07
30
 写真だけですが、東京新聞にでました。

東京新聞「暮らしを楽しむ 生活」のページのインテリアの欄に、OZONE住まいづくりコンサルタントの稲田さんがコーナーをお持ちです。
今回は、「採光の工夫」ということで、窓のデザインについて、光を取込むだけでなく自然な換気や目隠しの仕方などをについてのコメントをまとめています。

家づくりを考えられている方にとって、ちょっと知っていると役立ちそうな情報コーナーですが、7月28日(月)に、当社の「ろじのさき」のカットを使っていただきました。
直接、「ろじのさき」との関わりでお話しされているのではないのですが、「ろじのさき」は、南側に木造3階建ての建っていた狭小敷地に住宅です。窓の開け方には多くの工夫を取込んだ住まいです。
ろじのさきの現場の様子はこちらから
http://www.guild-design.com/category/仕事/ろじのさき/ 
「ろじのさき」の竣工写真はこちらから
http://www.guild-design.com/works_w/rojinosaki/ 

07
29
 手直し工事の確認

既にお引っ越しされているのですが、「国道沿いの家」では、生活の始まった中、工務店さんに手直し工事を続けてもらっていました。
夏休みで、とっても元気な息子さんの大歓迎を受けました。

奥様から、工事がなんとか終わったことで、やっと生活を楽しめるようになってきたと伺いました。
引渡時点で残工事や手直し部分がけっこう残ってしまったので、生活する中での工事となり、なかなか落ち着けなかったことと思います。
これから、ぜひ、楽しんでいただきたいと思います。

ご主人、奥さんから、素敵なポイントとして、階段からインナーバルコニーを通して見おろす国道の風景が素敵だと伺いました。
こういう風に見えてくるとは、我々も考えていなかったのですが、国道を行き交う車を見おろせる階段2段目くらいのポイントは、たしかに素敵です。
ご主人は、朝、まずここに座られるそうです。
都市の中ならではの風景なのに、緑もたくさん見えて、すばらしいです。


どことなく落ち着けない職人さんの入る生活だったとは思いますが、きれいな生活のシーンが見えてきました。
奥様とともに積み重ねてきたリノベーションデザインが、ようやく形になってきたようです。

07
23
 外壁の下地造りが始まりました

外壁工事が遅れていた「父娘で暮らす大屋根の家」の現場も、ようやく外壁工事が本格化しました。

この現場では、江中建設さんのお薦めを受けて、外壁をベースB大壁工法という半乾式モルタル工法で施工します。
防水紙+リブ付きラス+軽量モルタルで工場成形された板材をタッカーで通気胴縁上止めて、ラスが重なり露出しているジョイント部分を、ベースBモルタルで埋めた後、全体に上塗りとともにグラスファイバーメッシュを埋めてクラックを抑えるという工法です。

工場成形されたセメント板にはタッカーを打つポイントまで印刷されています。
左官屋さんが丸鋸で簡単にカットすることができて、板の取扱は良いようです。

まだ裏側は、通気胴縁のままですが、大工さんがここまでをつくっておいて、左官にバトンアタッチされます。
乾式セメント板を貼るとこんな感じになります。

出隅などには専用のコーナー材もあるようです。防止シートを重ねた上にコーナー用のラスを止めています。

バルコニーの手摺壁廻りの防水処理もしっかりしています。
この現場のバルコニーの手摺壁は、スチールを使うので、木造の部分は低く抑えてあります。
そこで、外壁との取合い部分には、FRP防水が、躯体構造用合板の笠木上まで立ち上がり、十分な防水処理がされているのですが、笠木下には、このようなガルバリウムの捨て板金も入り、将来雨水が入ってきそうな部分の対策は万全になっています。

室内は、ドイツ漆喰の下地になる紙クロス張りがほぼ完了しています。
このままでも、きれいな仕上がり具合にみえてきます。
ルナファーザーなどの塗装仕上げの時と同じ感じで、下地のクロス張りまででいったん中止して、壁が汚れてしまったら、仕上を塗りましょうっているのだって大丈夫なくらいです。小さなお子さんのいるご家庭なら、ある話です。

 
 

07
21
 「ろじのさき」がWEB掲載されました。


日経住宅サーチは、日経グループの運営する、快適で上質な住まいを賢く選ぶためのサイトです。
その日経住宅サーチの「住むならデザイナーズ住宅」というコンテンツ、コラムに7月9日より、「ろじのさき」が「中庭型バルコニーで気持のいいLDKに」というテーマで、取り上げられています。
狭小敷地、敷地南に3階建てというような厳しい条件の中、広がり、明るさのある住宅をどのようなアイデアでまとめているのかが、解説されています。

07
19
 ワンコ散歩

休日の朝のワンコ散歩では、ちょっと遠出して、初めての道や街を訪ねるようにしたいと思っているのですが、ここのところは、ルパンをいっしょに遊んでくれるお友達の来ている「すずめのお宿緑地公園」へ向かうことが多いです。
この公園は、碑文谷にあるので、その廻りの住宅街を歩き回るだけでも、素敵な住宅を見つけられて、十分に楽しいのです。
碑文谷までの道には、旗の台、洗足や小山があって、この辺りもなかなかの住宅街です。先日、渡辺明さんの学会賞となった住宅を発見したので、この日は久しぶりに、坂本一成さんが学会賞をとった「House F」を通るルートで。
やはりすばらしいですね。
「すずめのお宿緑地公園」では、ルパンと一番の遊び友達のクウタくんとは、残念ながら会えなかったのですが、これだけのラブラドールくんたちと出会えたのは、めずらしい。

ノーリッチテリアくんも、なかなか会えません。かわいい顔立ちと小型ながらがっしりした体格。ちょっと固めの毛は、獲物を追いかけて狭い獣道にも入り込むので、からだを保護するのに役立つそうです。僕は大型犬好きですが、ノーリッチテリアは飼ってみたくなります。

帰り道には、ちょっと初めての道を廻ってみて、お初となる神社発見。
ルパンくん、碑文谷村の高木神社制覇(笑)。

07
15
 YKKapとのコラボイベントvol.2終了

YKKapの品川ショールームさんと建築家31会とのコラボイベント「ローエネで暮らそう」展の第2回目が無事終了しました。
第2回目は、1回目よりもたくさんの方においでいただき、より盛況になったようです。メンバーによるチラシ配りと、品川インターシティをはじめとした周辺の企業さんへの事前告知、リーフレット配布などが徐々に効果をあらわしてきたのかもしれません。第3回目が楽しみになってきました。
3回目は9月30日から10月6日を予定しています。お楽しみに。

07
15
 家具探し

「父娘で暮らす大屋根の家」の現場も終盤です。
そろそろ、ダイニングテーブルやダイニングチェアー、ソファーなど、購入される家具も選ばないといけません。
以前、照明器具の確認とともに、目黒の家具屋さんで、いろいろとみてまわっていて、気に入っていただけた物もあるのですが、先週末は、リビングデザインセンターでSALEがあるということで、ノルディックフォルムさんもSALEのお店に名前があがっていたものですから、クライアントと覗いて来ました。
残念ながら、こちらが考えていた物は、SALE対象外だったりしました。
クライアントの懐具合も気にしながら、いろいろと相談させていただき、その場で購入決定にはなりませんでしたが、どれにしようかは、だいたい決まってきたようです。
ダイニングには、椅子とベンチの組み合わせで検討中です。

07
13
 漆喰塗装の下地造り

「父娘で暮らす大屋根の家」の壁や天井の仕上には、プラネットウォールというドイツ本漆喰という天然素材を使っています。
今回は、プラネットウォールをコテで仕上げるのではなく、ペンキ屋さんのローラーで仕上げますが、下地の造り方はどちらも同じで、ドイツ製紙下地KOBAUをクロス屋さんに貼ってもらい、その上に仕上げて行きます。
現場では、先週の塗装屋さんからクロス屋さんに、工事が移っています。
吹抜けには、工事用の足場も組まれています。
ドイツ製紙下地KOBAUは、漆喰下地全面に貼っていくことで、構造の動きにより、下地ボードのジョイント部分などにクラックが入るのを押えてくれます。
現場ではちょうどKOBAUを貼るために下地をつくっているところです。
外部の工事は、梅雨に台風にと、なかなか進んでいませんが、出窓のガラスやはめ殺しのトップライトなどの製作物の開口部が納まっていました。なんとか台風には間に合っていたようです。

トップライトがつくことで、リビングは随分と明るくなりました。

外壁下地は、ともかく雨の影響で、取りかかれないままですが、台風対策で、シートが飛ばされないように足場のパイプに巻き付けられているおかげで、建物シルエットを見ることができました。

現場では、建具屋さんと2回目の打合、監督さんとの仕上の確認、そしてそろそろ外構工事の打合が始まります。

これまでの「お父娘で暮らす大屋根の家」の現場の様子は、こちらからどうぞ
http://www.guild-design.com/category/仕事/musume_to_chichi-no-ie/ 
 

07
13
 「What's 家―教えてください 理想の住まい―」展

現在、新宿パークタワーのリビングデザインセンターOZONEでは、
「What’s 家―教えてください 理想の住まい―」展を開催中です。
現在の家づくりでは、とても多くのことが求められるようになってきました。
耐震性や断熱性、省エネ、耐久性、もちろんデザイン、そして、生活の仕方については、多様性が求められています。
このイベントの一つの展示に、「カタチになった理想の家ー建築家60選」という会場が用意されていて、ギルドデザインは、模型とパネル展示で参加しています。
展示しているのは、昨年竣工した「猫と暮らす小さな家」です。
会場では、
1、ペットと楽しく暮らす家
2、子供の成長を考えた家
3、趣味やこだわりを楽しむ家
4、自然(緑や花)を感じる家
5、人が集まる家
の5つのカテゴリーにわけられて、それぞれのクライアントにとっての理想の家が、パネルと模型でわかりやすく解説されています。
家づくりを考えていらっしゃるみなさんにとって、とても参考になる展示会だと思います。ぜひおいでください。
会期は8月5日までです。
展示会の詳細はこちら
http://www.ozone.co.jp/event_seminar/event/detail/1679.html 
ギルドデザインからの展示は、下の写真のような感じです。
模型を覗いてもらうと、猫タワーや猫の階段がご覧になれます。
パネルでは、 夏期は地階の涼しい空気を2階の上げ、冬期は2階の吹抜けにあがった暖かい空気を地階にまわす空気の循環システムや、安価な夜間電力を使った蓄熱暖房機の説明がしてあります。
会場にお出での節は、ぜひギルドのパネルもご覧下さい。
「猫と暮らす小さな家」の現場の様子はこちらからご覧下さい。
 http://www.guild-design.com/category/仕事/猫と暮らす小さな家/

07
11
 家具、建具の打合と塗装工事

「父娘で暮らす大屋根の家」では、先週末より、塗装工事が始まりました。
クロス張りの前に、ドアや窓の枠、家具類などに塗装をかけておきます。
クロスのノリが木部につくと塗装がのりにくくなってしまいますし、塗装が汚れ止めにもなってくれます。


この間まで、大工さんたちが木材やボードを切ったり削ったりしていて、ホコリっぽかった現場が、きれいに片付いて、ホコリを嫌う塗装屋さんに現場が譲られています。

大工さんに造ってもらった造り付けの家具も、この間までは傷つかないように養生シートで包まれていましたが、塗装のために姿を見せてくれています。

大工さんが引き上げる少し前には、キッチン廻りやシューズクロゼットなどのちょっと複雑な家具の打合で家具屋さんと、ドアや大工さんの造った造作家具の扉、障子などの打合で建具屋さんと打合も済ませています。


今週はじめには、クライアントと外壁の色も決めて、仕上材もほとんど決め込まれています。
内部工事は、とても進んでいます。雨が続いて外部工事が相変わらず進んでないのが、ちょっと気がかりですが、全体的な工事工程は順調です。
「父娘で暮らす大屋根の家」の現場の様子はこちらから
http://www.guild-design.com/category/仕事/musume_to_chichi-no-ie/ 

07
9
 建築家31会とYKKapとのコラボイベント

今週火曜日から、品川インターシティのYKKapさんのショールームにて、建築家31会がコラボ参加して、「ローエネで暮らそう」セミナー+模型展を開催中です。

この「ローエネで暮らそう」展は、5月に1回目を開催していて、ギルドデザインはその時に模型展示、セミナー参加しています。
今回は、31会の他のメンバーの模型展示となっていますので、ギルドデザインはパネル展示のみによる参加ですが、たくさんの皆さんのご来場を期待しています。

月曜には会場設営に参加してきました。和気あいあいでの準備作業でした。
模型展示はこんな感じとなっています。
もちろん、YKKapさんのいつもショールーム展示もありますから、世界最高性能レベルのサッシなどもご覧になれますよ。

07
7
 朝のお散歩

先週ちょっと忙しくて、なかなかゆっくりとワンコ散歩ができなかったのですが、久しぶりに、朝散歩で碑文谷まで出かけてみました。
碑文谷の「すずめのお宿公園」には、うちのルパンと転げ回り走り廻って遊んでくれるお友達が、来ているはずなので、その子と遊ぶつもりで遠出したのですが、残念ながら会えなくて、帰り道に、いつもとちょっと違う道を廻ってきたら、ちょっとおもしろい住宅を発見。

別棟のように見える跳ね出した不思議な姿は何だ?と、近寄っていると、

 
やっぱりちょっと不思議な姿だったんですが、その隣に版築風の壁が。

外壁の足下のデザインも重量感のある割石が使われていて、これは、渡辺さんかと思いつつも、FBで尋ねてみると、菰田さんやら小川さんから、的確なる回答が。
渡辺明さんが、2001年、学会作品賞に輝いた自邸と集合住宅なのだそうです。 不勉強でした。

碑文谷方面は、やっぱり住宅建築の宝庫のようです。これからのワンコ散歩が楽しみです。
朝のお散歩では、結局、うちのルパンくんとがんがん遊んでくれるお友達に会えなかったので、夕方のお散歩は、いつものお友達が集まっている文庫の森公園へ。
もう、転げ回って遊んでもらい、きっとルパンも満足したこととも思います。