て知って、確認して選んでいきたいというクライアントですので、まだまだショールーム巡りは続けますが、キッチンはそろそろ決め込みましょうということで、シンクのサイズ、機器類、キッチン家電の収納方法など、具体的に、図面化するための打合せをおこないました。

機能的な部分での整理とともに、素材感の再確認もしています。
最近はカウンター材がどんどんと良くなってきています。
ステンレス、人工大理石、クォーツストーン、セラミックストーン、などなど、キッチンカウンターに求められる性能を突き詰めて、どんどんと進化しているのですが、金額も高額になってきています。はたして、そこまでの性能が本当に必要なのだろうかと考えてしまいます。
これまで作ってきたキッチンを、クライアントは、今でも十分に満足されていますから。
つい数年まで人工大理石なら、水分も吸わず熱にも強い、補修のできて最高ですっていてたのが、セラミックとは比べものにならないような扱いです。
キッチンハウスで面白いのは、カウンター材にもメラミン化粧板があることでしょうか、最近のキッチンメーカーではあまり見なくなってきているのですが、なかなかこれも良い味があるように思います。使い方ですね。

素材の組み合わせもみていただきました。
カウンター材だけでも色々選べるわけですが、扉材も同様に仕上げ素材の種類は豊富です。
しかも色合いも考えると、みなさん悩まれてしまうのではないかと思えるほどです。でもそこは、お好きな色味、素材感を確認していただくにも良いかもしれません。
落ち着いた暗めの色、重厚な素材感がお好きなようでした。
我々としては、室内の作り込みや購入予定の家具などバランスを考えて、提案していくことになります。

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