06
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 基礎配筋

セルフ地鎮祭のあと、着工が遅れていましたが、「アトリエのある小さな家」の現場がようやく動き出しました。

この現場は、設計監理がない契約になっているのですが、 そこはそれ、せっかくお手伝いさせていただき、家づくりに関わらせていただけたのですから、節目には確認に伺おうと思っています。

そこで、先日、基礎配筋の確認に行ってきました。

土間仕上がりとなるアトリエ部分のコンクリート下には、図面通り断熱材も入っていました。ブルーの材が捨てコンクリート下に入れられた断熱材で、捨てコンクリート部分の切れ間から覗いています。

今回の基礎設計は、基礎梁部分にD16という太めの鉄筋が何本も使われ、木造2階建ての住宅としては、かなり余裕がありそうな構造になっています。
耐力壁が載る部分の基礎梁も十分そうな配筋が計画されています。

しかし、現場での確認中、構造設計図と違った配筋を発見しました。設計図と違うということは、現場で何かの変更をしたか、間違えているかということで、監理がないとはいえ、設計側への確認がないのは気になるところです。

我々が見つけた時点で、構造設計者に対応を確認したところ、間違っていることは問題だが、耐力は十分にあるので、手直しは必要ないという返答で、一安心でしたが、現場から構造設計へも、確認の連絡はなかったということ。
この前日には、瑕疵保険の検査員が、基礎配筋の検査にきているのに、図面と違っていて問題にならなかったことが腑に落ちません。
瑕疵保険の検査員に、一般よりしっかりした配筋計画とはいえ、構造設計全体の把握はできるわけがないので、なぜ、図面と違っているということが、問題にされなかったのか、瑕疵保険の検査って、意外といい加減にされているのでしょうか。困りますね。設計者の検査が、まだまだ大切ですね。

 

 

06
23
 落下防止ネット

階段や吹抜け回りには、安全のために手摺をつけますが、手摺のデザインもいろいろあります。低い壁にしたり、その壁の厚みを利用してCD収納の手摺にしてみたり、木製の格子で見え隠れさせたり、すっきりとスチールのフレームだけだったりします。
それらは、その住宅のデザインのなかで、クライアントとの打合せやデザインコンセプトを考えた上で、ベストとなるスタイルを提案しています。

5年ほど前に竣工した「ろじのさき」では、スチールのフレームだけの手摺とすることで、スタイリッシュなデザイン、抜け感や立体的な広がり感を、都市的な狭小住宅への対応として、提案しています。
この手摺は、若いご夫婦だけの時は良かったのですが、昨年、お子さんが誕生したことで、とても危ないデザインになりました。
その対応として、お子さんが小さい間は、手摺やストリップ階段の抜け部分、吹抜けなどに、落下防止ネットを取り付けましょうということにしていました。

先日、ネット取り付け中にお邪魔してきました。
DIYで取り付けることもできますが、「ろじのさき」では、工務店さんにお任せしました。さすがにぴったり、しかも取り外し後もきれいなように考えてくれています。

これで隙間は安全ですが、まだまだ、やっと立ち上がれるようになった理久翔くんには、階段の入り口にもフェンスが必要です。

 

06
21
 解体の手始め

2階建て木造住宅のスケルトンリフォームの現場が始まります。

都内、とりわけ都心部には、建築法規上の制限から建て替えのできない建物があります。
クライアントは、耐震的にも建て替えることを願っていたのですが、それがかなわず、スケルトンリフォームして、耐震補強と気密断熱化することで、地震につよく、暖かく省エネルギーの家に変えていきます。

この日は、工事契約の日でしたが、クライアントご希望の解体着工の日でもあり、工務店さんによる解体の手付け(?)が行なわれました。
和室の柱にすこしだけ鋸目を入れるということで、解体着工を確認しました。

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 写真撮影

「父娘で暮らす大屋根の家」の庭の緑がひろがってきた頃合いを見計らって、竣工写真の撮影にお邪魔してきました。

お引越しの前に、一度撮影させていただいたのですが、外構工事の遅れから、お引越の時までに、植栽工事が間に合わなかったため、その時に撮影できなかった外部やデッキテラス周りの撮影です。

生活も落ち着かれてきたと思いますが、とてもスッキリと生活されていて、設計時に生活の仕方や収納方法など、何度も打合せをし、介護とお仕事をこなすクライアントにとって、無理や負担のない設計プランにまとめていった成果が出ているように思われます。
クライアントからは、とても快適な生活の様子や、お友達から羨ましいなどと言われているというお話もありました。

竣工写真は、順次アップしていきますので、お楽しみにしていただければ、幸いです。

「父娘で暮らす大屋根の家」の現場の様子はこちらからご覧になれます。

 

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 踊り場板の補修

ちょっと前のことですが、「父娘で暮らす大屋根の家」の階段踊り場の板がふたつに割れるということが起こりました。
踊り場の板は、無垢の木を集成した幅広の材です。

僕が独立する前に勤めていた事務所での仕事で、1度同じことがありましたが、ほぼ25年ほど前のことになるので、四半世紀に一度あるかないかというほど、珍しいことということでしょうか。

材木屋さん、大工さんとの相談で、無垢材の一部を削り取って、 新しい材を埋めるという方法で、補修することとなりました。

ルーターを使って、きれいに直線上に削り取るために、ルーターのガイド(定木)を造るところからはじまり、ルーターで削られた粉や木片が飛び散って、お住いを汚さないようにと、しっかりとビニール養生で包まれた中での作業となりました。

下の写真が、ルーターの定木となります。
削り取ってしまう板の上から、この定木をビス留めして固定しています。

ルーターで直線上に削り取った後は、鑿で底を平らに削って、新しい板の接着面を作っていきます。
ルーターでは、壁際まで彫り込めないので、キワは慎重に手作業でした。

新しい板をはめ込むと見事に納まりました。
後は塗装すれば、まわりとの色違いも落ち着いてきます。

ビニール養生の中は暑く、ルーターからの粉、木片が飛び散って、粉まみれになりながら、最後ぴったりと納めてくださいました。さすがでした。

「父娘で暮らす大屋根の家」の現場の様子は、こちらから。

06
10
 解体工事

「敷地七坪の家」の解体工事が進んでいます。

3週間ほど前の、役所によるアスベスト有無確認の立会検査の後、足場掛け、近隣養生などを済ませて、内部から解体が始まっています。
お隣3方の建物とは、ほとんど隙間がないように建てられていて、よく工事ができたものだと思うほどです。
隙間がないと解体工事時も大変です。外壁の壊し方によっては、お隣を傷つけてしまいます。
解体に重機は使えず手壊しで、搬出も人手で急な階段を使って運んでいます。

室内側の壁が取られ、外壁の下地が現れてきました。
3階の途中までがブロック積みで、3階途中から波鋼板を使っています。なぜ使い分けているのかが不思議です。

塔屋では、屋根がはずれて青空が気持良いのですが、お隣との離れ具合にあらためてびっくりしてきました。
ほとんどくっついています。
解体工事はかなり慎重に進めないといけないようです。

 

あらためて、周囲の見え具合を確認してきました。
東と南は、ほぼ隣の外壁しか見えません。西側は、隣が2階建てなので、3階途中あたりから少し期待できそうです。

 

06
4
 「父娘で暮らす大屋根の家」が取り上げられました。

昨年9月のまだ暑い頃にお引渡しした「父娘で暮らす大屋根の家」を、リビングデザインセンターOZONEのスタッフさんのブログ<OZONE DIARY>で取り上げていただきました。

この住いは、OZONE家designのプロデュースで始まった計画です。
お引越が落ち着き、新しい生活に慣れてきた頃のアフターリサーチで、訪ねてくださったようです。
我々設計者もそうですが、プロデュース側でも、こうやって訪ねていただけることは、クライアントにとって、とても安心できることなのだと思います。

訪ねてくださった様子をぜひ、「OZONE DIARY 」よりご覧下さい。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「父娘で暮らす大屋根の家」は、高齢のお父様の介護を考えながらも、少しは介護から離れた時間も欲しいという微妙な関係を、考えた高気密高断熱の住宅です。

1階は、お父様が生活しやすいように計画されたフロアで、普段のお二人の生活のベースとなる場所です。
クライアントである娘さんは、プライベートな時間を持つために、寝室を2階としながらも、吹抜けを通して、お父様の気配が感じられるようにと考えた間取りです。

吹抜は、そんな意味合いを持ちながら、この家の個性として、気持のよいおおらかさと美しさを演出してくれるように 考えています。
大きな屋根が、父娘のスペースと吹抜を、包込んでいる住宅です。

竣工写真は近々アップ予定です。少しお待ちください。
工事途中の現場の様子などは、こちらからご覧になれます。 
http://www.guild-design.com/category/仕事/musume_to_chichi-no-ie/ 

 

 

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