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 地盤改良

地盤。残念ながらあまりよくありませんでした。地盤改良必要との判定。
柱状改良が22箇所。
3階建てになると、「敷地にちょこっと家を乗っけさせてもらう…」みたいにはなかなかいきませんね。

 
 
 

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 中庭の基礎と外壁

「中庭を造る減築リフォーム」の現場では、増築とかつてのリフォームによって継ぎ足しになり、雨漏りの原因になっていた外壁西面の下地が完了して、この間まで開いたままだった外壁が埋まりました。
つづいて、浴室廻りと旧キッチン廻りの外壁補修へと移ります。

同時に既存サッシ回りのシーリングの不備から雨漏りの原因になっていた部分のシール補修も完了しました。
2階のサッシは、竣工当時のものなので、雨仕舞のために、二重にシール補修をした後、カバー工法によって気密断熱性の高いもに変えていきます。

外壁は閉じてきましたが、雨じまいが完了したわけではなく、中庭はまだ開いたままです。
中庭では壁下地を建てる基礎の工事が進んでいます。
基礎が立ち上がってきたことで、壊した屋根の開口とともに、中庭のボリュームが見えてきました。
基礎のベースは打ち終わり、 立上がり部分のコンクリート工事が今週には終わります。

2階では、大工工事も進んでいます。
断熱のウレタン吹付け工事のしやすいようにと、ウレタン吹付け後の工事の段取りのための下地づくりが進んでいます。
写真はハンモックの床のために解体されて現れた吹抜と周辺の床下地の様子です。

施主奥様に現場においでいただき、キッチンのこまごまとした打合もさせていただき、キッチンはほぼまとまりました。今月末までの発注に問題なく進めそうです。
 

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 「建築家とアレコレ」展

建築家31会と東急電鉄「住まいと暮らしのコンシェルジュ」との共同イベント「建築家とアレコレ」展が本日14日(金)より開催されます。
東急コンシェルジュの5店舗<目黒店/たまプラーザ テラス店/鷺沼駅前店/二子玉川ライズ S.C店/武蔵小杉東急スクエア店>での同時開催で、建築家31会メンバーが各店舗をそれぞれ担当して、24日(月)まで、建築模型の展示、建築についての無料相談などで、ご来場の方をお迎えいたします。
ギルドデザインは、目黒店の担当です。
目黒店では、15日(土)、16日(日)の15時〜17時と、
19日(水) は夜の19時〜21時にセミナーを開催します。
ギルドデザインは、そのうち19日(水)の「建替えorリフォームどうする? 二世帯や 狭小住宅のつくり方は」?のテーマでのセミナー担当です。
セミナーといっても、気楽な自由トークや建築相談の会です。ご気軽においでください。

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 vol.15 建築家31人 x 3works展

今週末の7日(金)より「vol.15 建築家31人 x 3works展」を開催します。
今回は、ホームグラウンドである新宿パークタワーの1階ホールでの開催です。
いつものように、たくさんの皆さんのご来場と、建築話ができることを楽しみにしています。
ご都合が良いようでしたら、ぜひおいでください。


 

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 紀州材見学

建築家31会の秋の遠足、というわけでもないのですが、先日、成田でおこなわれた紀州材の競り場を訪ね、和歌山から来られている材木商の方々にお話を伺い勉強させていただく機会がありました。

国産材木の普及が課題となって随分となるのですが、紀州では、利用可能な人工植林が県土の30%強程にもなり、その利用を待っているような状態のようです。
国産材利用と森の保護については、温暖化の問題、自然災害保護、サステイナブルな循環型エネルギーへの対策など、我々建築家としては、小さいながらも力になれるはずです。
今回の見学では、特別そういった話があったわけではなく、紀州材の美しさや強さをみせていただきました。
和歌山県という気候と土質からということですが、紀州材は構造材としての強度が強く、杉材でヤング率は国基準の2割増、剪断強度では2〜3倍もあるのだそうです。
市場に並ぶ木材の目の美しさも、紀州材ならではということです。温暖なイメージの紀州ですが、木目の巾が詰んでいて美しく、強度も出るということです。

市場の見学の後、2010年の日本建築家協会賞を受賞した新木場の材木会館を訪ねることができました。
館内を案内いただき、すばらしい木材利用の建築を堪能させていただきました。


最後は一日を締めくくる集合写真。

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 解体中

「中庭を造る減築リフォーム」の現場では、雨漏りが激しく傷みのひどい西壁の解体が一段落し、ようやく屋根が解体され中庭になるエリアが見えてきました 。

この住宅は、15年程前に増築改装することで、1階の床面積はとても広がったのですが、建物の中心にあるキッチンやダイニングが暗く、風の流れも良くないようになっていました。
少し広すぎる1階の床面積を見直して、屋根を壊して中庭を造ることで、ダイニングキッチンに自然光やさわやかな通風を届けようという計画です。

この日は、クライアントにも来てもらい遅れている工事に対して、改めて組み直した工程を説明したあと、造園屋さんに現地確認をしてもらい、この中庭に適した樹種や中庭デッキ下の土場についての助言をもらいました。

既存外壁での雨漏り箇所が、外壁のひび割れた部分だけでなく、サッシ廻りの収まりの悪さにもあるということが見つかりました。
雨仕舞が悪く、ほとんど外部にさらされていたような鉄骨柱の足下は、錆のために グズグズになっていました。
外壁解体し復旧したの後、柱の入れ替えをするのですが、外壁ができ上がるまで、垂直荷重を受けるように、かなりな仮止め鋼ですが、とりあえず2階床を支えています。

 

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 建築家との家づくり in 湘南

建築家31会の分科会による建築展が、新たに湘南でも開催中です。

10月10日から、江ノ島の「ギャラリーT」にて建築家12名が集まり、建築模型展&相談会を開催しています。
今回は、12名が前後半にわかれて6名ずつの入れ替わりです。
ギルドデザインは、後半の17日からの参加です。
前半の1週間では、台風がきたにもかかわらず、450名を超す方のご来場がありました。
明日からの展示もたくさんの方においでいただけそうで、楽しみです。
湘南展の詳しいご案内は、ホームページを用意していますので、こちらから。
建築家との家づくり in 湘南 

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 雨漏り

「中庭を造る減築リフォーム」の現場はしばらく工事が止まっていて、ようやく再開され始めました。
少し前になるのですが、内部の解体が進み内側の壁の下地の全体が現れたところで、雨漏りが確認されました。

とはいっても、雨漏りの跡はいろんなところに残っていたので、当初から予定の外壁のクラック部の補修によって、納まることと考えていたのですが、一部床がはがされて現れた外壁の足下は、基礎天端より地面の方が少し高いのではという状況が確認されました。そこは隣地との離れがなく、ブロック塀まで数センチというところ。外部から確認できなかったところです。
もともとの施工の仕方がかなりひどく、雨漏りしてもしょうがない納まりでした。一部ですが、構造の柱も仕上もされず露出されてるようで、錆がかなり進行しています。
床下のことで気がつかなかったかもしれませんが、雨が強い時には床下に流れていたことと思われます。


また、今回の雨漏りで特にひどかったのが、以前増築リフォームした時に作り替えていた外壁で、鉄骨造に木造の下地で組んだ外壁部分です。
外壁側からの補修である程度は納まるのでしょうが、鉄骨と木下地の無理矢理のような組み合わせは、将来的に問題を起こしそうな部分だけに、今回の工事でやり直すこととなりました。
そんなわけで、外壁一部解体のため、外部足場をかけるにあたって、市や警察への道路使用が必要だったために許可待ちで工事が止まっていたのですが、ようやく再開です。

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 植栽


「父娘で暮らす大屋根の家」もお引っ越しを終えて1ヶ月が経ちました。
先日、残されていた工務店による外構工事の完了確認を、造園デザインをお願いした「TOKUZOU」さんの植栽工事のタイミングでしてきました。
LDKとつながるデッキバルコニーと、道路からの視線を隠す塀の間に、50〜70センチ程の植栽エリアを計画しており、その部分を「TOKUZOU」の徳光さんに植栽計画をしてもらいました。

塀は、室内からは1m20cmくらいの高さで低く穏やかな高さに押えてありますが、道路側からは、1m70〜80cmあり、人影が見えないレベルに設定されています。
緑が植わることで、リビングに潤いを与えてくれるとともに、道路向うの駐車場も隠してくれました。
樹種は、落葉のアオダモを中心にソロ(あかしで)と常緑のソヨゴの株立ちです。
現場では、徳光さんが、植栽の向きの調整、枝振りの剪定を指示して、まとめてくださいました。

リビング前の塀は道路いっぱいに建っているのですが、外壁と道路に少しスペースのある部分にもアオダモと花の咲く草木を考えてもらいました。
こちらは道路側の植栽中の写真ですが、女性の植木屋さんがなかなか粋です。
夕方には植え込みが完成。素敵なデッキスペースができあがりました。
ちなみに、ここのデッキはヴェルダデッキを使っています。
素足で歩いても安全で、足触りが柔らかく、25年の保証付きです。

これまでの「父娘で暮らす大屋根の家」の現場の様子はこちらから
 

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 What's 家? 理想の住宅10+5選

今年の8月までリビングデザインセンターで開催していた「What’s 家?-教えてください、理想のすまい-」展では、展示されていた62の住宅事例のなかから、会期中の来場者による投票がおこなわれました。
その投票で選ばれた10点と、リビングデザインセンターショールームスタッフに選ばれた5つを加えた住宅事例が、現在、リビングデザインセンターで、
「What’s 家? 理想の住宅10+5選」として模型とパネル展示がされています。
ギルドからは、「猫と暮らす小さな家」が選ばれて、展示されています。
会期は10月14日まで。あと半分になりました。
OZONEのお近くにおいでの折には、 ぜひお寄りください。

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 建築家サロン in 自由が丘

ギルドが建築家仲間とともに、自由が丘で開催している建築模型展+建築相談会、「建築家サロン in 自由が丘」も今回で5回目になります。
毎回、熱心な方々においでいただき、 楽しい建築の話をさせていただいています。
この会をきっかけに始まった計画も、何件かスタートしました。
住宅をご検討中の方々だけでなく、建築に興味がある皆さん、秋の行楽シーズンではありますが、ご都合がよろしければぜひおいでください。
どんな建築相談にも対応していますので、難しい話もおおいのですが、住まいについての楽しいお話ができればうれしいです。
会場には、メンバーの誰かは必ずおりますが、2日間ずっといるとも限りませんので、事前にご連絡いただければ、時間調整をいたします。