お施主様が空調のお仕事をされているとの事で、空調に関してはほぼお施主様にお任せ。。。逆にわかない事を教えて頂いちゃいました。
そのためこのお宅では、全空調の設備が整っております。
また、天井には空気の入れ替えをするための換気システムとして、工事がとても大変だったであろうスリムで綺麗な機器が埋込まれております。（まだ工事途中でしたが、とても綺麗に設置されていました。）
空調関係もすごいですが、電気の配線もすごい！何が何処に配線されているのか、全くわかりません。。。
ここまででも、とても興味深く現場を見せて頂きました。出来上がりまであと1ヶ月程度ですが、とても楽しみです。
そして今年の3月に入り、やっと内装の着工となりました。
今回は、お施主様が現場で意匠的な指示はして下さるとの事で、私達は施工的な話や、納まりなど、何かわからない事があった場合に参加する程度でした。
それもほぼない中で、やっと先週現場を見に行く機会があり、拝見させて頂きました。既に2階は仕上がりに入っており、壁は白いペンキで、構造の梁は黒っぽく塗装されていました。まだキッチンなどは設備機器は入っていませんでしたが、お部屋の雰囲気は充分わかり、素敵でした。リビングには、オシャレにシャンデリアもあります。
プランとしては、2階にLDK+仕事スペース+ゴルフ練習スペース、愛犬スペース、バックヤード+トイレ。それがほぼワンルームになっており、とっても広い空間です。（カフェのようですね。。。）
1階は、事務所+寝室+WIC+シューズクロゼット+洗面所+浴室+トイレという構成です。
まずは、内部を解体、構造補強の工事、雨漏り等の修繕工事をしました。それが昨年です。
そして、当初は窓や外壁はそのままの予定でしたが、ある時に窓をほぼ全部新規に取り替え、外壁も張り替える事に。。。壁の断熱工事も吹付けで、高性能となりました。
ここまでの工事は、お施主様が空調関係のお仕事をされており、各施工業者様もお知り合いの中で、少しずつ工事を進行しつつ、リノベーション工事を進めてきました。
リノベーションは、もともとの構造がどのようになっているかで計画が少しずつ変わってきてしまうので、今回のように、工事をしながら計画を進めていく事は、設計するにあたっても、お施主様の理想のお住まいを造るためにも、よかったな。。。と思いました。普段は、このように時間がある工事は少ないので、なかなか難しいですが。
実は、昨年より少しずつ工事が進んでおりました、新小岩でのリノベーション計画です。お施主様は、30代とお若いのにもかかわらず、なんと2件目のご自宅です。もともとご実家の裏にお住まいだったご自宅の建物が住みにくいため、ご実家のお隣が売りに出ていた事をきっかけに、築10年以上の木造2階建て、延べ床約60坪の建物をご購入し、リノベーションをする事になりました。今回の工事のご希望は、ご自分達で出来るだけプランやデザインを決めていきたい（現在お住まいのお宅が住みにくいため。。。）とあり、ギルドは建築家としての構造やデザインの監修、図面作成が主な仕事となりました。
写真は、改修前のものです。内装は、木製建具などを使った洋風なデザインで、一部和室もありました。
今日から、屋根の板金工事が始まってました。
前々から、一文字葺きにはあこがれがあったのですが、実際に張られて行くと感慨深いものがあります。
2/3ぐらいは終わってしまったので、明日には屋根は葺き終わってそうです。
内部は、二階の天井の下地が張り終わってましたね。
早い早い。
電気の配線もほぼ終わってしまっている様で、かなり進んだ印象を受けました。
分電盤と、マルチメディアポートの配線はゴッソリですねw
それから、二階の造作材も現場に入ってました。窓枠や敷居・鴨居などになります。
二階の材料は、コストを落とすために雲杉無垢に。尚､一階は米松です。
写真に写ってる造作材は、ごくごく一部ですw
先週も進展があまり見えにくいので、記事をサボってましたが、今週は連休中ということもあり、遅ればせながら。
連日の雨で外部の作業が滞っていて、内部の方から大工さんが出来る所を進めている感じです。ということで、
どかっと断熱材が納品されてました。
今回、使用した断熱材はロックウールです。
当初はセルロースファイバーの予定だったのですが、他の部分にコストをかけたいが為に諦めて我慢しました。性能は十分ですしね。
二階の登り梁の間から先にツメツメして下さってます。
なお、一応両親の今後の生活に負担が少なくなるよう、省エネ4等級の断熱性能を確保してます。
地鎮祭の時に頂いたお札もしかとついております。
明日、役所の完了検査を受ける事になり、今朝は現場へ確認に行きました。まだ若干作業が残っていますが、検査を受けるには問題ない範囲なので、やっとここまできたか。。。という感じです。
まだ養生も貼ったままなので、わかりにくいかもしれませんが、建具を入れると少し引き締まった感じがしました。
今回の建具は、突き板屋さんに自分で選びに行き、残り少ない貴重な栗を頂き、建具にさせて頂きました。残り少ないという事で、全て違う模様が出てしまいましたが、白い大きな空間には、ちょうど良かった気がします。
そろそろ私の体力も限界に近いので（仕事、子育て、第2子妊娠中、自宅の現場監理etc。。。）、早く無事に終わってほしいと願うのが本音です。あと少し、頑張ります！
先週の上棟はあいにくの雨だったので、上棟式は週をまたいだ昨日の17日大安に行いました。
結局、雷が鳴るような天気になってしまったのですが、あまり強い雨にはならず良かったです。もう、屋根は出来てますからね。
今日の定例は、現場で行いました。
各所の原寸納まりを詰めてる段階です。
現場の方は、筋交いや間柱を施工している所です。
20日にはサッシが入荷するそうですが、瑕疵担保保険の検査のタイミングとも調整ですね。
また、今日は設備の配管も進んでました。
内部の大工作業はほぼ終了し、外部バルコニーの目隠し、縦ルーバーを取付け始めました。バルコニーは、奥行きはあまりとれませんでしたが、距離が長いため、ルーバーの本数が、なんと191本！
塗装屋さんが1本1本塗ってくれ、大工さんが1本1本ビス留め。皆さん最後に気が遠くなる作業を頑張って下さっています。申し訳ないと思いつつ、大工さんは木が好きなようで、取付けながら、出来上がるにつれて喜んでくれている様子。バルコニーの床は、FRPグレーチングの搬入途中です。
