12
31
 ホームページをリニューアルしました。

事務所の移転に伴い ホームページをリニューアルしました。
品川事務所ー磯村 と豊島事務所ー政本 それぞれの場所で運営しています。
新たにインスタグラムでも日々の活動・考えていることを載せていますので よろしければご確認ください。

06
7
 アジアンテイストリフォームが、Houzzの特集記事に取り上げられました

マンションのスケルトンリフォームの事例「アジアンテイストリフォーム」の玄関写真が、住宅やインテリアの情報サイトHouzzの特集記事に取り上げられていました。

特集は、「2020年のトレンド色『クラシック・ブルー』をインテリアに取り入れるなら?」というタイトルで、パントーン社が選んだ2020年の色「クラシックブルー」をインテリアに効果的に取り入れるための方法を、事例写真とともに紹介しています。
その事例写真の一つに、「アジアンテイストリフォーム」の玄関の写真が使われています。

ギルド・デザインの室内の色は、漆喰や珪藻土などが多いこともあり、白系の色が基調となりますが、室内にアクセントを設ける時に、木やタイルや着色壁をかんがえることがります。
この住宅でも、クライアントからのご希望を踏まえて、玄関の壁を色付けています。

Houzzの特集記事の中に、このジャパンブルーとの色合わせでは、グレーなどの落ち着いた色合わせとは別に、少しアクティブに合わせるには、補色であるオレンジやイエローを使うと良いという記述があります。
実は、この玄関にもイエローが使われていて、ジャパンブルーと対峙しています。

「アジアンテイストリフォーム」の玄関は、ご近所さんがいらした時に、ちょっと腰を下ろしていただけるような畳床があり、お雛様が飾れるような飾りの間と名付けている場所です。青と黄色の組み合わせによる少し高揚感のある玄関になっているということですね。

「アジアンテイストリフォーム」は、ずっと東南アジアで仕事をされてきたクライアントが、リタイヤして東京に戻られた時の住まいとして、下町のマンションをリノベーションしたお住まいです。
クライアントが、東南アジアで購入された透かし彫りや小物たちを、活かせるような間取りの工夫に加え、アジアの素材としてのチーク、漆喰などの自然素材をつかっています。

「アジアンテイストリリフォーム」の工事の様子などはこちらからご覧になれます。
blog>アジアンテイストリフォーム

05
27
 worksを久しぶりに更新しています。

随分とご案内が滞っていましたが、worksを久しぶりに更新しています。

案内が遅れていましたが、少し前に、マンションのDENや納戸のスペースなどをリノベーションして、お弟子さんに茶道を教えたり、茶事を楽しむための茶室を造った事例「リノベで造る茶室」の竣工写真をアップしています。

今回、ハワイがお好きなクライアントの住宅「鰭ケ崎の家」の竣工写真をアップしました。

茶室という日本の繊細な文化を、職人さんの丁寧な仕事でまとめあげた空間と、ハワイという明るく開放的にイメージに、タフさとラフ感のある素材の提案した、とても対比的に作品の違いを楽しみながらご覧になってください。

05
7
 2020年 Best of House デザイン賞

うっかりしていたというわけでもないのですが、ご報告です。

一昨年に続いて、今年も「Best of House デザイン賞」をいただいていました。
賞をいただいていたのは、デッキ部門で、一昨年と同じく、都内の狭小住宅に作ったプライベートなデッキバルコニーで、「ろじのさき」という住宅のものです。

「ろじのさき」は、建築面積が、8.2坪程度しかとれない敷地条件の中、プライバシーを守りながら、リビングダイニングとバルコニーの水平方向のつながりや、吹抜による垂直方向への広がりをつくり、住宅密集地でありながらも、敷地周辺の状況を考えることで、陽射しや風通しを確保した住まいです。

つい先日、この「ろじのさき」は、Houzzのデンマークのサイトでも特集記事に取り上げてもらっています。
「リラックスとインスピレーションを与えてくれるテラス」というような事例で、「ろじのさき」は、日本の禅のイメージを与えてくれる空間として選ばれたようです。
そのデンマークのサイトはこちら。
Billedskønt: 15 terrasser får os til at drømme om sol og sommer

「ろじのさき」の竣工写真はこちらからご覧になれます。
works>ろじのさき

「ろじのさき」の最近様子や工事の時の様子は、こちらからご覧になれます。
blog>ろじのさき

04
9
 新型コロナ COVID-19への対応

緊急事態宣言を受けて、ギルド・デザインとしても、可能な限り在宅勤務の体制で業務を進めることとしています。

現在、工事の進む現場においては、クライアントのご意向のもと、建設会社との連携で、現場打合せ、設計監理をすすめておりますので、必要な事務所作業のため、出社していることも多いですが、在宅勤務のために不在となる時間が多くなっています。

ご迷惑をおかけすることもあるかと思いますが、ご理解の上、メールまたは担当者の携帯への直接の連絡にて、対応をお願いいたします。

05
23
 雑誌掲載のお知らせ

ご報告が遅くなっていましたが、3月号の「建築知識」という、どちらかというと建築家向けの専門誌に近い雑誌ですが、リノベーションの特集「リノベーション大百科」に、ギルド・デザインが設計監理した住宅が、4つ掲載されました。

ギルド・デザインでは、最近、リノベーションの依頼が、とても多くなっています。
建築知識でも、そういう傾向を受けての特集だと思います。

今回取り上げていただいているのは、

「インナーバルコニーのある国道沿いの二世帯住宅」
築年数は比較的新しく20年程度ですが、2世帯住宅に変更するとともに、インナーバルコニーを作って、国道からの騒音を切りながら、陽射しとともにケヤキ並木を楽しもうという住宅です。

「中庭を造る減築リフォーム」
市街地に建つ鉄骨造2階建、45年ほどの築年数で55坪ほどの床面積のある大きな住まいのリノベーションです。
ご両親の建てた住まいの間取りは日の当たらない北側の台所、昔ながらの和室の続き間などを、6畳ほどのスペースを解体して、中庭に造り変えて、陽射しや風通しを手に入れたスケルトンリフォームの計画です。

「茶の間のある家」
都心部の利便性の高い土地で、築年数四十数年というかなり古い木造住宅を親から引き受けたものの、耐震的な心配と暑くて寒い生活を改善しようというリノベーションです
延床面積が19坪ほどの小さな2階建です。既存の壁を取り払い、トップライトと吹き抜けからの明かりを作り、全体がワンルームのような高気密高断熱化した省エネ住宅です。

「アジアンテイストリフォーム」
現在、東南アジアでお仕事をされているクライアントが、東京に帰ってこられた時にどのような生活をしたいかをお考えになり、ご提案を気に入ってもらったマンションリフォームの計画です。
既存マンションは、ありきたりな2LDKスタイルで、クライアントは、キッチンを中心に来客を招いたり、ゆったりできる広々としたワンルームのような生活を望まれていました。

 

 

05
11
 建築家31会週末相談会

ギルド・デザインも参加ししている建築家31会では、毎週末に無料相談会を行っています。

メンバー全員の持ち回りで、それぞれの事務所でお待ちするスタイルのため、毎回、場所が変わってしまうのですが、ご相談ごとをお持ちのかたにとって、お近くであったり、ご都合の良い場所を選んでおいでいただくことも可能です。

東京、神奈川、埼玉それぞれ、できるだけバラバラの場所での開催となるように、散らして予定しているのですが、なかなかそうもいきません。

本日は、ギルド・デザインの担当日です。
渋谷区の事務所でお待ちしています。
渋谷区といっても、最寄りはJR新宿駅南口や、小田急の南新宿駅だったりします。

お待ちしています。

05
6
 「建築家とつくる住宅展」に参加します

ギルド・デザインが参加している建築家31会が、恒例イベントである展示会を開催します。

第31回となる展示会です。
5月17日(金)〜19日(日)の3日間、横浜の赤レンガ倉庫1号館の2階で、住宅模型や写真パネルの展示、トークショー、住宅相談を行います。

建築家との家づくりの楽しさ、素晴らしさを感じていただけるイベントです。

ギルド・デザインからは、3つの住宅模型を展示します。

・ろじのさき
住宅密集地の13坪の狭小敷地でも、広さと明るさを感じる住宅。

・季節を見おろす家
季節の移り変わりを楽しむ傾斜地に建つ住宅

・中庭を造る減築リフォーム
中庭を造って、陽射しと通風を呼び込みプライバシーを守る減築リフォーム

31会のメンバーからも多数の住宅模型が展示されます。
下のリンクから、展示予定の住宅を確認いただけます。

 

03
11
 狭小住宅での玄関アプローチ

今年になって「ろじのさき」の御紹介がつづいていますが、「ろじのさき」の玄関アプローチについても、少し前の「homify」で紹介されていました。
特集は、「狭小住宅のアプローチ5選ー小さい面積でも魅力的なアプローチは可能です!」ということで、まさに、敷地面積13坪ちょっとの「ろじのさき」にはぴったりなテーマでした。

狭小敷地といっても、いろんな敷地形状があって、その敷地なりに、建築家はその条件の中で、その敷地条件を逆手にとって、最良の計画を考えようとします。
「ろじのさき」の敷地は、間口4mほど奥行き9.3m程度の長方形です。
南にはすでに3階建住宅が敷地ギリギリまで建っていて、東側の道路も2mほどしかない敷地環境です。

そこで、「ろじのさき」の計画では、奥行きの9.3mをできるだけ長く見せて、住まいの長さ、広がりを感じてもらえるようにプランニングできないかと考えた計画になっています。
内部の間取りで、敷地の長さが見て通せるようなリビングダイニングキッチン+バルコニーの作り方をすることを基本として、この玄関へのアプローチも道路から、格子の木戸を門扉にして、奥にある玄関までの通路を作っています。

右に見えるサイディングの壁が南に建つ3階建のおとなりで、左に白い玄関ドア、正面の格子の木戸の先が、道路です。

 

「ろじのさき」の竣工写真はこちらからご覧になれます。
works>ろじのさき

「ろじのさき」の最近様子や工事時の様子はこちらからどうぞ。
blog>ろじのさき

 

02
8
 「20歳まで猫が元気に長生きできる住まい」

我が家では、ゴールデンレトリバーという大型犬を飼っています。
家族の中で、ペットがとても大切な存在として、共に生活をしています。
現在は、子供の数よりも、犬猫の飼育頭数の方が多くなったというペットブームの時代です。

数年前から、猫の数が犬よりも多くなりました。
家族単位としては、まだ犬を飼う家の方が猫より多いそうですが、猫の方が多頭飼いの数が多いのだそうです。

そんなことから、犬猫の本や雑誌、テレビ番組まで、とても増えていますが、建築の専門誌にも特集が多くなっています。
建築専門のコーナーに並ぶ書籍が、一般の方の目に触れることは少ないと思いますが、「建築知識」という月刊誌で猫との住まいを特集した号が、すぐに完売されるほどでした。

その「建築知識」の特集を増補して書籍化されたのが、
「20歳まで猫が元気に長生きできる住まい」です。
磯村、松本が担当した住宅「猫と暮らす小さな家」が、建築知識の特集の時より写真なども大きく見やすくなって掲載されいます。

昔と違って、飼い猫は、ほとんど外に出ることがありません。ストレスもたまりやすいのだと思います。
猫ハシゴや猫階段、ハイサイドライトなど、猫たちが、遊んだり運動したりする場所作りだけでなく、住まい全体の環境も、猫にとって大切な要素だということで、室内温熱環境+省エネ性を大切に考えた「猫と暮らす小さな家」をピックアップしてくださったと思います。

建築専門誌の特集をまとめたものですが、一般の猫好きの方にもわかりやすく、猫を飼う上で気をつけるべきことに加えて、猫が楽しめそうな住まいの工夫が満載です。
猫と暮らす住まいをお考えの方にとって、とても役立ちそうな1冊です。

この「猫と暮らす小さな家」は、建築面積9坪ほどの小さな家で、高気密高断熱で省エネを目指した住まいです。
地下に蓄熱暖房機を設置して、冬期はその暖気を、階段の吹抜や床に開けた穴などから建物全体に充満させるように計画しています。
さらに、2階まで登った暖気を地階に戻す循環ファンにより、効率的な冷暖房が可能なようにした住まいです。

「猫と暮らす小さな家」の竣工写真は、こちらからご覧にいただけます。
works>猫と暮らす小さな家

工事途中の様子や竣工後の様子などはこちらから
blog>猫と暮らす小さな家

01
23
 「ろじのさき」階段室

前回、ロフトの使い方についての特集で、建築、インテリアの情報サイト「homify」で、数年前にお引き渡しした都市型狭小住宅「ろじのさき」が、ピックアップされていることをお伝えしました。

「ろじのさき」のロフトは、収納としてだけではなく、空間的な上昇感を感じられるように、3階書斎(のちの子供の勉強コーナー)の天井がのぼっていってロフトとなり、さらに、子供部屋とも繋がるような連続性のあるロフト空間となっています。

今回は、「ろじのさき」の玄関・階段室が、おなじく「homify」の特集「階段室を美しく見せるドラマチックな演出方法 Best5!」でも、ピックアップされているので、その部分の御紹介です。

「ろじのさき」は、住宅密集地に建つ建築面積8坪ちょっとの狭小住宅です。
南には、3階建て住宅が手を伸ばせば届きそうなところに建っています。

その玄関は、敷地の真ん中あたりにあって、南に3階建てがぴったりと建っているような1階のその場所は、陽射しが最も入りにくく、毎日、照明をつけていないといけないような場所になりがちでした。
外から帰ってくると、玄関に照明をつけるのは、マンションでは、まあ、あたりませのことかもしれませんが、せっかくの戸建て住宅ですから、少しでも明かりが差し込むような玄関にしたいと考えて計画しました。

スキップフロアーを計画することで、2階にあるその段差の隙間や、階段室の段板の隙間などから、3階までの吹き抜けのある2階に落ちた太陽光が、1階玄関まで届いてきます。

2階の手前リビングと奥のダイニングキッチンとは、40センチほどのスキップフロアーです。
その段差の隙間部分の下が玄関になっていて、ここから陽射しが落ちていきます。
スキップフロアーといっても、段差が大きいと、小さな住宅では空間の連続性が切れてしまうと思っています。
40〜50センチくらいであれば、空間が切れてしまうという感覚はなく、とても落ち着いた繋がり方だと思います。いかがでしょうか。

さらに、ダイニングと同じ高さのバルコニーとは、リビングからは、ちょうど座りやすい椅子の高さになっています。
リビングとバルコニーもそういう関係で連続性を作っています。

「ろじのさき」の竣工写真はこちらから
works>ろじのさき

「ろじのさき」の現場の様子やその後の様子は、こちらから
bleg>ろじのさき

website「houzz」や「homify」からもご覧になれます。