07
30
 仕上げ工事が順調に進んでいます

冬には、現場に来ると、毎回のようにみえていた富士が、ここのところほとんど見かけられません。近くなのに、夏には雲がよくでるみたいですね。
暑いなか、現場では仕上げ工事が順調で、家具、建具工事がすすみ、外構工事も始まりました。
アプローチは建物の2階からになります。

玄関ポーチ床も仕上がってきました。
玄関ドアがまだ付いていないので、玄関正面のライムスーンの壁がそのままみえています。


薪ストーブの煙突も付きました。

工事段取りの都合で遅れていたアイランドカウンターも、キッチンに据えられました。

和室も障子、襖、畳を残すだけです。クリーニング後の最後の取付けになります。

1階のファミリールームには壁面の本棚が付き始めました。
照明器具も順次取付が進んでいます。

階段は建物中心で、暗くなりがちな1階へのほんのりと自然光を落とすハイサイドライトが付いています。
高窓横の 照明器具、換気扇の取付けのために足場が残っています。

ダイニング外のバルコニーも、デッキ材の取付け工事が始まっています。
来週には引渡です。
 
 

07
26
 照明器具の到着

かれこれ1年ほど前、お施主様が実際にアトリエを訪問して購入なさっていた照明が、弊社事務所に到着いたしました。
やっぱり既製品とは全く違います。
設置される日が本当待ち遠しいです。

07
22
 屋根には断熱材が貼られました。

上棟以後、順調に現場は進んでいます。
現場が動き始めたことで、大工さんはじめ、各業者さんからも現場を進めるにあたっての質疑が出てきました。図面だけでは伝えきれない部分や、性能に対しての現場の考えと設計者の考えとの擦り合わせなど、どうしても現場での打合が必要になります。

外壁の構造用合板が貼られ、屋根の構造用の合板の上には、すでに断熱材が貼られています。この断熱材の上には、夏の太陽熱から室内をまもるために、熱気や湿気を逃がすための通気層が作られます。通気層の上にはもう一度、野地板が貼られ、防水、屋根の仕上げへと続きます。


屋根の断熱材と通気層を作るための通気胴縁の様子です。断熱材の下から出ている白いシートは、湿気は通すが水は通さないというシートです。
室内で上昇した湿気は通すが、万が一雨漏りしてもこのシートが二重の防水の安全を担っているということですね。
この外断熱の屋根はLDKの屋根で使います。リビングダイニングキッチンでは、屋根を支える垂木と野地板を見せる、いわゆる屋根裏をみせちゃうデザインを採用しているからです。
向かいの寝室棟の側は内断熱のため、まだブルーシートで覆われています。

07
16
 水栓探しとタイル選びでショールーム廻り

先週になりますが、探していた水栓金物を確認するために、施主と待ち合わせしてショールームへ。
ショールームといっても、大手さんのような広々とした場所ではなくて、事務所のコーナーを使って展示しているようなところでしたが、スタッフの方は皆さん熱心で、とても気持のいい印象、これかなってのを決めてきました。
FONTE TRADING さんという愛媛県にある水廻り建材を扱ってる会社さんで、先日、たまたま営業に来てくださって、デザインがすっきりしているのに、コストも抑えられてて、一度見てみたいということで東京のオフィス兼ショールームを訪ねてみました。
水栓探しでしたが、FONTE TRADINGさんでは、ただいまモザイクタイルがアウトレット中ということで、半額セール。実はこの日はもう一つの目的がタイル探し。それはそれはということで、サンプルをおくっていただくことに。

タイル探しでは代々木の名古屋モザイクさんへ。
サンプルはよく送ってもらっていますが、同じ代々木なのに、名古屋モザイクさんを訪ねるのはとても久しぶり。
こんなにモザイクタイルがそろってたっけと驚く程の種類と展示があって、かえって迷う程です。圧倒されながらも、いろいろ確認できたことで、方向性はだいたいまとまり、FONTE TRADINGさんからのサンプルを確認できたら、決定できそうです。
 

07
13
 上棟しました

 

工務店の倒産により、大変遅れていた現場ですが、先週の土曜日、新たな工務店とともに、ようやく上棟を迎えることができました。

午後5時より、施主、現場責任者、設計者の3者による四方清めのあと、薄暗くなるまで、現場の責任者、大工さん、各設備業者さんに、施主にご用意いただいたごちそうをいただきながら、くつろいだ時間を過ごしていただきました。


上棟式は、建物の構造体を完成する工事まできたことへの感謝と、これからの工事の安全を祈願しての儀式ですが、これから工事を進める職方さんに建主さんを知ってもらい、この工事への意義を感じてもらうためにも大切な行事です。
顔も知らない施主の住まいを造るより、どんな建主なのかを知ってもらった方が、作る側にも意欲が湧くというものです。
式自体は、短い時間かもしれませんが、 ちょっとしたこの交流会は、意外と大切な時間なのだと思います。
直会の間に、実際の位置から周辺を見てもらいながらのガラスの種類の確認をしていただきました。
また、トップライトの位置確認では、 化粧梁の上にまでのっていただき、ありがとうございました。

 
 

07
10
 仕上げに向けて工事が進んでいます。そろそろ、カーテン選びです。


足場はまだ外れていませんが、外壁ではシートがとれて、建物のシルエットが確認できるように良なりました。
甲府は39度という暑い日でしたが、天気がよかったおかげで、外壁の色もすっきりと確認でました。

駐車場床には仕上げ表面となる床の防水工事が完了です。
室内では、大工さんによる造作工事がほぼ完了して、下地処理が終わった天井や壁には、クロスが貼られ始めています。


壁と床は目透かしで取合っています。今回はこれまでと違った金物を使って納めていたので、クロス屋さんは苦労したようなのですが、いつもよりすっきりと納めてもらっています。気を使ったことと思います。感謝です。

8月の初めには引渡予定です。
建主とは、そろそろ窓廻りのカーテン、ブラインド選びです。

 
 

07
10
 やっとのことで。

2階リビングの大きな開口。
先週運びきれずにお持ち帰りとなったFIXが無事に設置されています。

そして窓の枠廻りも準備完了。着実にウレタン吹付け準備が進行中。

地下には床用に断熱スタイロ50ミリが届いていました。施工に備え、電気屋さんが照明をたくさんつけてくれました。

 
 
 

07
9
 和歌山の現場



和歌山で古民家の改修と新築住宅を計画させていただき、月1回程のペースで現場に「監修」の為に伺っています。
築100年程の住宅は傷みは少ないものの,耐震的補強と新しい設備を整えるため、軸組を残して内外共にほぼ全面改修しています。
工事はだいぶ進んで竣工までは後2ヶ月程となりました。
迫力の在る木造の大黒柱や大梁を活かしながら、新しい住まいに生まれ変わろうとしています。

07
5
 外壁がやっと吹付け完了、内部ではクロス屋さんが下地処理


先週、ようやく外壁の吹付けが完了しました。
実は、先々週に梅雨の合間を見て、一度吹付けしていたのですが、間が悪いことに突然午後から雨が降り始め、無惨にもせっかく吹付けたジョリパットが流されてしまいました。

いったんムラになって流された外壁は、場合によっては、削り落としなどの処理が必要なので、現場としては、この時期の塗装のタイミングをはかるのは大変だったようです。
外壁工事は順次進んでいて、玄関ポーチのナラ板張りの壁も張り込まれています。

玄関外壁

ナラ板羽目


 
内部で、いったん大工さんが引き上げて、クロス下地のための処理が進められています。

07
4
 フローリングと猫ちゃん

猫と一緒にくらしていらっしゃる皆様
フローリングはどうなっていますでしょうか。
フローリングのコーティングサンプルを数社からとって比較しています。
猫ちゃんが滑りにくそうで、かつ傷がつきにくく、お手入れも簡単、そして希望は、ピカピカガビガビでない仕上がり…。
写真はお水をたらして放置中。

 

07
3
 7月にはいりました。

現場に到着すると、通気胴縁と水切りが透湿防水シートの上に施工されていました。
そして玄関ドアも設置済み。

なかなか入ってこなかったリビングのサッシ。
防火戸として認定がとれている住宅用サッシのサイズ制限が厳しい。
都内において、木造用サッシをつかった住宅は、もはや大きな開口はあきらめなければいけないのだろうか。
ともあれ、製作に時間がかかってしまったが、無事片引戸のサッシがリビングに到着。
したのですが…。FIX部分が重すぎて搬入設置できずに仕切り直しということでお持ち帰りに…。

片引き部分のみ設置されていました。
電気屋さんの作業も順調。
天井の下地となる野縁が施工され、その梁下端から野縁のあいだを配線がとおります。

カウンターアローファンも2階床まで立ち上がりました。

大工さんは窓枠を製作中。
猫とくらす小さな家の窓は、下枠のみの3方枠なしです。
しっかりシナランバーを使って仕上げにひびかないように棟梁が現場でひとずつ造っています。

2階の天井の様子

 
そして地階から吹抜けまでをみあげると…このような感じです。