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 住宅展

9月8日から、川口市立アートギャラリー・アトリアでの建築展のご連絡をしたばかりですが、その展示会より先に、今週末の展示会にも参加しています。
こちらは、ASJの福島スタジオさん主催の住宅展で、29日(土)と30日(日)の二日間、MAXふくしま4階での開催です。
29日にはミニセミナーを担当していて、リフォームのお話をする予定です。

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 建築展

ギルドデザインが参加している建築家31会では、9月はなかなか忙しい月になりました。
9月11日(金)から31メンバー半数による横浜マークイズでの模型展が始まります。今年1月に半数メンバーによる前半戦をしているので、今回は後半戦となります。
その前半に参加していたメンバーの一部有志による展示会が、11日より少し早い8日(火)から埼玉の川口市立アートギャラリー・アトリアにて13日(日)まで開催されます。
題して「建築家との家づくり展 建築家に聞いてみよう」という展示会で、模型やパネル展示を行います。
今回の展示メンバーのブログ「建築家との家づくりblog」も随時更新予定です。こちらもご覧ください。

建築家との家づくりってどんものなのか、工務店やハウスメーカーとの違いはどんなところなのか、建築家に頼むと費用ってどのくらいかかるのか、そういうことから、一般的な住まいについてのお悩み、土地探しや家づくりでのご相談にもお答えしていこうという会です。
ギルドデザインは8日と12、13日の週末には詰めている予定ですが、ご連絡があれば、お時間を調整してお話をしたいと思います。
たくさんの皆さんがおいでいただけることを楽しみにしています。

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 暑気払い


お盆も過ぎて、少し過ごしやすくなってきましたが、ギルドデザインは、お盆前に暑気払いをいたしました。
ギルドの食事会は、ちょっと久しぶりになりますが、青山の「NELL’S KITCHEN」さんで多国籍料理とワインを楽しんできました。

ワインを楽しむといっても、ワインを飲んだのは二人だけで、しかも1杯だけ。ギルドは、早いお盆休みで休んでしまった菅原がいないと、ほんとにお酒を飲む人のいない事務所です。
みんな、乾杯の1杯の後は、ソフトドリンクへ。
その分は、食事を楽しませていただきました。
 
 
アルコールを得意としない代わりに、食事と締めは甘い物。
当然のように、デザートはしっかり。
 
暑気払いに青山まで出向いた理由は、食後の勉強会。
シアター・イメージフォーラムで上映中の「だれも知らない建築のはなし」の鑑賞会です。

若いスタッフにとっては、こんな時代の建物をどのくらい感じられるのか、ポストモダンやバブルの時代の空気感なんて理解できないかもしれないけど、大御所方のお話はとても意義深いこと。良い肥やしになってくれるといいのですが。
この日は、もう一つ勉強していました。
食事に出かける前に、お付き合いいただいてる工務店さん(木村良三工務店)のオープンハウスにお邪魔してきました。
クライアントがフランクロイドライトをお好きということで、真似るのではなくて、ライトのような空気感を望まれたのだそうです。レベルが高く丁寧な職人さんの仕事を楽しませていただきました。

カテゴリー: 日常

2015年08月20日

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 解体工事、木材腐朽菌

ここ数年、リフォームのお話が多くなっています。特に木造のスケルトンリフォーム、耐震補強に、断熱などの住宅性能を高めながら、生活スタイルの変化に対応して、ある程度間取りも変えたいというお考えの方が多いようです。
「耐震+省エネリフォームの家」の現場も生活スタイルの変化に伴いリフォームを計画された現場で、本格的に内部の解体が始まりました。
ある程度解体が進んだところで、構造材の状況の確認に行ってきました。

設計を進める前には、柱の位置や床を支える梁の位置や大きさなど構造の組み方を知りたいので、解体前のお住まいのうちから、床や天井の一部を壊させていただき、少しは確認しているのですが、全体を見られるのは解体まで待たないといけません。
特に2階の床の様子は確認しにくいところなので、解体することで、初めて床を支える部材(梁)の様子がわかりました。
柱も、いただいた図面とは違って、あるべきところになかったりしています。2階床梁のかけ方も想定とは違っていました。
確認できなかったところでは違っていてもしょうがありません。現場で、大工さんと打ち合わせて、どう変更するのが有利なのかを決めていかないといけません。

水回り、お風呂や洗面所、台所まわりの土台や柱などの木構造部分は、傷みやすいものですが、 特に湿気が多く、温度も高くなるお風呂まわりは危ないものです。
浴室では、腰の高さくらいまではブロック積みの壁を造ることで、床近くには木材を使わない現場も多いと思いますが、この現場はそれもしていなかったので、浴室の水が、随分と土台や柱に浸み込んできていたようです。かなりひどい状態でした。

写真は、柱が土台にのっている部分のものですが、ほとんど溶けてなくなっているような状態で、太さは1/5くらいになっているでしょうか。ほとんと構造的には役に立っていない状態です。
木材腐朽菌によるためですが、土台も柱も腐り溶けています。
この腐り具合は想定外で、土台、柱の取り換えをしてもらわないといけません。
工期にも影響出てきますし、クライアントにも費用の負担が発生してしまいます。

浴室まわりでは、増築された跡も見られました。コンクリート基礎が削り採られて、浴室が広げられ、ブロックによる基礎が造られています。
今回は、この部分の壁を撤去し、基礎から新設してもらうようにお願いしてあります。