まだ仮の現場名のつもりですが、始まってから随分と時間が経ってしまった「敷地7坪の家」の基本設計がまとまり、クライアントから了解をいただきました。
敷地は、3方が隣地で囲まれ、間口は3mと少し、奥行きは7.5mほどの7坪で、防火地域のため耐火構造で計画します。
両国の敷地間口3.6mの計画でもそうでしたが、防火地域などで、建ぺい率が100%認められる狭小敷地では、工事用の外足場を立てるスペースも、もったいないので、外壁が敷地ギリギリになるように、足場は立てず、室内側から施工できる外壁材を検討しています。
大抵の工事では、建物の外側には足場があって、外から工事できるようになっていますでしょ。中からだけっていうのは、とても大変な事なんです。
窓も室内側から工事できるもの、いざという時のメンテナンスの検討、などなど、クライアントと相談しながらの計画です。
赤い壁が左隣の複合ビルの外壁、右は木造3階建てのお店(面しているのは2階部分)。
模型を作ってみると、ギリギリがよくわかって、設計もドキドキです。
今後の報告をお楽しみに。
これまでの様子は、こちらから
「敷地7坪の家」
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6 基本設計完了
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